SAEプラグのパネル(充電ポート)の取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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少し拡大すると、こんな感じです。
カウルトップにSAE端子のパネルを埋め込んだのです。
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防水仕様のキャップが付きます。
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このパネルの裏側はこんな感じなので、直径20mmの穴を開ければ取り付けられます。
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慎重に取り付け位置を決めたら、周囲を厳重に養生してから、先に細いドリルで穴を開け、少しずつ太いドリルに替えて、穴を大きくして、最終的には手持ちのステップドリルで20mmの穴を開けました。
本当はホールソーを使うべきでしょうが、手元に20mmは無かったので。
そしてこのカウルトップを取り外してから加工するのが正道でしょうが、ワイパーを外したり、すごく手間がかかりそうなので。
いや、最初は少し外して、裏側を確認するつもりで、丸いクリップを外しにかかったのですが、皿状の頭がちぎれて飛ぶので、すぐに断念しました。
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なんとか20mmの穴は開いたのですが、その断面を見たら、すごい厚みがある!
と思ったものの、そうでは無くて、反対側へ伸び出たバリのせいで、厚みがあるように見えてるのです。
本当なら、裏側からもドリルをかけるなどすれば、そのバリは取れるのでしょうけど、穴が開けばよしとします。
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もう一方の穴は、エンジンルームへの出口です。
ケーブルが出る穴があればいいのですが、先のSAEプラグを通す必要があります。
その為には16mmの穴が必要になります。
ケーブルを通すだけの小さな穴を開けて、そこまでのパネルに切れ目を入れて、ケーブルをはめようかとも思いましたが。
こちらも、先の穴と同じように、細いドリルで穴を開けてから、ステップドリルを使ったのですが、向きが悪いのか、どんなにしても穴が16mmまでは開きません。
周囲を手持ちの超音波カッターで切ったり、もうグダグダになって、なんとか穴を拡張しました。
後で捜したら、今は螺旋状に切ったステップドリルがあるんですね。それだと、もっと簡単に穴が開いたかもしれません。
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配線が完成した画像です。
画像で下側の出口の穴には手持ちのゴムのグロメット
https://amzn.asia/d/34XbHIO
を2重に嵌めてあります。配線を通してから、輪っかのグロメットをニッパーで切って、C型にして嵌めます。
先に大きいほうを穴に嵌めて、その隙間を埋めるように、もう一つ小さなグロメットを内側に入れました。
これで、なんとか余分な穴は塞げて、見栄えもよくなります。直接は見えない所ですが。
ケーブルをここに出す為には、カウルトップの手前側を開けて、隙間を作り、そこからケーブルを引き寄せました。
その為には出口の穴の左下や、右下のほうに見えてるクリップを90度回して縦にすると、外れます。
さらに左の方のクリップもロックを解除して、パネルを持ち上げると、指が入る位の隙間が出来ます。
→後にハッチバック内にサブバッテリーを設置し、接続の為のスイッチを付けて、その配線をこの穴から出すように変更してます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/7140226/note.aspx
あと、上側に見えるSAEプラグ付きのパネルですが、カウルトップの取り付け位置が、画像の通り少しアールがついてます。もっと左のほうへ行くと平面なんですが、なるべく右端のほうに取り付けたかったので。
このSAEプラグ付きのパネル自体はゴム製なので、しならせる事が可能で、なんとかアール部分に付いてます。
ただ、画像のとおり、右端のほうが少し浮いてます。取り付けネジの部分は密着してるのですが、パネルの端のほうが少し浮くようです。まぁ、普段は見えないところですので、よしとします。
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以前はこの画像のように、SAEプラグを隙間から出して、繋いでました。
この画像は今回の作業前に撮ったもので、カウルトップの上側の2つのクリップは外してます。また下側のクリップは縦向きに回してロックを解除してます。
このバッテリーにつながった10AWGのSAEケーブルにはヒューズも付いていて、それをそのまま使い、今回、取り付けたパネルの先のSAEプラグ同士を接続させてます。
このバッテリー側のSAEケーブルはamazonで購入したものの、現在は在庫無しです。
代わりに以下の中国サイトのが同じかと思われます。
https://ja.aliexpress.com/item/1005004405307454.html
これで、ボンネットを閉めたままバッテリーを充電するのに、以前よりもスマートに接続出来るようになりました。
なんせ、電装品がやたら多いせいか、親の介護であまり乗らなくなったせいか、EV並みに充電が必要で、カーポートに入れたら、充電ケーブルは接続したままの状態にしてます。
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今回の作業で残念なのは、外さなくてもよかった丸いクリップをマイナスドライバーでこじって、周囲に傷を付けてしまった事です。
マスキングテープで養生はしていたのですが、それでも傷が付いてしまいました。
画像の丸いクリップは、前述の新たに取り寄せたものです。
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