alfa147 セレスピード修理DIY セレユニット Oリング交換

前回からの続き。　セレユニットのOリングを交換します。

バックプレートを止めているのは
トルクスT-20 ６ヶ所です。

オイルが滲む程度なので交換しても
効果が出るかは疑問がありますが…。

因みにセレユニットの固定は
黄←HEX5mm ２ヶ所と
赤↓HEX6mm です。

ユニットの外し方はこちらhttp://minkara.carview.co.jp/userid/2510569/car/2051889/4406810/note.aspx

まずはセクターシャフトが刺さっていたところの
Oリングを外しておきます。

↓桃↑バックプレートにOリングが掛かっています。

プレートを取り付けるときに挟まないように。

バックプレートを外すときに下を残し
黄〇上から開けるとポテンションメーターに
繋がっている赤↓の可動部が羽から
外れる瞬間が多分見えます。

画像下
しかしOリング付近から漏れだした形跡は僅かです。
プレートの底にもオイルが貯まっていることも
ありません。

シリンダーを調べます。
回転させてしまうと組み付けられなくなる
可能性があるので切り欠きの向きに
注意しながら慎重に上下させました。

けっこう固いですが、
途中で引っ掛かる事もありません。

上下させるたびOリングからオイルが飛び出して来ます。

試しに穴を指で塞ぎシリンダーを上下させると
吸入と排出が切り替わり
途中で漏れてくるような事もありませんでした。

ピックアップツールでOリングを外し
元道理に組み付けられるかシミュレート。

針金を引き抜くときに
緑〇Oリングを引っ掛けない方向を模索。

真上に引き抜けば問題なし。

簡単です。

慣れれば車両搭載状態でもOリング交換出来るかも？

怪しいOリングと交換しました。

外径8mm　線径1.9㎜　にしましたが、
純正品と外径はほぼ一緒。

厚みは僅かに厚くなりました。

外径9mm は一時的にはめる事は出来ても
蓋を閉める前に外れてしまいます。

21/64 inchが8.334mm、11/32 inchが8.73mm
11/64 inchが4.366㎜
内径11/64 inch又は外径21/64 inch、
線径2mm のOリングがあれば丁度良いかも…。

結局どこからオイルが漏れたかはよく分からなかったですが、ポテンショメーターがオイルまみれなのは
恐らくケースの上の方に開いている(シリンダーの上辺り)
穴からでしょう。

因みにポテンショメーターの中身は可変抵抗だそうです。(それにしては高すぎ、半値の七掛けでもぼろ儲けじゃないでしょうか？)
ならば抵抗値以外にもチェック方法があります。

シャフトを回転させながらテスターを当て
抵抗値を読み取れば良い筈。
なめらかに動けばOK。回転途中で
∞になるポイントがあれば接触不良です。

ただ片手でテスターを当てる事が難しいので
メーターを外して裏からシャフトを回して
計測するには無理があります。

そこで画像上のようにメーターをフリーにして
回転させてみましたがプローブが外れてしまいました。

画像下
メーターを固定し直しバックプレートを外し裏から回してみると上手く行きました。
同様に他のポテンショメーターも計測します。

使用するのはアナログテスターが良いそうですが
私は安物デジタルテスターしか持っていません…。

分かりにくいので動画をUPしました。