
2月10日(日) 晴れ時々曇り。
朝は冷えたし、風もあるけど、日中の日差しは暖かく感じた。
裏庭の北隣のとの境界に植えてある5種類の梅のうち、真紅の「緋梅」が開花してる。
もう春がそこまで来てるのだ。既に立春も過ぎてる事だし。
このところ、我が家では珍しく、新たな製品!が次々と届いて、それの設置や設定、テストに時間を取られ、ブログも書けないでいる。
それらについては、順に紹介予定。
先日、認知症の母の部屋の畳を移動して、真新しい部分に母が座椅子で座っていたのだが、そこにいくつもの
重いモノが乗った跡がついていた。
なんの事はない、ずっと使ってる座椅子の底面が破れて、中の
金具がムキ出しになっていたのだ。
さて、どうしたものか。そうだ、畳を入れ替える時に、2階の物置状態の和室に、
真新しい座椅子がビニールを被って置いてあるのを見つけた。
さっそく、その座椅子と入れ替え。が、座面が厚く(ずっと使ってるのがそれだけヘタってた)、背もたれが高くて、頭を置くところもあるのだが、その角度が微妙。背もたれを一番起こすと、テレビを見るにはいいけど、頭部が前へ押されて、うたた寝には辛いか。
もう一段、寝かせると、今度は寝過ぎになってしまう。いずれも、角度の調節は、背もたれを一旦前へ倒して、フリー状態にしてから、後方へ倒して180度開いた状態から起こして来ると、カチカチと音がして、段階的に角度が固定出来る。レバー一つで後方へ倒れたり、起きてくれたらいいのだが。
まぁ、それでも、縁側からの日差しを受けて、新しい座椅子で母がうたた寝していた。
まるで
トドの昼寝だけど。手前がずっと使ってきた古い座椅子。
母は自分でトイレに行くが、便座にはいつも浅く座って、オシッコは便器の前へして、床やパンツ、ズボンなどを濡らしてしまう。
ウンチしてもウォシュレットはせずに、わずかな紙で拭いて、手に付けてしまう。
あるいは、オムツパンツを十分に下げずに、そのパンツの内側へ手を突っ込んで押し下げて、便座にかからないようにしようとする。ところが、最近はパンツの中にウンチをちびってる事も多く、手に付けてしまう可能性が高い。
いずれもトイレから出てても、一切、手は洗わないし。
そんなふうに、母のトイレは、その大小にかかわらず、ほってはおけず、
必ず私が駆け付けて「もっと後ろへ座れ」と指示したり、私が母のパンツを下げたり、ウンチしたらウォシュレットを操作しなければならない。
それで、母がトイレに入った事を検知する為、トイレのドアに安い
警報器を付けていた。
マグネットを利用したもので、離れるとONになるようになってる。
これは簡易的な防犯用のもので、結構、大きな音がする。が、小さなボタン電池を使用してるので、すぐに消耗して、音が小さくなる。
ドアを開けると鳴りっぱなしなので、母はウンチもオシッコも開けっ放しだから、ずっと鳴りっぱなしで、私が気付いて行けば、スイッチを切るけど、そうでなければ鳴ったままなので、余計に早く電池が無くなる。
私が入る時も、オシッコの時はドアを開けっ放しにしてるから(閉めようとするとスリッパがひっかかるので)、鳴りっぱなしになるから、予めスイッチを切ってからドアを開けるようにしてる。
ところが、用を終えても、スイッチを切ったまま忘れてしまい、今度、母がトイレに入っても気付かない事もしばしば。
第一、私が2階でいて、うたた寝でもしてしまえば、階下で鳴っていても気付かない事が多い。夏なら私の部屋の戸も開けっ放しだから、気付くだろうけど。
だから、無線で私の部屋に直接知らせてくれるようなドアチャイムがないものかと捜してみた。
すると、1500円くらいでいろいろある。でも、拡張性を考えて、しかも安いのとなると、
