2016年04月03日
フロアジャッキ新調 Nos 2トンアルミジャッキ購入
しばらく前から使用しているフロアジャッキが使いにくいと感じていたので、ジャッキを新調することにしました。
実は、今年の1月に新しいフロアジャッキを購入したのですが、安さにつられて小型のものを買ってしまい、自分の用途に合わず2回使ったきり使わなくなったジャッキがありました。
今回は失敗しないように、自分の用途に合うものを選び、Nos 2トンアルミジャッキを購入しました。Nosの名がついていますが、製造元はアメリカのアルカン社らしいです。購入価格は、楽天市場で送料込み26,000円でした。

フロアジャッキを選ぶ上で1番こだわったのは、最大リフト量です。車体が上がらないとフロア下の作業がしにくいので、リジットラックがなるべく高い位置で掛けられるものを選びました。
リフト量が多くても、本体がでかくて重いと邪魔になるので、大きすぎずにリフト量が多いフロアジャッキとなると、Nosのこのジャッキがベストでした。2トンクラスのサイズで、約50cmも上がれば十分すぎるほどです。同クラスのスチール製に比べるとボディが少し大きいですが、軽いアルミボディなので移動は楽です。

フロアジャッキを買うと、使う前にやることがあります。それは、オイル漏れ止め剤を入れることです。ずいぶん昔に、知り合いの整備士の方から、これをやると長持ちすると教えてもらったので、買ったジャッキにはやるようにしています。
これが正しい事なのか分かりませんが、古いジャッキは10年以上使い続けてもシリンダーからオイルが滲むこともないので、長持ち祈願の儀式としてやっています。

取説にシリンダーオイル量が載っていたので、大体の添加量を計算し、入れる漏れ止め剤の分だけオイルを抜いてから、漏れ止め剤を入れました。大体、5mlぐらい漏れ止め剤を入れました。

儀式が済んだので、これから使っていきます。まずは使う前に、今年の1月に買った1.5トンアルミジャッキと比べました。
この1.5トンのアルミジャッキは、アストロプロダクツの正月セールで特売品となっていました。よく使用する車両が軽いので、1.5トンで十分だろうと簡単に考えたのが間違いでした。

リフトさせると、リフト量の差は歴然です。Nosの2トンは約50cm、アストロの1.5トンは約38cmぐらいです。12cmほどの差ですが、これがフロア下にもぐっての作業だと作業性が全然違います。自分の体格がいいせいもありますが、この1.5トンジャッキで車体を上げて、フロア下の作業をしようとすると、身動きが取れません。挟まっている感覚です。
おまけに、この1.5トンジャッキは足が3点支持なので、4点足ジャッキに比べると安定性がありません。ジャッキアップポイントがよくないと、リフトするときにぐらついて怖いです。
ちょっと車体を上げてタイヤ交換に使うぐらいなら、この1.5トンジャッキでも十分ですが、人が車体下にもぐり、あれこれと作業するにはリフト量が足りません。1.5トンジャッキを買ったことで、リフト量が重要だと学びました。

手元にあるフロアジャッキを並べてみました。右が10年以上使用しているエマーソン製2.5トンフロアジャッキ、中央が新たに購入したNos2トンジャッキ、左がアストロの1.5トンジャッキです。3台並べると、1.5トンジャッキは子供に見えます。
エマーソンのジャッキは、2.5トンながらスチール製なのでアルミ2トンと比べるとコンパクトです。比べると小柄に見えても、重量は30kgとヘビーです。2トンは21kg、1.5トンは11kgと、右から順に約10kgづつ軽くなっています。
エマーソンのものは、四駆にも対応できるよう、最大リフト量は49cm程と高めです。昔はデリカの整備をすることもあり、この四駆対応ジャッキを買いました。このジャッキを長い事使っていたこともあり、リフト量が高いのは当たり前で、ジャッキごとにリフト量が違うと考えず、1.5トンを買って失敗しました。

10年以上使っているものの、エマーソンのジャッキに不具合はなく、まだまだ使えそうですが、現在の作業環境には合わないので、買い換えとなりました。
使い勝手の悪い所として、最低高が15cm位と高めなのが使いにくい点の1つです。Nos2トンジャッキは最低高9cmと、セブンのフロントを上げるのにちょうどぐらいの高さです。
Nosの2トンジャッキは、最低高は低く、リフト量は高い、多少大柄なものの軽くて移動しやすくて、ダブルピストンで楽に車体を上げられます。自分の作業環境に最適なフロアジャッキです。海外製品なので、故障した時に部品の調達ができるかの心配はありますが、とても気に入った一品です。
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メンテナンス | クルマ
Posted at
2017/06/19 19:24:22
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