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2016年11月06日 イイね!

ヤマハ袋井テストコースのデモ走行会

ヤマハ袋井テストコースのデモ走行会
11月5日(土) 8年ぶりに復活したヤマハ袋井テストコースで行われたデモ走行会へ行ってきた。
今回のお目当ては、RD56(1965)とFZR(1985)のデモ走行でしたが、バイク以外のOX99-11のデモ走行もとても期待していました。
また、ヤマハのテストコースに入れるということも楽しみの一つでした。



   家を出発する時間が大幅に遅れ、会場に到着したのは、13:45ぐらいになって
   しまったが、そのおかげで周辺道路で渋滞に巻き込まれることはなかった。


   ヤマハ袋井テストコースは普段は一般人は立ち入ることができない場所であり、
   ここに入ることができるだけでも、得をした気分になります。


   ゲートに入ろうとすると、いきなり歴代のグランプリレーサーらしきバイクが
   出てきました。これは一般の方のバイクでしたが、とてもクオリティーの高い
   カス
タムバイクでした。カッコよかったです。


   会場に到着すると、RD56がデモ走行の準備をしていました。


   1965年のグランプリレーサーのエキゾーストノートが会場中に響き渡ります。
   甲高い2ストとても心地よいサウンドです。


   
1965年 RD56
   ヤマハ初のGP250マシンであるRD48の発展型マシン。デビュー戦は1962年
   の第1回全日本選手権ロードレース。
世界グランプリでは、通算15勝を記録し、
   1964年と1965年では、メーカー
/ライダーの両タイトルを連覇した。


   
1985年 FZR750(0W74)
   FZ750をベースに開発された耐久レース仕様のTT-F1ファクトリーマシン。
   
1985年の鈴鹿8時間耐久レースではケニー・ロバーツ/平忠彦のペアが駆り
   ポールポジションを獲得し、終盤までトップを快走していたが、終盤マシン
   ト
ラブルによりリタイヤした。


   
1978年 YZR500(0W35K)
   インターカラーのGP500マシンと言えば、ケニー・ロバーツである。ケニー・
   ロバーツが世界GPに初フル参戦し、11戦中4勝しタイトル制覇した。
その後
   1978年から1980年に渡り世界GP500タイトル3連覇を達成する。


   
1978年 YZR750(0W31)
   フォーミュラ750用ファクトリーマシン。


   
1974年 YZR500(0W20)
   ヤマハが1973年から投入したGP500ファクトリーマシン。


   
1992年 OX99-11
   F1用エンジンを由良拓也のデザインによるボディに搭載したスーパーカー。
   1994年には市販化めざしたが、世界的な経済変動の影響を受け、販売を断念。


   最初のデモ走行は、歴代の市販バイク30台によるデモ走行です。
   最初は1959年のYDS-1からスタートしました。


   デモ走行は、メインストレートの500m程度の範囲で行われ、パイロンを立て
   
Uターンし、各バイクそれぞれ二往復走行しました。


   私の世代としてはRZ250が登場すると「懐かしいな」という印象でした。
   モーターショーでRZ250が登場した時の衝撃は今でも覚えています。
   トリは、やっぱり「VMAX」でした。順当な選択という感じですね。


   さて、歴代の市販バイクのデモ走行の後は、自動車のデモ走行になります。
   最初はレクサスLFA(2011)とトヨタ2000GT(1967)のランデブー走行です。
   テストコースの南半分を使用し3周走行しました。


   サーキットを全開走行するLFAは、何といっても音がいい。
LFAの設計者の
   棚橋さんは、開発時に音のチューニングは相当こだわったと言っていました。
   
官能的なV10ソプラノサウンドは聞き惚れてしまいます。本当にいい音でした。


   さまざまなイベントでよく見かけるトヨタ2000GTだが、何度見ても美しい。
   生産台数は337台ですが、ほとんど残っていると聞いたことがあります。
   すべての国産車の中で一番大切に扱われているクルマのように思われます。


   2周目以降は、目玉を出した状態で走行していました。ゴールドで塗装された
   トヨタ2000GTは、3台しか生産されなかったそうです。
ヤマハが保存してい
   るのは、そのうちの1台のようです。貴重な1台のようです。


   あれ?、そういえば、2015年の熱海ヒストリカにも「つくばナンバー」の
   ゴールド塗装の
トヨタ2000GTがあったな~。では、残りの1台はどこかな?


