このヨタハチは、昭和40年式の初期のヨタハチ。オーナーさんの話では、
9年前に160万円ぐらいで購入したようです。当時から変更した点はアルミ
ホイールを交換した程度だそうで、購入当時からほとんど手を加えていない
ということでした。
エンジンも特に手を加えていないようですが、現在でも快調だそうです。
「ヨタハチのエンジンは、エスハチのような精密なDOHCエンジンとは異なり、
単純なパブリカのOHVエンジンだから整備も楽だ」と言っていました。
現在、このような、きれいな状態のヨタハチを購入しようと思ったら、
500万円以上出さないと手に入らないと言っていました。
最近の程度の良い旧車価格は、バブル時期のように高騰していまよね。
内装も購入当時のままのようですが、きれいな状態です。とても良い状態の
ヨタハチを購入したことがよくわかります。
オーナーさんと話しているとこんな話も出てきました。
「昔、ヨタハチやエスハチに憧れていた団塊世代の人たちが定年退職して、
S660などに乗っても、やっぱり本物に乗りたくて状態の良い旧車に飛びつく
ようになっていることも旧車の価格を急騰させている要因じゃないかな」
確かにそうかもしれませんよね。すごく納得する話でした。
次のクルマは初期型の2ドアセダンのカローラ。超カッコいいですよね。
初期型の2ドアセダンは、珍しいじゃないですかね。私は初めて見ました。
室内にはロールバーが組み込まれており、ボディ剛性も高められており締め
上げられた足回りから、クイックな走りが想像されます。
室内もフルバケに四点式シートベルトが装着されており、サーキット走行され
ていそうな雰囲気です。
ディープコーンタイプのステアリングは、ナルディのSPORTS TYPE ラリー
パンチングレザー。赤のステッチがカッコイイですね。
初期型のカローラが販売されていた期間は昭和41年11月~昭和45年5月。
このテールランプの形状は、昭和40年生まれの私にとっては、とても懐かしく
感じます。何の変哲もないデザインに感じるけど、すごく個性的なデザインだ
と思います。
下げられた車高とフロントスポイラーで、とても精悍な雰囲気に仕上がってい
ます。砲弾型フェンダーミラーも旧車にはよく似合います
マフラーエンドは縦2本出しスタイル。ビジュアル的にカッコいいですね。
次はハコスカ軍団。ガンメタ塗装された鉄チンホイールと車高を下げられた
4ドアハコスカの組み合わせは、渋いですね。
レーシーな雰囲気の4ドアのハコスカも登場していました。
これは友人の「白パンダ」のハコスカ。半年以上前にホイールを14インチの
MKⅢから15インチのワタナベに変更しました。
インテリアを見るとダットサンコンペからディープコーンタイプのステアリン
グに変更されていました。300馬力オーバーのモンスターエンジンのマシンを
操るにはこの形状の方が操作性が向上していいかもしれませんね。
ハコスカ軍団は早々に次の目的地に向かっていきました。
イベント会場の前を通過する時、どのクルマも2速で引っ張っていきます。
マフラー交換してある旧車のエキゾーストノートは、いい音を奏でます♪
最後はピックアップな2台。お友達同士のようで2台つるんでの登場でした。
1967年式のダットサン520と1973年式のオースチン・ミニのピックアップ
とても綺麗で珍しい2台のピックアップ。並んだ様子はとても絵になります。
このオースチン・ミニ・ピックアップはマークⅢだそうです。
ボディのカラーリングもとてもいい色のミニでした。
今日も素敵なクルマをたくさん見ることができました。しかし暑かったですね。