賑わいをつないだ『いちい街なか店』が閉店 駅前再開発 2026年秋ごろのオープンへ<福島県福島市>
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2/28(月) 19:00
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福島テレビ
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福島県福島市・JR福島駅前の旧中合ビルで運営してきた『いちい街なか店』が2月28日で閉店した。
2020年8月に、駅前の再開発に伴い中合福島店が146年の歴史に幕を下ろした。駅前の空洞化が懸念される中、2020年12月にスーパーの『いちい』などが入った『街なか交流館』が期間限定でオープンし、福島駅前のにぎわい維持に貢献してきた。
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中合福島店が閉店した2020年8月31日。それから3ヵ月半…『いちい街なか店』がオープンした。当時、買い物客からはこんな言葉が…
買い物客:「街に来た時に、こういう店がないと寂しいじゃない。だから今日いっぱい買いますよ」
買い物客:「近くにスーパーできれば便利だね」
この日から1年3ヵ月…最後の日も多くの人が買い物に訪れた。
開店以来、様々な物産展を15回開催し、訪れた買い物客はのべ28万人。
いちい担当者:「今まで来たお客様に対して、寂しい気持ちはあります。福島の駅前に賑わいを出すためということで、やはりそのためにはシャッター街にはしておけないので、その辺では貢献できたと思います」
また、併設するファストフード店も閉店となり、ビル2階にある『街なか交流館』は、エスタビルの地下1階に移転する。
賑わいを生んできたと言える『いちい街なか店』が無くなる今、懸念されるのが、「中心市街地の空洞化」だ。
このあと、福島駅前にどう活気を生んでいくのか?再開発ビルの開業までの4年間が本当の勝負なのかもしれない。
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<福島駅前の再開発エリア>
計画されているのは、JR福島駅東口の駅前通りで、旧中合や化粧品店、郵便局などが含まれていて敷地面積は約1万3000平方メートル。
建物の解体工事は、福島県が約50億円の予算を投じ2022年6月を目途に着手する予定。
その後、旧中合などがあった場所には商業施設やホテル、大ホールなどが入った複合棟。その東側には約500台が停められる駐車場。
さらに、その南側には約100戸が入居できるマンションの建設が予定されている。2026年秋ごろのグランドオープンを目指している。
Posted at 2022/03/01 12:36:51 | |
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