晴れ。風はあるが穏やかな陽気。
昨夜、私はシャワーをして、パジャマに着替えたので、久々に布団の中で寝れるのに、結局はブログを書きながら、下半身は椅子の上、上半身は後方のベッドの上の格好のまま、朝5時を迎えた。
トイレへ行くと、認知症の母が入ったと思われ、便器の前にオシッコをかなりこぼして、その上をスリッパで踏んだり、擦ったりした跡がある。
私はこの後、昨夜から洗濯機の中に入ったままの洗濯物を室内に干し、夕食の食器を洗って伏せたままのを食器棚へ片付ける。
それから一昨日!のブログの続きを書いてたら、朝7時頃、母がトイレに入ったので見に行く。「もっと後ろへ座れ」と繰り返し、なんとか前にこぼす事はなかったけど、立ち上がった時に、妙な音がしていた。「ポヨン、ポヨン」というのか。
母はそのまま布団の中に入り、私は先に、外で盆栽などに水やり。外はもう日差しがあるので、玄関内に取り入れていたカマキリ3匹も外に出す。
それから朝食の支度。柿を2個剥く。母用のコーヒー牛乳を作り、インスタントのスープも用意してから、母を起こしに行く。
パジャマを脱がせて、オムツパンツも替えるが、もう中は真っ黄色で、
限界までオシッコを吸ってる状態。
傾けたらこぼれてきそうな感じだが、先にトイレで妙な音がしたのは、このオシッコ満タンのオムツだったのか?
これを私が用意したレジ袋に入れるが、重くて、ものすごくオシッコ臭い。そこら中にその匂いが充満する。
朝食を終えると9時頃。母は相変わらず、鼻が出る。鼻水という感じではなく、もっと粘性があるというか、私がティッシュを渡して「鼻をかめ」と言わないとかまないが、かなり出るようだ。それが喉に落ちてタンとして絡むようで、咳き込んだりする。
16日に医者へ行って、4日分の薬をもらって飲ませてるが、まるで変化が無い。熱が出るとかいう事も無く、悪くもならないが、よくもならない。
もっとも、もらってる薬は日に3回、食後だけど、家では昼は食べず、日に2食だから、薬も2回になってしまう。
ディサービスでは昼食を取るので、薬も持たせて、飲ませてもらってる。
その薬も切れるので、またもらいに行かないと。
電話で聞くと、薬だけもらいに行くというわけにはいかず、やはり母の診察が必要らしい。
それで急きょ、今日、
母を医者へ連れて行く事にした。
今日はいい天気だし。風はあるが
寒くも無く、穏やかな陽気だ。車椅子で連れて行くには都合がいい。
しかし、午後の3時からの診療時間では、すぐに夕方になり、冷えてくるから、午前中に行かなければ。
行くとなれば、血圧ノートも持って行くべきか。朝夕2回測定してる母の血圧は、血圧計に記憶させてるから、それをノートに書き写さないと。
また車椅子は左側のタイヤがどうも空気が抜ける。前回の5日前も空気を規定圧に入れたのに、もうかなり減って、手で押しても凹んでしまう。改めて空気を入れておく。
そんな事をしてると、11時を過ぎてしまう。前回も正午の10分位前に入って、一番最後になってしまった。
今回も母を着替えさせたりしてると、家を出るのは11時半過ぎ。前回と一緒じゃないか。
現在の母は、妙によく喋る。それだけ頭の回転がよくなってるようだ。そういう時期(周期)があるのだろう。
車椅子で押してる時もあれこれ喋ってるし。
医院で待ってる間も、真正面の壁に貼られたポスターが気になって仕方ない。女性が笑顔でこちらを向いてるから。そしてそこに書かれた大きな文字を何度も口に出して読む。
「禁煙外来始めましたって書いてあるで」と、まるで私がヘビースモーカーで、受診しろと言わんばかりに聞こえる。勿論、私はタバコを吸った事も無いのに。
その一方で、「ここに置いてあった手紙が無くなってる。どこ行ったんやろ」と、座ってるソファーの周囲を捜したり。
今回は新たな薬をもらった。普段飲んでる高血圧など、複数の薬が入った袋に加えて、今回、複数の錠剤の入った袋、さらにツムラの漢方薬、小青竜湯と書かれた袋入りの顆粒剤。
帰宅すると、1時を過ぎていたか。母を先に玄関に入れ、私は車椅子を裏の(東側の)物置の中に入れる。ビニール袋で作ったカバーをかけるが、これがなかなかうまく入ってくれない。台所の鍵をかけてないので、中へ入らないか、気になり、焦る。
慌てて玄関に戻ると、母は自分の和室から出て来た。
ところが、玄関の上り口に置いてた私の緑色のスリッパが無くなってる。それはまだ下ろしてそんなに経ってないのだ。母のスリッパは真っ赤。
母が私のスリッパをどこかに隠したようだ。わずかなスキにこういう事をするから、目が離せない。
玄関を上がってすぐ横が母の和室。そこからトイレや脱衣所まで、板の間続きで、ここを母が時々、トイレのスリッパで歩いたりしてる。
それに気付いた時は、クイックルワイパーなどで、その板の間を拭いてはいるが、
ここを
私はスリッパ無しでは歩けないのだ。
「どこへ隠したんや」と怒鳴っても、サルに怒るようなもの。
どうにもならないので、意を決して!靴下のまま上がる。この靴下は親指の先に穴が開いてる。もう捨てよう。
