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イイね!
2015年09月20日

紀伊大峰 立合川遡行二日目

紀伊大峰 立合川遡行二日目 さて、立合川遡行二日目です。

何時もの様に5時半に起床~)^o^(
なのに、焚火をして飯を温め、コーヒーを飲んで・・・(^u^)
結局、出発は8時近く・・・(+_+)

さて遡行は、ここからが本番です。

遡行開始早々に現れたのは、よりきり淵滝8mです。
デカい釜です。
直登は・・
無理です。

たやすく右岸に高巻ルートが見出せました。

癒し系平滑です。

深く抉れた部分は澄んでいてとても美しい~♪

ゴルジュの始まりです。
流れは弱く、泳いで行けば簡単なのですが、
朝から・・・(@_@)
巻くか・・・(^u^)

しかし、下降は懸垂になっちゃった(+_+)

懸垂して降りたら、軽装単独のおじさん発見!
私もビックリしましたが、向こうもビックリしていました。
放置自転車やアテンザの駐車もご存じでした。

スィ~スィ~と泳いで行ってしまいました。
軽装だったので、途中の木馬道からエスケープするのかしら??

ゴルジュを泳ぎ、はままつ滝を登ると~
銚子滝が見えてきました。
しかし、流れのある滝壺を泳ぎ渡らないと取り付けません。

ザイルを付けて私が最初に渡り、後続を引っ張りました。

銚子滝の登りです。


銚子滝の上に、いよいよ幻の大滝が現れます。
右手から大水量を一気に落とし、
対岸の岩壁を抉って大洞窟を形成しています。


幻の大滝を巻くには、銚子滝下左岸に入るルンゼ辺りを登るという事前情報が有ったので~
二つあるルンゼの真ん中を迷わず取りつきました・・・
が!
登るに従い、悪くなってきます。
そのうち胸壁に突き当り、泥バンドを右に・・・
ルンゼに回り込むと、黒光りした垂直のチムニー滝の二段目に出られます。登って登れないことは無いのですが・・
しかし、こんな訳ないよな~(+_+)

ここでルートをミスり、胸壁に阻まれ、上の木馬道まで6時間もかかった挙句に敗退・・・
というネット情報があったので、ここは引き返す事にしました。
急な下りでアクシデント・・!
奥方が5m程滑落(+_+)
滑落中に木を掴んで九死に一生を得ましたが、この後はヒビリまくりでした。

ルンゼの下流方向にバンドを回り込む僅かな人跡・・
しかし、かなり急で木の根を掴む木登りクライミングです。
無事、50分程で木馬道まで上がれましたが、赤テープなどの目印は無くなんとなく人跡が有る様には感じましたが、ルートは断然としません。
難しくは有りませんが、ルートファインディングの能力は必要です。

白山書房の関西の沢の遡行記録は1960年代ですから、その頃ここを巻くのは、さぞかし困難だったのではと思います。

木馬道は沢床から300m位上にあり、石積のしっかりした道でした。

僅かな沢型の所に赤テープが有り、下降路を案内しています。
真夏は、ここから沢に降りてキャニオニングツアーが行われるようです。
幻の大滝を懸垂下降し、底から下流の5mクラスの滝は滝壺にダイブして下降していくようです。

次に現れるのはヌタの滝

右岸巻きです。
ルートはわかりやすく小さく巻けます。


大きな滝を掛けてナル沢は左岸より合流。
本流は5m位の滝。
なんとなく登れそうな気もしましたが、事前情報に従って右岸巻き。
少し戻ってガレから上流側に上がって行きます。
ここは大高巻きで、右岸木馬道まで巻き上げられます。
下降点は分かり安く、最後は懸垂下降を伴います。

この滝、小さい滝に見えましたが、奥にもう一段有ると踏んで左岸の壁を登ると~

やはり二段になっていました。
凄い抉れた落ち口です。

廊下が続きます。
全て深いわけではなく、砂利で埋まっている場所も有ります。

深くても、泳いでしまえば良いのですが、今年は9月でも寒いので、出来れば泳ぎたくない・・・


廊下が終わると明るい綺麗な滑床~)^o^(


ちょっとした滑滝を登ると、予定通り良好な天場に到着出来ました。

しかし・・・・
ここでも居るのはちっちゃいお魚さんだけです~(+_+)
ブログ一覧 | 沢登り | 日記
Posted at 2015/09/25 19:16:48

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この記事へのコメント

2015年9月26日 5:54
滑落だけは、、気をつけて下さいね(@_@;)

トラウマにならない様に。。
コメントへの返答
2015年9月26日 7:13
巻いている時の方が怖いですね・・(@_@)
奥秩父荒川上流の不人気ルートの様な腐った木は少なかったです。

木馬道まで巻きあがるルートは断然とせず、間違えて露岩帯に突きあたると脆くて登れない・・
バンドが有って回り込めれば良いのですが、どうなっているのか樹木で先が読めない・・・
この谷、ルートファインディングはハイレベルです。

木馬道が幻の大滝あたりまでは、存在している事が分かっていますが、その先はどうなっているのか不明です。
でも、有る程度標高を上げると、植林で間伐してあったり、枝打ちしてあったりと、その点は飯豊とかより安心出来ます。
2015年9月26日 23:38
拝読させていただきましたが、先日の槇の沢の恐怖が蘇ってきました。
巻いた後の懸垂下降やH氏奥方の滑落などのことを思うと恐怖感満載でした。
コメントへの返答
2015年9月27日 6:44
支流が少なく大水量の本流を三日間楽しめる感じです。滝川本流が三日続く感じを思い浮かべてください。
更に、大きな直爆、小さくても登れない直爆が連続する・・・・それ全て大高巻き。
滝が登れても泳ぎ。
ゴルジュの中は泳ぎ連続。

前一週間の降水量が少なかったので、泳ぎの困難さを殆ど感じなかったのが救いでした。

そして、巻きは・・
岩壁、岩峰が左右に張り巡らされていて、それが高い高い・・・・(@_@)
岩は比較的固かったですが、巻きあがる高さが槇の沢の5~10倍、垂直に近い木の根登りや、岩場のバンドトラバース・・・
人跡は非常に薄く無いに等しいので、ルートが正しいのか自分を信じるしかない・・・
失敗すると極端に時間がかかり半端な時間では抜けられなくなる・・・

なにより、まともな遡行図が無く、左岸、右岸どちらを巻くかすら不明確なのが参りました(*_*)

プロフィール

「[整備] #MAZDA6ワゴン オイル & フィルター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/car/3223526/8298673/note.aspx
何シテル?   07/14 06:40
今はほどほどに出来るようになりましたが、はまるととことんやるほうです。 過去にはまったのは、山登り、ロッククライミング、アイスクライミング、パラグライダー山岳...
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