純正フロアマットのパイピング風加工

パイピング付きのフロアマットが欲しくなり、純正品を加工しました。
素材探しの条件は次の通りです。
①シートのステッチや内装のシルバーに合わせるため、色目は白とシルバーの中間あたりのもの。
②マットに合わせても違和感の少ない形状のもの。
③汚れが染み込み過ぎないもの(布などの生地は避ける)
④やって見て違和感がある可能性を考えて、小銭程度で試せるもの。
⑤マットのカーブに沿わせた時に、曲げても形状がつぶれにくいもの。

結果、ナイロンロープを使いました。

ナイロンロープはマットと縁取りの間に沿わせることにしました。
太すぎるといかにもロープに見え、細すぎるとマットの毛で隠れてしまいます。

太さ3mmで長さ10mのものを買いましたが、前後席4枚に使っても3m以上余りました。
ナイロンロープは切った端面がほつれてくるので、半田ごてを当てて固めました。ライターであぶっても良いと思います。

白い糸とカーペット用の曲がった針を使って縫い付けました。

フロアマットのロック糸に固定していきました。
あまり細かく縫い付けるのが面倒なので、20mmほどの間隔で固定しました。

さらにキレイい仕上げるには、糸を通すところを10mmほど離してとると、糸がななめになりロープの網目に食い込んで見えなくなります。
（途中で気が付いたので後席用マットはこちらの方法で縫いました）

車に取り付けた写真です。
作った本人はロープだと分かってますが、違和感は少ない印象です。

シートの白ステッチや内装のシルバーと合わせても浮いた感じはありません。

後席側は、マットがすべて見える位置にあるので、全周とも縫いました。
センター部分のマットまでパイピングするとしつこくなるので、両足元のマットのみ加工しています。

材料費は糸とナイロンロープで400円以内でした。
小銭で純正品を加工したワンポイントメイクでした。

（’14/10/12 後席の写真を追加して一部記事を改定しました）