CVタイプのキャブレターを搭載したDトラのスロットルレスポンスに不満があったため、旧モンキーなどで定評のあるMIKUNIのVM26を投入(SP武川製)
<倒木乗り越えで、フロントアップできずに派手にコケたのが動機ですが・・。>
購入時の状態は、メインジェット:#190、パイロットジェット:#22.5
どう考えても、濃い(リッチ)な方向なので、ここから実走を交えてセッティングを薄い(リーン)な方向に変えていきました。
用意したメインジェットは、#185、180、175、170、165
パイロットジェットは#20.0、17.5、15.0、12.5
何度も峠を実走(平地から標高700mぐらいの間を走行し標高が上がればリッチな方向に変化するので、リッチな状態が全回転域×全てのスロットル開度で消えるところまで、1番手づつそれぞれ変更していく)し、結局、落ちついたところは、メインジェット:#170、パイロットジェット:#15.0でした。
最適値を推理しながら実走を交えて試行錯誤しセッティングを出して行くのは、なかなか面白かったですね。(DAXを88ccにしてワクワク&悶々しながら走っていた若い頃を思いだした!)
<いつもの峠も中速トルクが太くなりキビキビ登るようになりました。>
今は車もバイクも、ほとんど全てFI(フューエルインジェクション)になっているので、キャブセッティングもロストテクノロジーになっていくのでしょうね。
(キャブ自体知らない若者も多い。)
そういえば、先日のMAZDAファンフェスタFSWで走っていた、レトロなレーシングカーも、当時のセッティングの記録(おそらく当時の人の記憶・・)がないので、実走できるようにセッティング出すのに苦労したようなことを言ってました。
もっとも、ガソリン車も無くなって行くので、FIさえ死語になっていくのかな~。
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Posted at
2023/10/14 19:24:27