まさか自分が出先で地震に見舞われるとは思いもよりませんでした。
今、何とか家に帰りついて一息ついたところで、忘れないうちにこのブログを書こうと思った次第です。
そもそも北海道に行っていた理由は出張で予定は9/4~9/5の2日間でした。
前日の9/3に台風21号が迫っている中を関西空港からの出発でして、家を出る前に雨戸を降ろす等して、台風対策しておきましたが、勢力が強い台風との事で最初から心配事を抱えながらの出発でした。
(まさかその次の日に関西空港が台風による大ダメージを受けるとは思いもよりませんでしたが。。。)
9/5に仕事は一部以外は終わり、その一部もすぐには出来ない状況なので自分以外に仕事仲間が4人いましたが彼らと相談した結果、特にする事のない自分だけ引き上げる事になりました。
(その4人も次の日仕事したら帰る予定であった)
そして運命の時間は迫ります。
忘れもしない2018年9月6日3時8分。。。
携帯から緊急地震速報のけたたましいアラームがっ!!\(◎o◎)/!
「???」なまま起きたら、すぐに激しい地震が襲ってきました。
グラグラかき回されるような揺れ方。。。大地震に間違いない事はすぐ分かりました。
揺れは約1分近く続き、その後も震度3クラスの余震が数回続いたと思います。
そして停電。。。
最初はホテルの明かりが点いていたのですが、実はそれは非常灯でしてテレビをつけようとしても
電源入らないわで。
ホテルの外に出ようと思いましたが、宿泊場所は小樽の朝里温泉で周りは閑静な場所です。
周りも真っ暗だったのですが、すぐに脱出出来るようとフロントまで行きました。
ホテルの人も予想外の出来事にビックリしていました。
そのうち非常灯の明かりも消えてしまい完全に真っ暗に。。。
停電も復旧せず、身動きの取れないまま夜が明けるまで待つ事しか出来ない状況が続く事となりました。
その間に身の振り方をどうするか考えましたが、情報が全くと言って良いほど入らないし、他の4人も別々の場所に泊まっているし、何故かすぐに連絡取れない状態。
自分の携帯のバッテリーも残量が半分程度しかなくモバイルバッテリーも持ってましたが、緊急用に置いておきたかったので温存する事にして、携帯は節電モードに。
夜が明けてから車(レンタカー)を借りていたのでラジオで情報収集する事にしました。
こちらの方はガソリンはほぼ満タン状態なのが幸いでした。
そうそう、ここで今回の相棒の紹介をしておきます。
AUDI A1 Sportback 1.0 TFSI(通称:アウ君(仮)と命名)
ニッポンレンタカーでは店舗限定となるようですが、欧州車も一部扱っているようです。
自分はVW乗りなせいか国産車乗るとたまに間違ってウィンカーの代わりにワイパー動かしてしまうので借りれると分かった時には反射的にこの車を選んでました(笑)
パワーは控え目ですが、さすがドイツ車!
直進安定性・足回り・ブレーキ性能に優れ、シートも長時間座っていても疲れにくいという自分にとっては非常にありがたい存在でした。
弱点はエンブレが弱いくらいですが、これは乗り手の技量でカバー可能な問題だと思います。
そして自分は荷物を送りたかったので南小樽のヤマト集配所までまず行く事にしました。
ところが信号機も停電の影響で真っ暗!
交通量の多い交差点はお巡りさんが交通整理されてました。
頭の下がる思いでしたm(_ _)m
ところがここも停電してましてシステムがダウンしている影響で荷物は預かれるがいつの配達になるか分からないと言われました。
(まぁ、これはしょうがないですよね。 一旦帰って、その日の夕方再度訪ね依頼する事になる。)
ただし情報はある程度入りまして。。。
・北海道の全域で停電しているらしく、復旧にかなり時間がかかりそうな事
・鉄道も同じく北海道全域で運転見合わせしているようで、同じく復旧に時間がかかりそうな事
・新千歳空港は1Fフロアーが水浸しで機能上問題ありそうな事。
(ちなみにネット情報では予定通り運航となっていた)
・・・自分の脳内で最初考えていた車で新千歳空港行のプランはリスクがかなり高い事が分かりました。
そのうち、仕事仲間4名と連絡が取れるようになりました。
状況を確認しすると
・4名のうち3名は札幌市内で宿泊していたが、仕事場の石狩にタクシーで向かっていたら先方から連絡があり、仕事は中止+当面延期。
・4名のうち最後まで連絡取れなかった1名は石狩に泊まっていて現場近くの道の駅で3名と合流。
(レンタカーをもう一台借りていた)
色々とやり取りをしていみた結果、一旦合流しようという事になり、札幌市内や石狩よりはこちらの小樽の方が身動き取りやすいという事でこちらに向かう事になりました。
自分は電話不通の為、一旦アウ君(仮)で泊まっていたホテルに戻る事に。
ホテルの人に帰れなくなった旨、+4名追加の旨を伝えたら快く延泊OKしてくれました。
もちろん電気は点かないし、水もホテルのタンクにある分だけ(水道水は止まっている)という状況でしたが、贅沢は言ってられません。
とりあえずスーパーに最低限の飲料水とパンを買いに行き、昼頃その4名と合流しました。
(その2に続く)
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Posted at
2018/09/08 20:19:08