
土曜日、長野県は上田市に行ってきた。
大河ドラマ真田丸の真田家ゆかりの地です。
例によって、海老名ICから圏央道-関越道-上信越道を辿って、上田菅平ICへ。
最初に向うのは、砥石・米山城です。
登城口はいくつか有るようなのですが、砥石城駐車場からがまっすぐ登る道を選びました。

本格的な山城らしいので、足元だけは登山靴で武装して登り始めました。
登り始めてすぐに有るのが模擬門。

往時こんなところに門があったとは思えませんが、山城気分を盛り上げてくれます。
急な山道を登って行くと、砥石城と米山城の分岐にぶつかります。
最初に向ったのは、「砥石城」。

さらに、登って 「本城」

多くの曲輪を持つ本格的な山城でした。 空堀もなかなか良いです。

天文19年(1550年)9月に甲斐の武田晴信(信玄)が、北信濃の村上義清を攻めて、この砥石城で大敗したという砥石崩れ(といしくずれ)で有名なお城なのだそうです。
とはいえ、大河ドラマ真田丸で登場したので、その方が記憶に新しい(^_^;)
第一次上田合戦では、信幸(お兄ちゃん)がこのお城に詰めていて、上田城から敗走する徳川勢に追い打ちをかけました。
第二次上田合戦では、信繁(幸村)が、信幸にこのお城を渡し、信幸がこのお城を守ることで、真田家直接対決を避けました。
さらに進むと「枡形城」

一番高いところにあるので、本丸として使用されていた時期もあるのだそうです。
来た道を戻って、「米山城」に登りました。

砥石城、本城、枡形城を合わせて砥石城で、米山城は砥石城の支城だと思っていたのですが、
最近は、砥石城、本城、枡形城に米山城を含めて、砥石城という扱いになっているようです。
(現地の案内板より)
いずれにしても、山の尾根を巧みに利用した要害になっており、真田昌幸(お父ちゃん)が、上田城ができた後にも、大切に守ってきたお城であったことが良く分かります。
登山靴を履いていて良かったと思う場所が何か所もあるような険しい道を登らなければならない山城でしたが、久々に本格山城を満喫できました。
上田駅の駐車場に車を止め、少し遅い昼食。
「上田からあげセンター」のから揚げ定食。

いくつ食べてもくどさを感じない美味しいから揚げです。
次に向かったのは、「上田城」

河岸段丘の上に造られた櫓が、駐車場に停めるとすぐ見えるのが良いです。
本丸に、鎮座しているのが「真田神社」

神社のHPによれば、「真田氏、仙石氏、松平氏という歴代の上田城主を御祭神としています。しかし、もともとは松平家の御先祖をお祀りする御宮であり、松平(しょうへい)神社と称していました。」
ということで、江戸時代に上田藩を治めていた松平氏を祭る神社として明治時代に造られ、大戦後(昭和)に、歴代城主である、真田氏、仙石氏が、合祀されたのだそうです。
ん? 今気が付いたけど、歴代城主で真田と言えば、昌幸(お父ちゃん)だけじゃん。
境内に、大きな信繁(幸村)の兜があるから、信繁も祭られているんだと思っていたのだが、、、、
上田城内を散策して、東虎口櫓門を出たところにある「真田丸ドラマ館」に向います。
「東虎口櫓門」

門の右側の石垣に積まれている大きな石が「真田石」
「真田丸ドラマ館」

中は撮影禁止なのですが、この鎧兜(信繁の衣装)だけは、撮影出来ました。
その後、「地蔵温泉十福の湯」で、温泉に入って一眠りし、帰途に着きました。
走行距離 約490km 燃費計 14.7km/L(先週からの通算)
先週から、燃費は向上したので、まあまあかな。
Posted at 2016/12/15 21:21:41 | |
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