   次はOX99-11(1992)3台による、デモ走行です。
F1用の3.5リッターV12の
   エンジンを搭載したOX99-11。これを市販化しようと
していたなんてすごい
   ですよね。エキゾーストノートはレーシングカーそのものでした。


高回転まで回した時のエキゾーストノートはとても心地よいサウンドでした。


   2台目のブラックカラーのOX99-11は、吹け上がりが良くありませんでした。
   走っている途中で、何度もレーシングしていましたが、どうにも吹け上がらな
   い
という感じでした。


   3台目のモスグリーンのエンジンは1台目同様に快調で、エンジンが気持ち
   よく
吹け上がっていました。OX99-11の全開走行を見れるイベントは中々な
   いので、
今回はとてもいい体験をさせてもらったと思います。


   締めくくりは、レーシングマシンによるデモ走行です。
   最初は、1965年の250ccのグランプリマシンのRD56の登場です。ライダーは、
   元ヤマハファクトリーの本橋明泰。高橋国光と同じ年代の名ライダーである。


   既に50年以上の歳月が経過しているRD56。保管状態もとてもいいようで、

   快に周回していました。古いレーシングマシンはカッコイイですよね。
3周の
   デモ走行は「あっ」という間に終わってしまった感じです。


   次は1985年のFZR750。個人的に一番見たかったのがこのマシンです。
   8耐は好きなレースで、1985年から数年間毎年観戦に行っていました。
   だから、このFZR750も見ていた… 筈です…



   資生堂化粧品のTECH21カラーは特徴的で強く印象に残るカラーリングです。
   250ccの2ストマシンよりも、やはり走りの迫力がありますよね。

FZR750の写真は、フォトアルバムにも掲載しました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2544828/album/140576/


   ライダーは、「シャケさん」の愛称で親しまれる河崎裕之さん。
   見学している人たちが「シャケだっ!シャケだっ!」と喜んでいました。
   
見学者の様子からも「シャケさん」の人柄を感じる気がしました。


   予定では、レーシングマシンのデモ走行は2台だけでしたが、続けて
1968年
   の250ccのグランプリマシンのRD05Aが登場しました。


   古いグランプリマシンの知識があまりない私は「あれ、またRD56が登場した
   のかな?」と思いましたが、よく見れば、チャンバーのレイアウトなど相違点
   がありました。私はRD05Aのデモ走行を見た後会場を去りましたが、この後、
   YZR500のデモ走行があったようですね。予定があったので仕方ないのですが
   すごく悔しかったですね!う~ん残念!


   さて、ここからは、テストコースの様子を紹介します。
   私が見学した場所は、上のグーグルマップの星印の位置です。
   デモ走行は、この星印の下半分の南側のコースを使って行われていました。


   まずは、メインストレートの進行方向の様子。来場者が多いことがわかると

   います。今回の来場者数は、約3000人と公表されていますが、個人的には、
   もっとたくさんの来場者がいたように感じました。


   メインストレートの反対側の光景。最終コーナーを立ち上がってから、駆け抜
   けるメイン
ストレートは、1.5km以上の距離があり、富士スピードウェイのス
   トレートより
長いんじゃないかなと思います。


   1コーナーを抜けたあとのS字カーブです。この辺りは、だいぶ下り坂になっ
   ています。


   この日のデモ走行は、S字カーブの終わりの時点でショートカットしていまし
   たが、この後の
コースは、ヘアピンの後立体交差を抜け、100R、逆S字、シケ
   イン、
最終コーナーと続きます。想像していたよりテクニカルなレイアウトの
   テストコースでした。

   デモ走行も楽しかったですが、初めてテストコースに入ることができたことも、
   うれしかったですね。20代の頃から、近くを通ると「どんなコースかな?」と
   いつも気になっていたので。

   8年ぶりに復活したデモ走行会。今後、毎年開催してもらいたいですね。
2016年11月04日 イイね!