以下の
REVEX(リーベックス)のXシリーズが最高だ。
一番安くて、送料が無料で、日曜や祝日でも発送してくれるAmazonで購入し、今日、届いた。
ドア用の送受信機のセットと、別部屋用の受信機単体。
AmazonでのREVEXのXシリーズは
こちらから。
REVEXのメーカーサイトでのXシリーズの紹介は
こちら。
一番下で、解説書のダウンロードが出来る。
しかし、そのメーカーサイトよりも詳しく、この
商品の使用法などを解説してるのはリングというお店のサイトで、
こちら。
それぞれの商品をクリックして、そこの「使用方法」のタブの中をみると、もう製品の解説書よりもわかりやすい。
受信機はこれ。1260円だ。例によって、私の手はガサガサ。

単三電池3本での使用の他、別売のACアダプターも使える。
送信機からの信号を受信すると、中央が青く光り、チャイムやメロディーが流れる。
取り付けたドア用の送信機はこれ。960円。

これで、ドアを開けた時に1回、指定のチャイムやメロディが流れる。
RC2032のボタン電池2個で動作する。日に10回鳴らして、1年は持つらしい。
送受信機のセットが2305円なので、それぞれ単体で買ったほうがわずかながら安い。
送信機、受信機ともに256通りのチャンネル設定が出来るけど、それは隣の家でも同じものを使ってるとか、混信する場合の設定で、通常はメーカー出荷状態のままでいい。
その状態で(チャンネル設定はいじらずに)、複数の受信機、複数の送信機を組み合わせて使用出来て、鳴るチャイムやメロディーは、それぞれの送信機ごとに設定出来るのだ。
つまり、トイレのドアと、母の部屋の引き戸にそれぞれ別のドア用送信機を取り付け、別のメロディーに設定しおくと、室内のあちこちに置いた複数の受信機(スピーカー)が、それでれのメロディーで鳴って、どこの戸が開いたか、どの部屋にいてもわかるという仕組み。
見通し100mまで電波が届くので、木造家屋ならば、1階、2階を問わず、どこにあっても確実に鳴る。
送信機のセンサーは他に、人の動きを検知するユニットや、音を検知するユニット、ボタン式ユニットがあり、組み合わせる事が出来る。
これらは、商品の絵にもあるように、認知症や寝たきりの人の
介護にも役立つ製品だ。
今日の時点では、ドア用の送信機が1つと、受信機2つが届いたが、既にドア用の送信機と、受信機を1つずつ追加し、ACアダプターも発注してる。
ドア用の送信機の取り付けには、ちょっと工夫が必要になる。
ドアの開閉にセンサーがひっかかってしまったり、コードをひっかけてもよくないし。
また引き戸の場合は、横にスライドする方向にセンサーを付けると、開けても、閉めても鳴ってしまう。
センサー同士が向き合うようにして、そこから離れるように設置しないといけない。
チャイムやメロデイーは16種類が選択出来るが、この設定は蓋を開けて、内部にあるボタンで順に選択するので、チャンネル設定のように、ダイヤル式にして欲しかった。
30秒間鳴り続けるアラームが2種類もあり、それらを順に鳴らして、鳴り終えてから、次の音へと選択する方式なので、一つ前の音がよかったと思っても、16種類の音を一回りしてからでないと選択出来ない。
よって、その時の都合で簡単に音を変更する事が出来ない。
それでも、以前の警報器より断然快適?だ。
階下で「アレっ、鳴ってるのでは」と妙に神経を尖らせて、実際には鳴ってもいないのに、鳴ってるのではないかと、疑心暗鬼になる事もあって、それは新しいのを取り付けた後でも、まだ習慣のように続いてる。
新しいのは、確実に部屋で鳴って気付かせてくれるので、寝てても、確実に起こしてくれる。
