降水量〇〇mmってよく聞くけど👂どれくらいってよくわからないので調べてみました☺️
降水量1mmの雨は、降った雨が地面から1mmの深さまでたまる事を表しています。
例えば、1m2の地面に降水量1mmの雨が1時間かけて降ったとします。その水の量を計算してみると1m×1m×1mm=100cm×100cm×0.1cm=1000cm3=1Lとなります。
1時間の降水量が1mmの雨の水の量は、1m2の範囲で1Lになる訳なんです。大人が傘を開いた時の面積が1m2ぐらいですから、1時間傘をさしていると1Lの雨があたる事になるんです。
量としては少量ですが、体感的には霧雨のように感じられ、幼児にはレインコートを着せたり、ベビーカーにはレインカバーを被せたりし始める雨量です。
「やや強い雨」=1時間に10mm以上20mm未満
1時間の雨量が10mm以上20mm未満の場合は「やや強い雨」という表現を使います。ザーザー降りで、地面一面に水たまりができ、跳ね返りで足元が濡れる程の雨です。屋内では、雨音で話し声が聞き取りにくくなります。
この程度の雨でも長く降り続く場合は、川の増水や低い土地の浸水など大雨災害に注意が必要です。
「強い雨」=1時間に20mm以上30mm未満
1時間の雨量が20mm以上30mm未満の場合は「強い雨」と表現します。どしゃ降りで、傘をさしていても濡れてしまうぐらいの雨です。車を運転している際は、ワイパーを速くしても前が見づらく感じます。道路が冠水したり、小さな川や側溝・水路から水があふれたりする可能性があります。また、小規模ながけ崩れのおそれもあります。
「激しい雨」=1時間に30mm以上50mm未満
1時間の雨量が30mm以上50mm未満の場合は「激しい雨」という表現を使います。バケツをひっくり返したようなイメージで、道路は川のようになってしまいます。車を運転している際は、高速走行時に路面と車輪の間に水膜が生じブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が発生するおそれがあります。
このぐらいの雨量になると、がけ崩れなどの土砂災害が起こりやすくなります。お住まいの場所が、土砂災害の危険地域に当てはまっている場合は、避難の準備を始めましょう。危険地域かどうかは、国土地理院のサイトや自治体のハザードマップで確認することができますので、事前に確認しておくと良いと思います。
「非常に激しい雨」=1時間に50mm以上80mm未満
1時間の雨量が50mm以上80mm未満の場合は「非常に激しい雨」という表現で危険を伝えます。滝のようにゴーゴーと音を立てて雨が降り、傘はまったく役に立ちません。屋外は、水しぶきで一面が白っぽくなり視界が悪くなります。車の運転は危険です。
都市部では、排水機能が追いつかなくなり、マンホールから水があふれ出す事もあります。また、地下街や地下室に雨水が流れ込む事も。
「猛烈な雨」=1時間に80mm以上
1時間の雨量が80mm以上の場合は「猛烈な雨」と表現します。恐怖を感じる程の降り方で、息苦しくなるような圧迫感があります。雨による大規模な災害の発生するおそれがありますから、厳重な警戒が必要です。
屋外にいる場合は2階以上の頑丈な建物へ避難し、身の安全を確保しましょう。
これらを表にまとめるとこんな感じになるようです☺️
いろいろな情報が得られる世の中ですが、情報を正しく理解して対応する事が大切だと思います。
いいことできたシエンタ^_^
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2023/08/15 17:41:50