エアコンアクチエータ モード&ミツクス交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エアコンから時々カタカタと音が出るようになって1年、音の出る頻度が増えてきたので冬になる前に交換しました。
恐らく対作品のため型番末尾が010ではなく011になっています。
2
アクチュエータにアクセスるるため先ずはグローブボックスを外します。
ここまではエアコンフィルター交換と同じなので割愛します。
3
ブロアファンなどを隠しているカバーがあるのでこちらを外します。
下側からクリップ3個で止まっているだけなのでクリップを抜けば外れます。
私はクリップが1個紛失して2個で固定していました。(紛失したことも忘れていました)
4
側面のインパネを外します。
2カ所の爪が刺さっているだけなので引っ張れば外れます。
5
次にグローブボックス上のインパネを外します。
こちらも爪で引っかかっているだけなので端の辺りを手前に引っ張れば外れます。
6
グローブボックス周囲のインパネを固定しているネジが見えるのでこれを外します。
手順4、5で外したインパネに隠れているネジです。
7
続いて下側のネジ2カ所も外します。
私は後付けでフットランプとドアカーテシランプを追加しているので余計なものが写っていますが本来は無いものです。
8
ネジを全部外したら上部が爪で固定されているので手前に引っ張れば外れます。
9
ケーブルがつながっているのでこちらを外していきます。
上の写真はグローブボックスの照明用のケーブルなので赤丸のコネクタ部分外します。
下の写真は追加したフットランプのものなので純正では存在しません。
ここもコネクタがあるので外します。
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最後にナビからつながっているUSBケーブルがグローブボックス内に引き込まれているのでこれを引き抜けばケーブル関係は全部外れます。
11
これで目的のアクチュエータが見えますがDラー施工のナビ配線がアクチュエータの前に固定されていたのでこちらのインシュロックを切断してナビケーブルもどけます。
これでアクチュエータへのアクセスが可能になります。
12
下側のアクセスにつながっている緑色のコネクタを抜きます。
ここから奥に隠れて見えないアクチュエータ固定ネジ2本を外します。
新品のアクチュエータを見ながら固定位置を確認しさらに鏡で場所を確認してからアクセスしました。
ちなみにこの鏡を使っても奥上側のネジは見なかったため新品のアクチュエータの形状を見ながらネジの場所を探りました。
ネジはそこそこキツク締まっていますが指先で持ったドライバーで回せないほど硬くはなかったです。
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奥の見えないネジが外れたら今度は手間のネジ2本を外します。
ネジはどこから外しても問題ないと思いますが見えないネジを最後に外すと同時にアクチュエータが外れるとネジを落として紛失、、、という可能性もあるので確実に外れるネジを最後にした方が安全だと思います。
ネジ4本が外れるとアクチュエータが手間に引き出せるのでここで見えなかった上側のコネクタを外します。
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作業に当たって保険としてフロアカーペットの隙間にネジが落ちないようにカーペットの隙間にタオルを掛けておきました。
また、使ったドライバーは2種類です。
奥側のネジ2本は周囲が狭く細いドライバーしか入らないので赤い柄のドライバーで作業しました。
つまりこの1本があれば手前のネジも外せるのですが手前は十分な作業スペースがあるのでビットとハンドルを組み合わせたものでしっかりと力をかけられるようにしました。
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新旧アクチュエータの比較です。
外した状態と新品は位置が違っているので手で回して向きを合わせようと思いましたが回らず、、、
内部の構造がウォームだったのを思い出し確かに外力で回すのは無理だと気付き止めました。
旧品を見ると溝にかなりのグリスが付いていたので組み立て前に新品の溝部分にグリスを塗っておきます。
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新しいアクチュエータを取り付ける際、上部のコネクタは後で挿せないので先に挿してこのケーブルでアクチュエータを中吊りにします。
ケーブルに負担はかけたくないですが大した重さも無いですしこのケーブルでアクチュエータを支えてくれるので作業がやり易くなります。
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アクチュエータの溝にはまる相手側の位置関係です。
上の赤丸3カ所が上のアクチュエータ、下の青丸が下のアクチュエータにはまります。
外したアクチュエータと新品アクチュエータは向きが違うのでどうやって位置を合わせようか悩みましたが私は車両側のピン(赤丸)を手で動かして位置を合わせました。
アクチュエータを合わせた際にきちんと入っていないとアクチュエータが浮くので指であっち、こっちと向きを変えてはアクチュエータを合わせてピタッとはまるところを見つけました。
どのピンがどの溝に入るかはアクチュエータを仮合わせて隙間から覗き込みながら確認しました。
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アクチュエータがきちんと入ったと判断したら手前のネジ2個を締めます。
ちなみに赤丸で囲んだ部分は位置決め用のピンと穴になっています。
アクチュエータ側が穴になっています。
ここが入っていないとそもそも位置が合っていない事になります。
この位置決めは奥側の下にもありますがここは目視できないので感覚に頼るしかありません。
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取り合えず2本のネジを固定したらエアコンを動作させてみます。
奥側2本が固定されていないので念ため手で軽く押さえて吹き出し口を切り換えてみます。
これできちんと送風の切り替えができていれば奥のネジ2本も固定します。
私はおそらくどこかピンと溝の位置がズレていた可能性があります。
アクチュエータに手を添えて切り替えを行ったら1度だけグッと押される感覚がありそのあとバコっという音が聞こえたのでこの際にズレていたピンと溝がはまった可能性があります。
一度押し戻される感覚があったもののその後はありませんでした。
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奥側2カ所のネジはネジを穴に入れるのも難しいので私はビニールテープでドライバーにネジ固定して締めました。
下の写真のようにネジの頭を少し包むようにテープを巻くとネジが落ちにくくて良いです。
ビニールテープは伸びるので少し引っ張りながら巻くとこうなります。
あとはネジが真っすぐに入るように注意したいですがこれも手探りなので感覚頼りになりますが穴にネジが入ったと思っても直ぐに締めず半回転~1回転緩み方向にネジを回すとどこかでコンッというわずかな手応えと同時にネジが少し奥に入ります。
この位置が元のタッピングビスで切られたねじ山にはまった証拠なのでここから締めていくとネジが斜めに入る事を防げますし元のネジ穴に入るのでそれほど力をかけず締め込んでいけます。
これは目視できる場所でもやってみると繰り返しの締め込みによるネジ穴の潰れ防止になります。
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時間が迫っていて写真無しですが4点のネジを締めたら何度か送風切り替えを行い正しく動作している事が確認できたらグローブボックスを復元して作業完了です。
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