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2021年11月27日

HHO発生装置(読み飛ばしてください)

HHO発生装置(読み飛ばしてください)  基本、実験の記録になりますので、興味ない方は読み飛ばして下さい。

 HHO発生装置がディーゼルでナニになるのか?という部分は簡単です。
「スス」を減らすという部分に効くワケです。

 そして、水素を利用するのですが、投入場所によりけりですが水素浸潤の影響がほとんどない事も理由の1つです。
※水素浸潤すると、脆弱化(もろくなる)します。ターボの後ろ辺りで投入できるのが一番ですが、水素そのものが通るワケではない(大半は通常の空気です)ので寿命までにそこまで影響はないと思われます。

 浸潤は水素は分子状態でも非常に細かいため、金属組成(液化させた金属でも結合時に同じ原子同士は結合し易く、例えばステンレスの中でも鉄やニッケル等が細かいレベルでは微妙な単体物が結晶化しており、全体で見れば混合物ですが顕微鏡レベルでは細かい微粒子?粉末の結合?のように存在しており、この異なる金属間には顕微鏡でも見えないレベルの隙間がある)の異金属の間を抜ける時に金属結合をすこ~しづつ溶かし(水素が一度くっついて、短期間で戻る?)ていく事で、もろくなります。
※外見がまったく変化しないので水素タンク等は利用如何に関わらず、利用開始からの期限が決まっている。

 この水素が圧縮時に発火しないのか?(ノッキング的に早く着火しないのか?)ですが、水素・酸素単体で圧縮すると危ないとは思いますが、ボンベから直接30%以上投入とか、実験室レベルのような事をしなければほぼ大丈夫。
 エンジン筒内には混合ガスの状態で投入されます。その後、圧縮されつつ熱量が上ってきた所でちょ、と燃料が投下される。
 このちょっと加圧してちょっと燃料を投下をすると、もやもや発火を開始します。発火した時に炎の伝播する時間というモノがあります。この時、空気中の酸素を利用しながら伝播していく事になりますが、初期着火時に綺麗に発火するとその後の発熱量に対して燃料供給量が空気中の酸素供給は一定なので、雰囲気温度(発火で生じた熱はエンジン壁等に吸熱されるのでそのプラスマイナスの合計温度)がそれなりに高い程、熱伝播が早くなる=化学変化の割合が大きく進むため、結合途中の煤状態になるより、水と二酸化炭素になれるという事になります。
 燃焼速度が遅い、又は熱量が低いと周辺酸素量が減ります(熱で激しく動くと燃料粒度が小さくなり、表面積が大きくなり、化学変化を起こしやすくなるのに加えて、熱そのものが化学変化を促進させるので、表面積辺りで考えると周辺酸素量は増える事になるが、熱量が少ないと逆に粒度が大きくなり、表面積が下がり、熱量も低くなるので、周辺酸素量が減る事になる。雰囲気中の酸素濃度そのものが変化するワケではないが、表面積が増える事で結合できる範囲が広がるためと考えられている。結合中は水分等が気化(約1000倍)、又は瞬間プラズマ化(約10,000倍以上)したモノで体積が増え、この影響により混合が促進されて化学変化が伝播していくと考えられるワケですが、実際に変化が発生しているのは混合気化/プラズマ化された部分ではなく、常にその外側で変化が発生しているのでこの部分に結合できるモノは順番なので、結合力が高い酸素がある部分は酸素と結合して二酸化炭素になり、周辺に酸素がない部分では仕方なく炭素同士がくっついて煤となる理屈だと思われます。故に温度が低いと煤が多くなり、燃料が多く内部圧力が低い加速時にも煤が発生し易いという状況かと)。
 どうしても筒という形状の特性で壁面は温度が低いため、煤が発生してしまう事は機構上仕方ないとして、中央部分で発生した煤は空気中に残ります。
 カーボン自体の状態変化を考えると、煤が発生した時はどうなるのか?といった部分はよくわかりませんが、少なくとも固体化したモノを変化させるためには液体ではなく、気体又はプラズマ化への状態変化、もしくは化学変化を起こしてやる必要性があり、煤に変化してしまうと次の組成変化には膨大なエネルギーが必要になる事が理解できます。そしてこの時、煤自体の変化に伴う熱エネルギーは変化しない(燃料等の常温において変化を起こしやすく熱エネルギーを放出するレベルではない)ため、折角発生させた熱エネルギーを食べないと変化できない物質になってしまう、という部分が重要なのかな?と。
 そこに水素があると、水素と結合してHCという、石油の炭化水素という連鎖の一部に変化出来る物に「戻り」ます。すると煤の場合は固体/昇華の関係なので状態変化を起こすには強いエネルギーが必要(炭を燃やす場合、最初は高火力が必要でマッチでは着火しづらい)ですが、液体変化であれば酸素がある状態ならある程度の熱があれば着火(ガソリンにマッチで火を近づけてやるともやっと着火するイメージ)出来るので、排気管の温度でも状態変化が起こせる事になります。つまり、若干ではありますが排出されても状態変化を起こせる要素が多くなり、発熱温度分布が後ろへ伸びる(完全燃焼が促進される)という事になり、爆発のような急激な変化は起こさないと思いますが、落ち葉等がもやっと燃えるゆっくりとした燃焼が期待でき、温度分布からするとコレが恐らくはターボチャージャー~DPF辺りまで続くと考えられます。するとこの部分における着煤率が減って、結果剥がれ落ちる煤も減って、EGR側へ廻ってくる煤も減ると・・・考えられるワケです。

 そんなワケで、投入量が微量なら当然効果も微量ですが、期待するのはアイドリングにおける煤の低減であって、通常燃焼時ではないのでそれなりに効果があるハズです。理論上は空気流入の5%程度あれば十分・・・みたいな感じらしい。

 なので、継続して電気分解を研究中★(^^)b
個人レベルなのでぜ~んぜん進みません。(ディーゼル乗ってる間に搭載出来るんやろか?)
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Posted at 2022/02/05 15:21:28

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