岩手で猛烈な雨 線状降水帯も 土砂災害など危険性急激に高まる
2023年8月12日 8時43分
上空の寒気と暖かく湿った空気の影響で岩手県では局地的に猛烈な雨が降ったとみられ、線状降水帯も発生しました。
気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
三陸沖に低気圧があって岩手県には暖かく湿った空気が流れ込んでいるほか、東北地方の上空には寒気が流れ込んでいるため岩手県周辺では大気の状態が非常に不安定になって朝から雨雲が急速に発達しています。
大槌町付近ではレーダーによる解析で午前7時10分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
気象庁は午前7時50分岩手県内陸で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
大槌町では午前8時までの6時間雨量が149.5ミリに達しているほか午前8時までの1時間には遠野市附馬牛で53ミリの非常に激しい雨が降りました。
これまでの雨で岩手県には土砂災害の危険度が急激に高まり土砂災害警戒情報が出されている地域があります。
気象庁は岩手県内陸を中心に命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2023/08/12 11:31:47