この状態で、母の和室を捜索するが、なかなか見つからない。縁側、タンスの引き出し、押入れ、小物入れと捜すが無い。
いったい、どこに隠しやがった。頭に来て、母の頭を叩いたりした。
結局、押入れの下段の、今は使わないアイロンや、めったに使わない裁縫箱などが置かれた間に押し込むように入れてあった。
もうこのスリッパは破棄する。
そして、買った時の袋に入れたままの新しいスリッパを持ち出す。新しいと言っても、中をまず掃除機で吸わせてホコリを取り、内側をアルコールティッシュで丹念に拭いて、それが乾いてから、初めて使用可能となる。
その新しいスリッパを脱衣所まで持って行き、私はそこで靴下を脱いで、風呂場で石鹸で足裏などを洗う。
新しい靴下を履いて、新しいスリッパを履く。穴の開いた靴下は捨てる。
これでやっと、正常に戻った。
午後2時半には生協で取った、きな粉ワッフル2個を母に食べさせる。暖めたお茶と一緒に。
その後、母をトイレに入らせ、「ウンチしておけ」と言って、なんとかさせる事が出来た。
ウォシュレットでお尻を洗い、トイレから出たら、洗剤で手を洗わせる。
私はこれから、愛車のバックアップランプの取り外しにかかる。
もう3時を回ってる。明日の22日は車検の予定だったが、前日にキャンセルしてる。
明日は朝から雨で、午後から晴れてくるらしい。
が、もし、天気が大丈夫なら、再度、連絡を入れて、車検出来ないか聞いてみるつもり。
だから、必要な準備は整えておく。
バックアップの取り外しは「愛車」のカテゴリで書く。
終えたら夕方の4時過ぎ。今日は一日、いい天気だった。今日みたいな日に車検出来たら。
なんとしても、愛車を雨には当てたくない。コーティングメンテナンスで、デポジットも無くなったようなので、雨の水滴が乾いて、シミを作りたくないのだ。
この後、孔雀サボテンなどに止まらせたカマキリ3匹を玄関内に入れる。他にデンドロデュームや丸いサボテンも取り入れておく。
妹から母に電話。時々かけて来て、母と話してる。
自分の娘と認識する事もあれば、そうで無いことも。
今日は母が話してるのが少し聞こえた。
「マサ○○(私)は家の事は何にもしませんよ」
「私は買い物に行って、毎日、ちゃんと食事を作ってます」
「○○子(妹)は学校へ行ってます」
私は一昨日のブログの続きを書いて、夕食の支度をする。
母は部屋が寒くなると、布団を敷こうとするので、夕方からエアコンの暖房を入れておく。
母は今年の初め以来だろうか、「今晩、何しよう。食べるもんあるかな」などと夕食の心配をする。
かつては夕方になるとそう繰り返していた。何ヶ月もそういう事は言わなかったのに、やはり変化を感じる。
夕食はイワシの蒲焼と書かれた缶詰。
これにエビカツ。白身魚とエビと枝豆が入ってる。冷凍物をレンジでチンするだけ。
いつもの汁物は、マイタケ、エノキ、豆腐に、もう、ほうれん草が無いので、玉ねぎ2個を入れた。
その上から溶いた卵でとじる。
母はいつものように、汁物の具は食べたがらないけど、今日は特に玉ねぎだから。
それをなんとかうるさく言って、食べさせる。
私は小さなカップの納豆も食べる。
夕食後、すぐに食器は片付ける。母は目の前の食器などが無くなると、
テーブルの木目を摘むような動作を繰り返す。しかも、「ここに入れて置いたのが取れへん」とか「これが開かへんな」とか言いながら、ずっと両手で木目を摘もうとしてるのだ。
そして、医者からもらってる薬と、サプリを飲ませる。
が、錠剤をすんなり飲む事もあれば、飲み物ばかりを飲んで、どうしても薬を口の中に残してしまう事もある。
今回も私は母のすぐ横に立って、「これを飲め」「上を向いて、ゴクンと飲み込め」と大声で叫ぶ。
すると母はここで口の中の果汁+野菜汁のジュースを
口から吐き出す。
むせこむようだ。おかげで、私のメガネ等に霧状のものが吹きつけられる。
メガネを洗い、テーブルの上をアルコールティッシュで拭きまくる。
これで私は戦意喪失。洗い物をしないといけないのに、しばらく椅子に座って、テレビを見ていて、洗い物を終えたら10時を回っていた。
それから母を歯磨き、トイレ、パジャマに着替えさせる。
起毛の下着の上に、起毛のズボンや上着を着てるせいもあるが、ともかく自分で脱ぐ事が出来ない。
私は母の服なんか、触りたくもないのだ。しかし、手伝わなければラチがあかない。
鼻をかまし、手にジェルを付けて、伸ばさせる。それがまた指先でチョコチョコするだけで、見ていても腹が立ってくる。
どれだけ母に時間を取られ、ずっと看てなければならないのか。
食卓を出てから、布団に入るまでに1時間近くかかってしまう。
やっと布団に入れても、「もっと中へ入れ」とジェスチャーを混じえて言うのだが、いも虫がもぞもぞする感じで、一向に布団の中へ入っていけないのだ。
認知症で頭が働かず、肥満で体が動かない。
そういえば、母は肩を大きく出したままで布団に入ってる事が多い。
そんな事もあって、風邪を引いたのではなかろうか。
この後、いつもの「は~るよ来い」の歌を唄うが、それより誰かに話すように、
ずっと喋ってる。