2台目の買い替えを検討していたのは1985年夏
ジャパンはエンジンのパワー不足を感じていた
次の候補はAE86、CIVIC/CR-X Si
スポーティなテンロクモデルを検討していた
AE86が発売されたのは1983年5月で1600ccクラスでDOHCエンジンを搭載していたのはトヨタの4A-GE型だけで高性能エンジンの代名詞だった。
しかし、1984年11月にホンダが対抗するようにZC型エンジンを搭載したCIVIC SiとCR-X Siを発売した。
この後、日産、三菱、いすゞも加わり、テンロクのパワーバトルは90年代まで続くことになる。
クルマ好きには目の離せない争いでテンロクが最も輝いていた時代だった。
(ホンダは1984年からウィリアムズのFW09にエンジン供給)
ホンダはS800の生産を終了した1970年からZCをリリースするまでの14年間DOHCエンジンを生産していなかったがF1フル参戦を始めた1984年に復活した。
ホンダにDOCHエンジンのブランク期間があったのは意外だ。
この数値を見ればCIVIC Si/CR-X Siに惹かれてしまいます。
仲間内でも「AE86は低速がなく回さないとパワーが出ないけどZCは下から上まで一気に回るエンジンなんだ」という身内の評判からAE86を見送った気がする。
CIVIC/CR-Xを買うことに決めたが、お金がなく新車を買うことに躊躇していた。
知人からHISCOというホンダ店が下取りした車を販売するホンダ系列の店があることを聞き行ってみると中古車が豊富で1年落ちのCIVIC SiとCR-X Siがあり試乗した。
弾けるように回るエンジンに感動し、軽量ボディでキビキビ走るフィーリングはどちらも気持ちよかった。
どっちを購入するか悩んだが、友達同士で出かけることも多く、自宅には私のクルマしかないこともあり、CIVICを買うことにした。
最初は様子見で訪れた店だったが、想像より安い購入金額だったのでその場でCIVICを契約した。
CIVIC Siはとにかく走って気持ちいいクルマ。
エンジン性能だけでなくワインディングでは狙ったラインをきれいにトレースできる足回りに感激していた。
また、シート形状が良く、調整機能付きサイドサポートにより身体が支えられることでステアリング操作に集中できることも初めて知った。
ステアリングから伝わるインフォメーションは「地面を手で触れているような感じ」と当時友人に話していたのを思い出す。
スポーツモデルをイメージさせる中央寄りのタコメータのレッドゾーンは7000rpm。
5速のマニュアルシフトも節度感のあるいい感じだった。
内装の変更点はステアリングぐらいで350mmのイタルボランテに交換した。
このクルマを購入したことで、以降マニュアルシフトのスポーツカーにしか興味がわかなくなったのかもしれない。
昔のアルバムを漁ってもCIVICの写真はほとんどなかった。
「自分で自分のクルマの写真を撮ると事故る」という迷信があったから、自分のクルマの写真を撮ることはほとんどなかったのだ。
この呪縛から抜け出すことができたのはNCロードスターを買ってからだ。
数少ないCIVICの写真に写っている大きなアンテナは当時流行りのパーソナル無線。
今どきの人には理解できないアイテムでしょうね。
クルマを乗り換えることになったら
過去の愛車を振り返ってみたくなりました
今回は最初のクルマを振り返ってみました
昭和59年に高校を卒業して初めて買った昭和53年式のスカイラインジャパン。
当時人気のインパルを履いたシルバーの2ドアHTでグレードはGT-EX。
知り合いから50万円で購入しました。
塗装もきれいで、キズ・へこみは無く、何よりもカッコいい。
私はクルマのない家庭で育った影響なのか、物心付いた頃からクルマ好き。
クルマに憧れる気持ちは人一倍強かったと思います。
昭和40年生まれの私にとって、スカイラインは憧れのクルマ。
スカイラインを自分の愛車にできたことだけでも夢心地でした。
改造してある雰囲気ですが変更箇所はタイヤとホイールだけのノーマル仕様。
リアタイヤが張り出しているのでリアフェンダーは爪折り加工されていました。
乗り慣れてくるとエンジンパワー不足を痛感するようになりました。
排ガス規制の影響を受け「史上最弱のスカイライン」と呼ばれたスカイライン。
箱根に向かう坂道などではかなりつらかったのを覚えています。
いつも集まる中学時代の友人と撮った記念撮影の写真。
当時マークⅡ、シルビア、ジャパンはとても人気のある車種でした。
こちらで並んでいるクルマもジャパン、シルビア、マークⅡ。
本当に人気があったんだなと改めて感じました。
中学時代の知人が集合し10台以上で富士急ハイランドに行ったことも。
この写真は東名高速の富士川PAで休憩した時の写真。
どのクルマもスポーティな雰囲気で今見てもカッコいいです。
最近の旧車ミーティングでもこんな光景を見かけますよね。
これは昭和59年当時の現役のクルマの集まりです。
購入して1年以上経過するといろいろトラブルも発生しました。
オイルの減りが異常に早くなり、オイルを常備して補充したり
ラジエター液が漏れてオーバーヒートしボンネットから白煙を上げたり
クルマを買い換えを考えるようになりました。
好きだったジャパンはプラモデルも作りました。
使用したキットは1/24スケールのアオシマ製。
自分と同じホイールを再現するため単品のインパルホイールを使用。
ジャパンは今から10年ぐらい前に作りました。
当時、妄想していた憧れのカスタマイズを具現化してみました。
深リムのホイールに合わせて装着したオバフェンが迫力ある雰囲気。
プラ板自作したチンスポ、リアスポは他のキットから流用。
前後のスポイラーを付けるとスポーティな雰囲気になります。
マフラーはデュアル管に変更。
自分のクルマも吸排気系を変更すればパワー不足は解消されたかな?
