
2017年8月5日に、秋田に行って岩牡蠣を食べ、山形県酒田市を観光してきた。
夏が旬の岩牡蠣は、生で頂くと大変おいしい。
全国各地に頂ける所はあるのですが、名産地といえば、秋田県の象潟と石川県の能登半島。
その2か所が2大名産地のようです。
牡蠣好きなので、名産地を訪問して現地で岩牡蠣を頂いてみたい。
ってことで、往復1100km超ではあるけど、車を走らせて行ってみることにしました。
長距離なので、例によって金曜日の夜に出発しました。
海老名ICから圏央道に乗り、関越道を北上します。
途中のPAで3時間ほど仮眠をとり、長岡ICで高速を一度降りて、IC近くで給油。
また、長岡ICから高速に乗り、北陸道、日本海東北道(日東道)を秋田に向います。
途中、国7をしばらく走り、また、日東道、国7と辿って行きます。
休憩しながら走ったのですが、国7が想定以上に流れが速くて、予定より到着が早くなったので、
最初に、「十六羅漢岩」を見物しました。

「吹浦海禅寺21代寛海和尚が日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って、1864年に造佛を発願し、地元の石工たちを指揮、5年の年月をかけて明治元年22体の磨崖仏を完工しました。」とのことです。

すこし磨滅しているようで、細かい造形がぼやけているとはいえ、想定以上の大きさと広がりを持つ岩礁に刻まれた仏様は圧巻でした。
そして今回の主目的地「象潟の道の駅『ねむの丘』」。

岩牡蠣は、その一角にある「にかほ市観光拠点センターにかほっと」内のお店で売られています。
何軒かその場で剥いてくれて食べさせてもらえるお店があるのですが、品数も種類も一番多かったお店を選びました。

産地や大きさにより値段が、250~800円/個と大きく違うので、お店の人に聞いてみたら、、、、
「象潟のが一番おいしい。他で取れた物と食べ比べたらよく分かりますよ。」ってことなので、金浦産と象潟産を食べ比べてみました。
金浦産は、ちょっとあっさりしているけど、美味しい岩牡蠣です。
こんなに安くていいのかしらと思えるほど美味しかった。
象潟産は、濃厚でマイルドで雑味が無く、今まで食べたどの岩牡蠣より美味かった。
同じくらいの大きさで、金浦産より倍ほどお高いのですが、納得できる美味しさでした。
次に向ったのは、「出羽国一之宮 鳥海山大物忌神社(吹浦口ノ宮)」

神体山は鳥海山です。

拝殿の中央は、何もない空間でその延長上には、鳥海山が控えておりました。
お次は、「新田目城」

出羽国司の留守職の居館との伝承があるらしいので、平安時代に作られた館城だと思われます。

主郭とされる場所は、現在「(本楯)大物忌神社」や「酒田市北部農民センター」になっていますが、
旧・本楯小学校時代に遺構がほとんど壊されてしまったらしく、現存しているのは、土塁や水堀の一部だけです。
とはいえ、残された水掘りや土塁を見ると、立派な館城であったことが伺えました。
お次は、「城輪柵(出羽国府)」

出羽国府は、最初 秋田城に置かれたのですが、9世紀初めにここに移されました。
以後、平安時代の終わりまで約400年間にわたって出羽国の国府であったと言われています。

築地塀や門が復元されていて、平安時代の雰囲気を満喫できました。
最後は、「山居倉庫(さんきょそうこ)」

「米どころ庄内のシンボル、山居倉庫は明治26年旧藩主酒井家によって建てられた米保管倉庫です。 米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝え、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなりました。」
という場所で、現在も農業倉庫として使用されているのだそうです。

JR東日本「大人の休日倶楽部」のロケ地として、吉永小百合さんも訪れている場所です。
敷地内の「庄内米歴史資料館」も見物してきました。
早めの夕食は、「さかた海鮮市場」の2階にある「とびしま」さんで、海鮮丼を頂きました。
帰りも長丁場なので日暮前に酒田を出て、来た道を辿って帰って来ましたが、
途中で休憩したり仮眠をとったり夜食を食べたりしていたので、帰り着いたのはすっかり朝でした。
全行程 約1130Km (燃費計 15.1km/L:長岡で給油した後の数字なので参考)
Posted at 2017/09/06 21:15:44 | |
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