が、敵もさるもので、トイレのドアのセンサーが機能して鳴って(メロディーにしてる)、すぐに降りて行っても、もう便座に座っていたりして、間に合わない。
なんと、スリッパを履き替えずに、
室内履きのスリッパのままトイレに入ってるのだ。どうりで早いのだ。これを2度続けてやられた。
そんな事もあり、母の部屋の和室の引き戸にもこのセンサーを取り付ける事にして、発注した。
母がトイレへ行くのに、2段階でチャイムを鳴らすつもり。
今日は他にも、前から考えていた、無線LAN(Wi-Fi)に接続するIPカメラも届いて、その設定にかかっていた。
5000円のカメラがあったから。
このIPカメラを母の部屋に設置するか、愛車のガレージのアナログ無線カメラと入れ替えるか、思案中。
これについては後日。
夕食の支度にかかる頃になると、母は部屋を出て、ウロウロとする。トイレのドアを何度も開けたり。
トイレに用もないのに、ただ開けて中を見るだけなのだ。その都度、駆け付けないと。
そのうち、本当にトイレに入ったので、私が母のパンツを下ろすと、またしても、
パンツの中に
大きめのウンチが。
もう、トイレットペーパーを厚くして、それで摘んで、便器の中に捨てた。
そして、パンツの中にもトイレットペーパーを敷いておいて、便座に座らせてから、ズボンやズボン下を脱がせ、オムツパンツを交換。
「ウンチをしておけ」とうるさく言って、やっとウンチした。ウォシュレットでお尻を洗わせる。
夕食は若鶏のプリプリステーキ。398円。甘辛い味のタレに浸けてある冷凍物。解凍してフライパンで焼く。この時、くっつかないホイルを敷いて焼く。
その前に、ナス2本を輪切りにして、フライパンで蓋をして蒸し焼く。ナスの量が少ないので、モヤシ1袋を一緒に焼いた。モヤシは私だけ。
ヒジキ豆は袋から出すだけ98円。
汁物はカツオだしの粉末に、カツオ風味のしょうゆベースのつゆを入れて、マイタケ1袋、エノキ1/2袋、豆腐1丁300g、ほうれん草3/4袋くらい。それがしんなりしたら溶いた卵1個でとじる。
母は甘辛い味付けの鶏肉は食べる。
私が先に野菜類を食べてる間に、母が鶏肉を食べてしまうのだ。
母に先に盛って、食べさせておいて、私が後から野菜を食べて、追い付こうとするので、
いつも
慌てて食べる。
私の鶏肉はフライパンの中に入れたままで、後から私のご飯をよそい、鶏肉を暖め直して皿に乗せたら、すぐにフライパンの中のホイルを取り去り、キッチンペーパーで拭いてから、水に浸けて、洗剤も入れておく。
食事の支度も、食事中も、いつも慌ただしく、さらに、母は汁物の具をなかなか食べないから、「食べろ」と怒鳴りながらで、食事なんて、ただ口に押し込むだけで、何も楽しい事なんかない。
私が食べ終えたら、すぐに洗い物にかかる。母はまだ汁物の具を食べておらず、私が「食べろ」と繰り返しながら、洗う事になる。
やっと母が食べ終えたら、薬とサプリを飲ませる。
それも、なかなか飲み込もうとしないのだ。これにも一苦労する。
私は洗い物の続きして、その間、手持ちぶさたの母は「足が痛い」「トイレへ行きたい」と騒ぎだすから、洗い物も慌ててする。
それが済んだら、母の血圧を測定し、台所(食卓)のエアコンを切って、「そのまま座っておけよ」と言いながら、母の部屋へ行って、そこのエアコンをつけ、布団を敷く。
戻って、母を立ち上がらせ、洗面所へ連れて行って、歯磨きさせる。これも一苦労。ゆすぐ時に飲み込む事が多いし。
その後、トイレへ入らせ、パジャマに着替えさせて、鼻をかませて、手にジェルを塗らせて、布団に入れる。
ここまで、夕食の支度にかかる7時頃~11時頃まで、
4時間ほどがノンストップの仕事なのだ。