
黒金が参加しているとある自動車業界の勉強会の「試乗・工場見学会イベント」で17日(日)~18日(月)に掛けて、メーカーの広報車を借用して富山迄行ってきました。
17日は荒天で北陸地区は風が強く、クルマでの移動は少し大変でしたが、18日は晴れはしなかったものの、雨には降られず無事にスケジュールをこなせました。
16名の参加者が5台のクルマに分乗して、一路富山を目指しました。
試乗したクルマは
・ホンダ アコード
・ホンダ オデッセイ 2.4 アブソルート
・トヨタ プリウス
・トヨタ アルファードハイブリッド
・スズキ イグニス
の計5台です。

アルファードは 最上級グレード「HYBRID Executive Lounge」のフルOPだったので豪華なセカンドシートに居座っていたので運転していません。航空機のビジネスクラス並みに快適でした。 路面の衝撃は殆ど伝わってこないし快適感ハンパないっすww

新型プリウスは人気ですが、ハンドルを握りたいと思いませんでした。
試乗車は本革シートでしたが、内装はポップではあるものの、質感の高さを感じませんでしたし、同乗した限りにおいても楽しそうなクルマに思えませんでした。

スズキ イグニスは話題のクルマだけあって、高速道路のみで運転しましたが1.2Lにしてはとてもパワフルで運転しやすかったです。着座姿勢や乗り心地についても良好でした。
ただ、側面、、後方の窓が小さいこと、後席のクッションが固かったのはマイナスでした。
あと、ナビはApple「CarPlay」に対応しているのが売りでしたが、ルート案内はお馬鹿さんでしたww

今回、一番多くハンドルを握ったのはホンダ アコードでしたが、昨年試乗した時の個体と異なり非常に乗り易い印象を受けました。パワーユニットの滑らかさといい、乗り心地といいとても良好でした。また、強風で北陸自動車道の一部区間が閉鎖されたのですが、インターナビの性能によって快適なドライブが出来ました。
北陸には土地勘があったこと、同乗メンバーが不慣れ(半年ぶりとか1年振りとか)だったため、首都高や富山での走行は黒金にお鉢が廻ってきた感じですww
オデッセイ 2.4 アブソルートは翌日にメーカーへ返却するのを任されていたので少し乗ってみました。
走りはかなりスポーティで結構、力強い加速をしますし走りはとてもスポーティでドライバーズカーとしてはかなりのものです。
しかし、ファミリーカーとして見ると乗り心地がチョッと不快です。特にセカンドシートの乗り心地については、アルファードと比較してしまうと天と地の開きを感じます。フワフワしている割に路面のショックをガツンと拾ってしまうので、車内で寝るのは厳しいです。

今回、唯一の絶景ww 上信越道・東部湯の丸SA 下りより。

2日目の昼食は富山名物 「ますのすしミュージアム」でしたww

翌日の工場見学では先ず三晶技研を見学させていただきました。
本社社屋を見ると中国企業に見えてしまいますが、立派な東証一部上場企業です(笑)
金型と自動車向けコネクタ製造で年商250億円。海外には中国、韓国、ベトナムへ進出しています。
工場はクリーンで清潔でした。会長以下トップが社内を案内してくださいました。

光岡自動車を見学しました。残念ながら名物「Orochi」の姿は見掛けずorz

光岡Viewtは日産マーチベースで現在、3代目・月産30~40台ペース。
新車、ユーズドカーベースの個体が存在します。
ユーズドカーベースだと即納車があるものの、新車はほぼ受注生産車だそうです。
新車のフルOP車が約300万、ユーズドカーベースは200万前後から。
7割強のユーザーが内蔵のカスタマイズを注文するとのこと。
10年前にも一度見学していますが、品質は大きく向上していました。
先代マーチをベースとした2代目の需要が未だにあるとのことで、現在も中古車ベースで製作しているとのこと。確かにリアのボディラインは2代目の方がスタイリッシュです。
ボディカラーは約250色から選択可能との事です。塗装工場については、正直あまりレベルは高くないと思いました。投資されている板金工場の設備の方がもっと高度なものを持っています。

光岡Himikoはマツダ・NCロードスターベース。このほど完売したとのこと。
フロントをストレッチしていますが、元のストラットタワーが存置されていましたww
ラジエターはかなり寝かせてセットされていましたね。
同社は現在、霊柩車の架装も行っており、レクサスLS,トヨタ・カローラフィールダー等の霊柩車を毎月2~3台製作しているとのことです。製造現場を見せていただきましたが、ストレッチ化は車体のみならず、ワイヤーハーネス、排気管、ドライブシャフト等も含まれるため大掛かりな内容でした。
毎年、この季節に全国の自動車関連の工場を見学させていただいていますが、
今回の光岡自動車は評判がよかったです。
同社は10番目に認可された自動車メーカーでもあるのですが、現在の業容を見る限り「コーチビルダー」と見た方が正しいと思います。
…それと自動車業界の勉強会にも関わらず、普段ハンドルを握る方が少ないのには閉口です。
正直、同乗していて怖かったですorz 特に金融関連の方はダメダメちゃんでしたョ。
先ず有り得ないですが、この方達にはWRXのハンドルは絶対に握らせたくないですww
今回の試乗・工場見学会最大の収穫はBS・ブリザックVRXのオンロード性能の高さを確認できたことでしょうか?(笑) 黙っていればスタッドレスを履いているのに気付かない位よく走ります。特にウェット路面の挙動はとても良かったですww
アコード、オデッセイ、イグニスが同スタッドレスを履いていましたww