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2017年04月19日

桧沢岳北西稜~(*'▽')

桧沢岳北西稜~(*'▽') またまた西上州にハイキングです~!(^^)!
今日は、桧沢岳です。

上野村から南牧村に抜ける湯の沢トンネルを抜け、ヘアピンカーブの手前から正面に顕著な岩山が見えます。
それが、桧沢岳です。

南牧村のハイキングガイドにも登山道は掲載されていますが、今日は北西に伸びる尾根、通称桧沢岳北西稜が面白いという情報が有ったので、登ってみました。
ちょっと難しそうなのですが、相棒H氏同行なので安心です。
見るからに岩峰ギャップが連続した尾根は面白そうです。
特に、1000mピークの右側には尾根を割る垂直の岩壁が有りそうです。


先ずは、下山してくる一般登山道の入山口、根草橋のたもとにタンデム自転車デポしました。


ネットで調べた登行記録では、桧沢岳北西稜の末端である南牧川から登っているのですが、下部は平凡な尾根の様なので、桧沢集落のヘアピンカーブの辺りから適当な沢と尾根を北稜の911mピークあたりをめがけて登る事にしました。
ショートカット~!(^^)!

ヘアピンカーブの所にアテンザを駐車し、9時半出発です。
桧沢集落あたりに流れ込む沢に降りて遡行開始。
大きな堰堤が有りましたが、巻き道ははっきりしていました。
また、沢沿いに古い石垣が多数見られます。

途中三段の小滝が有りました。

直登しましたが、簡単です。
また、巻き道も有りました。

左側の岩壁を回り込み、左からの支流に入りました。
植林帯なので、不明瞭ですが踏み跡もあります。

尾根に上がると開けて明るいです。
昔は耕作していたのかもしれません。

尾根を詰めていくと、桧沢岳北西稜に出る直前に小さな岩場が有ります。

簡単に直上出来ましたが、簡単に巻く事も可能そうです。


桧沢岳北西稜に出てからも、下草も無く歩き易い穏やかな尾根です。
911mのピーク到着は、10時半でした。

911mのピークからも暫くは穏やかな尾根でしたが、やがて岩稜になってきました。
私は岩稜を忠実に行きましたが、相棒のH氏は西側を巻いて行きました。
岩稜はやがて行き詰り西側にクライムダウン。


ひとつ花みつばつつじが咲き乱れる岩場を登って稜線を行きます。


稜線は奇岩も有りました。



1000mのピークは雑木林に覆われたなだらかなので適当に巻いてピークはスキップしちゃいましたが・・・
反対側は岩壁でした~( ゚Д゚)

そして稜線もスッバリ切れています。
左右共に巻いて降りることは出来そうにありません。
懸垂下降用に残地されたスリングが多数ありました。

20m位あるので、30mザイル一本では届かないかも・・

ここは順層でホールドは豊富なものの結構傾斜は強く、プロテクションは無いので、
逆コースの場合はⅢ+~Ⅳの登攀と、ハーケンや小さめのカムなどを持参してプロテクションの設置が必要と思われます。
巻くとなるとかなりの下巻きになりそうです。

降り立った鞍部には更に下に懸垂下降したと思われる残地シュリンゲが有りました。
私たちは、そのまま尾根を登りました。
すると、直ぐに岩壁に当たります。

岩壁の付け根から右に顕著なハンドが走っていましたので行ってみましたが、すぐに途切れてしまいました。
今度は左のバンドを斜上し、下りバンドに移り、木の根が有る凹角を登って稜線に復帰しました。
ノーザイルで不安が無かったのでⅢ-~Ⅲ程度です。

次に突き当たった岩壁は正面の凹角を登れるかとも思いましたが、右にバンドが有ったので行ってみました。
結局巻ききれないので、藪の有るフェイスを直上して稜線へ。
ここもノーザイル。藪をつかむのでⅢは出ない感じです。

ピークを右に回り込むと正面に本峰の岩壁。
その間はギャップとなっています。


懸垂下降用の灌木に残地シュリンゲが有りましたが、灌木が腐っています。
更に、降りる方向が悪く稜線から外れて西壁の方に降りちゃいそうです。
少し下の灌木の方が生きていてしっかりしていますが、少しトラバースして一~二歩のクライムダウンが必要。

その一歩二歩がいやらしいです。

初心者を連れている場合など、クライムダウンして下の灌木にザイルをセットするのが嫌な場合は、長めのシュリンゲを岩に回して残地してしまえば楽に下れます。

懸垂下降した岩峰を振り返って。



本峰の岩峰は南側のバンドをトラバースしました。
下り気味のバンドは一か所不安定なポイントがⅢ位。
高度感は結構あります。


バンドから土壁を登りの有るピークに到着は1時20分。
祠には、寛永通宝のお賽銭が供えてありました。


祠の有るピークからは一般登山道です。
あっという間に桧沢岳頂上です。
到着時間は1時半、登行時間約4時間でした。


下山路の尾根から見る、桧沢岳南壁です。


下山路から見た、桧沢岳北西稜です。


下山路は一般登山道ですが、植林帯に入ると道を見失ったのか???
植林用と思われる踏み跡が交錯して良く分からない・・
適当に踏み跡を拾って根草集落に降り立ちました。


自転車をデポした根草橋まで戻り、タンデム自転車でGoooo~(*'▽')
あっという間に、アテンザを駐車した桧沢集落のヘアピンカープまで到着~
3時過ぎです‥
総行動時間5時間半でした~(*^-^*)


桧沢岳北西稜は、このところ通っている藪岩ハイキングルートの中では、妙義山の星穴新道相馬北稜と共に上位にランクしたい楽しいルートでした。

末端から忠実に尾根を詰めるより、桧沢集落から登った方が自動車を使用して周遊するには良いかと思います。
目印の赤テープなどは殆ど無く、1000mのピークから先はルートがいろいろありそうで、踏み跡、登攀跡は不明確です。
登攀にザイルでの確保は必要性を感じませんでしたが、懸垂下降二箇所には携帯必須です。
クライムダウンは、通常不可能だと思います。
1000mのピーク先の下降は20m位は有りそうなので、ザイルは40m以上一本か、30m二本が最低必要と思います。

ブログ一覧 | 山 & スキー | 日記
Posted at 2017/04/20 22:28:02

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この記事へのコメント

2017年4月22日 9:20
低山なのにバリエーションに富んでとても面白そうなコースですね。
コメントへの返答
2017年4月22日 9:40
面白いコースでしたが、露出感あるトラバースは確保が旨く行かないので・・・( ゚Д゚)
八百谷位のグレードは有りますよ~

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