
10月8日の日曜日、夏に舞い戻ったような暑い一日になりました。
静岡工科自動車大学校では、文化祭のような雰囲気でクルマイベントが行われました。
100台のクラッシックカー展示やフリーマーケットなどさまざまなイベントが行われ、たくさんの人で賑っていました。
展示エリアで強烈なインパクトを醸し出していた4台のTE27のトレノ
TE27の絶対数はレビンが多く、トレノは少数派だと思っていますが、その
トレノが4台並んでいる姿は圧巻でした。
定番のハヤシのホイールが決まっています。ホイールサイズは13インチ
パンフレットには展示車両の年式とオーナー名が記載されています。
№4のトレノは1973年式
こちらのトレノはトムスのホイールを履いています。ホイールサイズはちょっ
と大きめの15インチ。№52のトレノは1972年式
旧車といえばワタナベ。13インチの8本スポークを履いたトレノ。№1の
トレノは1973年式。「男は黙ってワタナベ」ですな~
この14インチのホイールは銘柄がわからないが、よく似合ってます。
№15のトレノは1973年式。4台とも綺麗なトレノでした。
こちらは定番のカコスカ軍団。全てGT-Rのエンブレムが付いていました
GT-Rのホワイトはアイボリーっぽい特徴的な色です。ホワイトのボディ
カラーにブラックのワタナベの組み合わせは定番中の定番でカッコイイです。
GT-Rのレッドもエンジ色っぽい渋い色ですよね。GT-Rのオリジナル
カラーは特徴的な色が使われています。
真新しいハヤシのホイールを付けたGT-R。このボディカラーはオリジナル
のシルバーとはちょっと色合いが違う雰囲気です。
オリジナルのGT-Rのシルバーは、やはりこの色です。単なるシルバーでは
なくシルバーに緑とシャンパンゴールドを加えたような微妙な色合い。
このハコスカは№84で1972年式
低く構えたシャコタン仕様のS800。カッコイイです
オリジナルもいいけど、車高を落としてワタナベの8本スポークを履くとレー
シーな雰囲気になってカッコイイです。№44のこのクルマは1967年式
この510のSSSブルーバードもシャコタン仕様でいい感じです
このボディカラーはヒューストン・イエロー。15インチのゴールドのEquip
のホイールがよく似合っています。№66の510は1970年式
鮮やかなオレンジが眩しいB110の「サニーGX5」
とても綺麗なこのサニーは№71で1972年式
キャブレターはソレックス。エキマニ・マフラーなど交換済みで吹け上がりも
良さそうなチューニングが施されています。
№34は1964年式のタイプⅡピックアップ
荷台にはメッサーシュミットが積まれていた。旧いポップな旧車の組み合わせ
は見る人を楽しませる雰囲気を醸し出していた。
№64の1961年式のオースチン・ヒーレー・スプライトMK-Ⅱ
このころの英国オープン2シーターはどのクルマもカッコイイです
シンプルなメーター周りは、とても魅力的で美しいです
ひと際目立つ、ゴールドのボディカラーのベレットGTR。オーナーさんに
聞いてみると、当時オプションでゴールドも存在していたらしい。
ただし、5年程度前に「おかま」掘られて、全塗装したそうです。
保険屋からは後部だけの塗装分しか出してもらえず、仕方なく自腹で全塗装に
したと言っていました。部分塗装では経年変化でムラが出てしまいますからね。
リアからの姿を撮っていると「ハの字切ってるからヤンチャ仕様みたいで恥ず
かしいな」と言っていました。「でも、このちょい悪感がいいんだよね」と気
に入っている様子でした。私もノーマルよりこの雰囲気の方が好きですね。
内装もとても綺麗で大事にされていることがよくわかります。
オーナーさんはこのクルマを購入して10年程度ということですが、ずっと、
乗り続けると言っていました。
そしてオーナーさんは「私より、このクルマの方が長生きするかもしれない」
と言っていました。いつまでも大事に乗っていただきたい素敵なクルマでした。
ベレットと言えばGTRが最もカッコイイと思いますが、ファストバックも
スタイリッシュで魅力的です。
このイベントには2台のファストバックのベレットが展示されていました。
この何とも言えない「エメラルドグリーン」のようなボディカラーにガンメタ
のホイールの組み合わせは、とても綺麗でカッコよかったです。
カンパニョーロのマグネシウムホイールは13インチ/ 5.5J/オフセット 19。
オーナーさんのこだわりが垣間見れる美しいホイールです。
ベレット1600GTRのイメージカラーといえば、この「メイプルオレンジ」
このベレットは2017年4月のノスタルジックヒーローに掲載されたクルマ
オーナーさんは40年近く所有しているクルマで3年前からレストアを始め
今年の春、ようやく納得のいく状態になったクルマだそうです。
№13の1969年式のこのベレット。さまざまな旧車のイベントに参加されて
おり、個人的には今年拝見したのは3回目になります。歴史的な価値観のある
すばらしい状態のベレットです。
№14の1972年式の最終型のベレットGT-R
最後のベレットの外観の変化はあまり評判が良くなかったようですね。
個人的にはフロントのガンダムチックな樹脂の造形物はイマイチですね。
博物館級の名車の初代クラウン。このモデルはRS20型で1961年式
観音扉が特徴的な初代クラウン
1950年代のキャデラックなどに代表されるテールフィンが再現されています。
当時の日本車がアメリカンデザインに憧れていたことがわかります。
内装の雰囲気もアメ車を思い起こす雰囲気。鮮やかな色使いですがセンスの良
いためか落ち着きもあります。レトロないい雰囲気の室内はとてもお洒落です。
歴史的な名車の初代クラウンは展示車両としてもありました。
こっちの初代クラウンは、№73の1962年式
一般の方がこのようなクルマを所有しているなんてすごいですね