二条城に世界の名車が集合

二条城に世界の名車が集合

二条城で開催されている「ARTISTIC CARS AT THE WORLD HERITAGE」に行ってみました。
11/2に京都日帰り旅行へ行った際、このイベントが開催されていことを知り、予定を変更して、二条城に立ち寄ってみました。


   このイベントは、金魚を美しく展示するアートアクアリウムの
木村英智さんが
   プロデュースしているということで、どのような
雰囲気でクルマが展示されて
   いるのか、とても興味がありました。


   最初に展示されていたのは、サンクターボ。
   最初に城内を見学したけど、廊下は人で渋滞するほどでしたが、別料金となる
   クルマ展示エリアは、人がほとんどいませんでした。平日だからかな?


Renault 5 Turbo 1 (1982)
サンクターボは、リアのグラマラスなスタイルがカッコイイですね


Renault 5 Turbo 1 (1980)
   リヤシートを取り外してエンジンをミドシップに搭載したレイアウトは、この
   クルマが過激なモデルであることを訴えています。


   パワーユニットは、1397cc直列4気筒OHVにインタークーラーターボを搭載
   し、160馬力を発揮した。今見ると大したことのないパワースペックだが、
   ターボチャージャーが効いている時のパワーは強烈だったようです。


Lancia Rally 037 (1983)
   サンクターボの隣には、2台のアバルトのクルマが展示されていました。
   見学者
が殆どいないため、クルマをゆっくり見ることが出来ました。


   私は、ラリーカーの中では、マルティニカラーのランチャラリー037が最も
   カッコいいと思っていますが、市販バージョンの037もいいですね。


   ラリー037は、1983年にWRCのマニファクチャラータイトルを獲得したが、
   走行性能だけでなく、美しいスタイルも際立っていたと思います。


   リアのハッチから見えるパワーユニットは1995cc直列4気筒DOHCに
スーパー
   チャージャーを搭載し、205馬力を発揮した。ヘッドカバーの
ABARTHの文字
   がハイパフォーマンスなエンジンであることを訴えている。


Fiat Abarth 131 Rally (1977)
   打倒ランチャストラトスとして、開発されたれ、1977/1978/1980年と3度
   WRCのマニファクチャラータイトルを獲得したフィアットの131ラリー。


   スタンダードな箱型スタイルであるが、オーバーフェンダーやエアロパーツ、
   クロモドラ製のマグネシウム合金ホイールで完全武装されており、外観からも
   コンペティツィオーネらしさが伝わってくる。


   パワーユニットは、1995cc直列4気筒DOHCユニット、140馬力。
   131ラリー/ラリー037を展示するのであれば、ストラトスも仲間に入れて
   欲しかったな~


Renault Alpine A310 V6GT (1985)
このエリアの最後を飾るのは、アルピーヌA310である。


   オーバーフェンダーやエアロパーツにより、とてもグラマラスな雰囲気になっ
   ているA310。
鮮やかな、アルピーヌ・ブルーがとても綺麗な1台でした。


このクルマもリアからのスタイルがカッコイイと思います。


イベント会場を奥に進むと、フェラーリがたくさん展示されていました。


Ferrari 512BB (1980)
512BBのボディカラーは、赤や黄色が多いがシルバーもいいですね。


   いろんなイベントでよく見かける512BBですが、やはり、スーパーカー世代
   の
人間にとっては、懐かしさもあり、存在感が違って見えてしまいます。


Ferrari F512M (1996)
   テスタロッサ → 512TRの後継モデルとして作られたF512M。個人的には、
   512TR以前のデザインが好きだったが、展示車両の色はきれいでした。


ワイド&ローのスタイルは、迫力がありますね。
4943cc V12 DOHCエンジンは440馬力を発揮する。バンク角は180°


Ferrari 328 GTS (1989)
V8フェラーリのデザインでは、328が1つの区切りなのかなと感じます。
個人的には、328までのV8フェラーリのデザインが好きですね。


正面から見たところも好きですね。


Alfa Romeo Giulietta Spider (1961)
   50年以上前の魅力的なジュリエッタ・スパイダー。ジュリエッタは、ロミオと
   ジュリエットにちなんだ名前でアルファロメオの
ロメオに対するジュリエッタ
   の意味でネーミングされているそうです。


   このジュリエッタ・スパイダーは、フロントウィンドウ変更やパンパーレスな
   ど、
カフェレーサー風なチューニングが施されています。このような雰囲気の
   旧車は
とても魅力的に映ります。