昭和世代であれば「ソレ・タコ・デュアル」で通じますよね。
特徴的な7連メータパネルはデカール、モモのステアリングのいい感じ。
カーコンポは当時の人気のあったロンサムカーボーイ風。
私のジャパンはグリーンに光るボタンが印象的なアルパインを装着してた。
15年前の2007年「そろそろ夢をかなえる時」
42歳の私は奮起してNCのNR-Aを購入しました
しかし当時のNCロードスターは人気がなかった
カスタマイズを考えていたので、NR-Aは個人的には最適なグレードでした。
どんな風にカスタマイズしようかと思い、ロードスター専門ショップにも足を運んだが「NA/NBは扱っているけど、NCは、やらないわけじゃないんだけど…」と言われることが何件かあった。
ロードスターはNBからNCにモデルチェンジした時「でかくなった」「軽快感が消えた」「こんなのロードスターではない」などロードスター好きからは酷評だったのだ。
改めてNCロードスターの国内販売台数を見ても低迷していたことがよくわかるわかる。でも、グローバル規模なら23万台も売れているんですよね。
ロードスターは欧米からパワー不足が指摘されていたので2リッターのNCは歓迎されてたんでしょうね。
また、当時のマツダはフォード傘下で経営立て直しに全力を注いでいた時代。
この比率を見れば、欧米に受け入れられるクルマに仕上げて利益を上げることに奔走するのは当たり前ですよね。
そんなNCロードスターですが私にとってはすばらしいクルマです。
初めて手にしたオープンスポーツカーで幌を開けて走る解放感は感動的でした。
鳥のさえずり、木々の葉音、降り注ぐ太陽光、お茶工場の茶の香り、吹き込む柔らかな風など、自然を感じながら走るのは本当に気持ちがいい。
15年経った今でも幌を開けて走る気持ち良さは変わらないですね。
気に入っている点はいろいろありますがシフトフィーリングもお気に入りのひとつ。
乗り継いできたクルマの中でも最も気持ちいい操作感でリズミカルなシフトチェンジを必要とするワインディングはとても楽しい。
NCロードスターには5速と6速がありますがレースベース車両のNR-Aは筑波のコースに合うギア比の5速が選択されています。
排気量アップでパワーバンドの拡がったNCロードスターには6速より5速の方が合っているという意見も多いようです。
NR-Aには標準装備の車高調付きビルシュタインがついており、最大-2cmに調整すれば腰高感も払拭されスタイリッシュな雰囲気になります。
NR-Aのサスは街乗りでは固い印象だが、ワインディングではコーナーリング安定性の高さを感じられスポーツカーらいしい足周りです。
NCから採用された電子スロットルを開発する際、マツダは「世界一のレスポンスをめざせ」という意気込みで開発し、ポルシェよりレスポンスの良いの電子スロットルが誕生したようです。
個人的にも乗り継いできたクルマはスロットルワイヤの遊びを極力なくしアクセルレスポンスをよくしてきた。
電子スロットルのクルマは初めてでしたが満足できるレスポンスの良さでした。
だから、飽きることなくずっと乗り続けようと思っていました。
しかし、買い替えのチャンスにも恵まれ、磨き上げられたNDロードスターは、ずっと気になっていたので、新たな感動を求めて購入を決断しました。
環境問題の観点からガソリン車の存続は難しくなっている世の中で今が買い替えのベストタイミングかなと思っている。
2021年の商品改良で追加されたKPCも気になっていました。
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