日本人初の宇宙飛行 秋山豊寛さん死去 元TBS記者 84歳
2026年9月1日 15:14
(2026年9月1日 19:00更新)
訃報
日本人として初めて宇宙飛行を行った元TBS記者の秋山豊寛さんが先月、亡くなったことがわかりました。84歳でした。
秋山さんは、TBSのワシントン支局長などを務め、1990年、当時のソビエトの宇宙船「ソユーズ」に搭乗し、宇宙ステーション「ミール」に滞在して、日本人として初めて宇宙飛行を行いました。
その後、TBSを退社して福島県で農業を営み、2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、現在の京都芸術大学、当時の京都造形芸術大学の教授を務めました。
大学を退任後は三重県で農業を営み、5年前、NHKの取材に応じた際には、「宇宙から見る地球は本当にきれいだった。星空や宇宙の闇などの自然からメッセージを感じ、地球に戻ったあとどう生きていくべきかを考えさせられた」などと、宇宙飛行を振り返っていました。
親族によりますと、秋山さんは先月26日、亡くなったということです。
84歳でした。
山崎直子さん「日本人も宇宙にいく時代が開かれ心躍った」
2010年にアメリカのスペースシャトルで宇宙飛行を行った山崎直子さんは、「秋山氏が宇宙に行かれた時は私はまだ学生でしたが、日本人も宇宙にいく時代が開かれたことに心躍り、日本語で届けてくれる宇宙の様子にとても親近感を覚えました。生前の秋山氏の真摯(しんし)なお人柄をしのび、心から哀悼の意を表したいと思います」などとコメントしています。
福島県に一時移住の秋山さん 古くからの知人「兄みたいな存在」
秋山さんはTBSを退社後、福島県滝根町、今の田村市に一時移り住み、農業を営んでいました。
古くからの知人で、田村市にある「星の村天文台」の大野裕明名誉台長は、「兄みたいな存在だった」と述べ、秋山さんをしのびました。
自宅に招かれて食事をした際、宇宙から見た月や天の川の様子を熱く語っていた様子が特に印象に残っているということで、大野さんは「いつも気遣ってくれて、すごくありがたかったです。福島県をずっと見守ってほしい」などと話していました。
Posted at 2026/09/01 20:55:00 | |
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