   ノーマルエンジンは、1300cc DOHCにウェーバー・ツインキャブを搭載し、
   90馬力を発揮していますが、このクルマはエンジンにも手を加えられていそ
   うな雰囲気です。変更されたドアミラーの形状もカッコイイです。


Spyker C8 Laviolette (2001)
   このクルマは、オランダのスパイカーズというメーカーのスーパーカーで、
   初めて聞いた名前でした。オランダにもスーパーカーがあるんですね。


   エンジンは4200cc V8 DOHCを基本とし、400馬力の自然吸気仕様、525馬力
   の
ツインターボ仕様、600馬力のツインターボ仕様の3タイプが用意されてい
   るよ
うです。


Lamborghini Countach Anniversary (1990)
   一際目立つ存在の派手な赤いカウンタック。アニバーサリーは、初期型に比べ、
   一段と派手な雰囲気になった気がします。個人的には、初期型のカウンタック
   の
デザインの方が好きだったな~


   ランボルギーニ創立25周年記念モデルのアニバーサリーは、カウンタックの
   最終形で、パワーユニットは、5167cc V12 DOHC 455馬力にパワーアップ
   されましたが、車両重量も1680kgまで重量増となった。


Citroen DS Safari (1971)
こちらは、渋い、シトロエンのDS。二条城の雰囲気にもマッチしています。


   私は、ワゴンスタイルのDSがあることを知りませんでした。
フランスでは
   「コメルシアル」「ブレーク」「ファミリアール」という3タイプ
のDSの
   ワゴンがあったみたいです。「サファリ」はイギリスの
名前みたいです。


出口手前には、3台のザガートのクルマが並んでいました。


Alfa Romeo ES30SZ (1990)
   V6 SOHCを搭載し210馬力を発揮するパワーユニット。しかし、このクルマ
   の
魅力はパワーではなく、吸い付くようにコーナーをトレースするハンド
   ングの良さだと言われています。


Alfa Romeo ES30RZ (1992)
   オープンタイプのRZ。オープンだからといって、シャシー剛性が劣ることは
   無いようです
。SZ同様の感動的なハンドリングが味わえるモデルのようです。


Lancia Hyena Zagato (1992)
   ハイエナは、デルタインテグラーレをベースに、ザガートが製造したクルマ。
   全体的に丸みを帯びたフォルムのためデルタインテグラーレより小さいクルマ
   の感じました。


   丸みを帯びた優しいイメージとは裏腹に、デルタ・インテグラーレに対して
   エンジンは210馬力から250馬力にパワーアップされ、車両重量は150kgの
   軽量化に成功している、
高性能スポーツカーである。


   今回のイベントは、京都から世界に向け、クルマの歴史、クルマの文化を後世
   に
伝えるための祭典として行われましたが、個人的には、ちょっと高価なスポ
   ーツ
カーが展示されているだけにしか感じませんでした。


   二条城は絢爛豪華な雰囲気と同時に、歴史的価値を感じることが出来る場所だ
   と思います。このイベントも、単に豪華なクルマを展示するだけでなく、歴史
   的価値を感じることができる工夫が必要なのかなと思いました。
   これが、日本のグッドウッドフェスティバルのように進化してくれたらいいの
   になどと思ったりして。


   なお、12月3日~6日に掛けて行われる「コンコルソ・デレガンツァ京都2016」
   では、すべてのクルマが入れ替えられ、世界中からエントリーしてきた名車たち
   を特別展示するそうです。本番はこっちで、現在展示されているクルマは、
プロ
   ローグ的なものかもしれませんね。でも、楽しく拝見できましたよ。


   ちなみに二条城に来たのは、中学の修学旅行以来でした。その時の思い出は、
   鴬張りの廊下の音ぐらいでしたが、二条城の歴史的が多少なりとも頭に入った
   状態で見学すると、印象もだいぶ違いました。
50代になって観る二条城は、
   とても有意義でした。
Posted at 2016/11/04 21:02:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧車イベント | クルマ

プロフィール

「梅雨の合間のフォト散歩 (6/20) http://cvw.jp/b/2544828/44109958/
何シテル?   06/20 20:33
シムロ21と申します。よろしくお願いします。 スポーツカーと旧車が好きでイベントに出かけて写真を撮るのが好きです。 プラモデルも好きで、旧車を中心に作って楽...
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