“ サイドシルガードの手曲げ補修 ”
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
[ サイドシルガードの補修 ]
サイドシルガードの凸部の両面テープが剥がれていたので、ベンディング角度を調整して車体にフィットさせます。
①ボルトナットを外し、釣り糸を使い両面テープを綺麗に剥がし、ボディより取り外します。
※ この製品は車体形状に近い曲げ加工が施されてはいますが、左右共に製品自体に微妙な歪みがありアンダー部分( ボルト留め )のチリが合っていません。
※安易にサイドシルガードの上部( 凸部 )を曲げてみましたが、見た目が悪く車体との隙間を全体的に狭める方法を模索します。
2
ボディー側サイドシル下部に6箇所穴が設置されており、サイドシルガードの取付穴とコノ穴にボルトを通しナットで締め付けてありましたが…
金属板を6・7ヶ所ベンディングしてボディ形状に近付けてありますが、サイドシルガード上部をボディーに合わせると、ここに被さる部分が2〜3mm隙間が出来ます。
3
ボルトナットで締め付けると車体より離れてしまうと言うことは、ココに被さる2箇所のどちらかの曲げが足らないと言う事になるのですが…
片面1350mmの曲げ角を、調整する事になります。
製品を固定させハンマーで叩くか、大型のベンダーで曲げるか…
さてどうやって曲げましょうか…😱💦💦
4
②大型のペンチ又は大型のモンキーレンチを使用し、手曲げで角度を調整します。
・使い古しのタオルを金属面に被せ、折り目部分にペンチの先を当て、手でしっかりと握り体重を少し掛けて少し曲げます。
・カバーを端から端まで曲げたら、車体にボルトナットで締め付け隙間加減を確認します。
※曲げてや車体に取り付けて、また曲げてや車体に取り付けてを何度も繰り返します。
※何度も何度も、ボルトナットで締め付けます😮💨
※一気に曲げると金属が破断する恐れがあるのと、曲げ過ぎると戻す事となりますので力加減に注意が必要です。
※均等に曲げ後は現物合わせとなり、微調整が必要となります。
⚠️大型のモンキーレンチで挟んで曲げる場合は、しっかり挟まないと布で滑り手前で曲がってしまうので注意が必要です。
⚠️気が遠くなる様な作業ですので、握力に自信のない方や根気のない方にはお勧め出来ません。
5
③ボディにサイドシルガードを合わせる時に傷が付くので、養生テープを二重に貼り防ぎます。
⚠️なかなか合わずゴムハンマーでドヅキタオシテやりましたが、良い子は決して真似をしないで下さい🤪
⚠️片面を補修するのに一日掛かり、手曲げ作業はお勧め出来ません😵💫
6
④大型ペンチを使用し手曲げを行った際に出来た、塗装剥がれ部分に補修塗装を施します。
・乾燥と人的疲労の為、一晩寝かせます。
⑤車体側とサイドシルガード側の、両面テープを貼り付ける部分の脱脂をします。
⑥車体の両面テープを貼る部分に養生テープを貼り、その他のサイドシルにコーティングします。
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⑦両面テープをサイドシルガードに貼り付け、ボルトナットで締め付けた後に剥がせる様に端を折り曲げます。
※凸部に両面テープを貼り付ける際に注意すべき点は、端に合わせ貼るのでは無く上と左右に2ミリ程度スペースを設けると見た目が良くなります。
⚠️一度目はスペースを設けたのに、二度目は忘れて貼って取り付けてしまいましたので、近くに寄ると両面テープが見えてしまいます😅
8
※追加購入した両面テープの保護テープが硬いタイプでしたので、一部を剥がし折り目を付けましたが少し戻ってしまいます。
剥がし易いのですが取り付けの際に中に入ってしまうので、マスキングテープで表面に貼り付けておきました。
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⑧サイドシルガードを付属のステンボルトナットで締め付ける際に、隙間を作る為に別で購入した同じM6のステンワッシャを車体との間に割り込ませます。
※緩み留めワッシャが付いていますが、緩みどめの液剤を使用すると安心です。
⑨両面テープの保護テープを、斜めに引き抜き取り付けを完了させます。
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※こんな隙間から入った水抜き効果を期待し、ワッシャを咬まし隙間を作りました。
※取り付け後に、洗車をして実証済みです。
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⑩実際にオフロードを走らせ、ボルトナットの緩みが無いか確かめます。
今回の部品取り付けの反省点は、作業工程のシュミレーションの甘さです。
最初に仮合わせでフィッティングを確認した際に、ボルトナットを締め付けなかった事が悔やまれますが、金属板金加工の難しさを痛感する良い経験になりました😝
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