南牧 御神楽沢銚子の滝

南牧村が配布し重宝している「なんもくトレッキングガイド」
南牧村では、他に「なんもく滝ガイド」という冊子も配布しています。

先日登った碧岩西稜の登り口にあるのも「なんもく滝ガイド」で南牧三滝の一つと紹介されている居合沢三段の滝。

「なんもく滝ガイド」によると、碧岩居合沢の近所に
御神楽沢「銚子の滝」という記載が有りました。
沢沿いに歩道が有る沢が多い南牧川周辺では珍しく、歩道が無い沢です。
そして、出合付近に銚子の滝という難関があるので・・・(*'▽')
これは、入れ食いかも～!(^^)!
と、いう事で早朝自宅を出発しました。

居合沢出合碧岩登山口の駐車場にアテンザを駐車。
今年は未だ泊まりで登っていないので、忘れ物洗い出しを兼ねての一泊装備で出かけました。

駐車場から南牧川沿いの車道を少し上流に歩くと、御神楽沢出合です。
アプローチは短いです。

南牧川を渡るのは水量が少なく簡単です。
遡行を開始すると直ぐに滑小滝。


次は、大岩に挟まれた滝。


どちらも、問題なく通過できました。

そして、連瀑帯が現れました。
これが銚子の滝かな～?
ここまで道の形跡はなかったのですが、滝の上に・・・鉄橋の様なものが見えます。

私は、左のフェースを～!(^^)!

相棒のH氏は右から～!(^^)!


鉄橋が良く見えてきましたが、かなり古そう・・・


滝は、楽しく登れます。


振り返って下流です。


鉄橋は、歩道用と思われる幅の狭い物でした。


連瀑帯の釜は結構深いです。


鉄橋は二つ有り、上の鉄橋から先は、どう見ても道の形跡というか、道が有った形跡も無い岩壁。
これが最後の滝と思われますが、登るとなるとかなり苦戦しそうです・・・( ﾟДﾟ)
下部はシャワー・・それを嫌って鉄橋を渡っても、上部のトイ状も左壁の厳しそう・・

右の泥壁を木の根に掴まって50m位登り、滝の右の岩稜に詰めあがるとバンドがありました。
しかし、岩稜を回り込むと垂壁で途切れています。

結局、懸垂下降( ﾟДﾟ)
支点として、しっかりした太い木が有ります。


懸垂下降20mで落ち口の直ぐ上に出られました。
30mザイル一本では足りませんよ～


銚子の滝の先も、そこそこの渓相です(#^.^#)
しかし、魚影は見えますが、早期警戒システムが作動している様で直ぐに発見され逃げていく～( ﾟДﾟ)


かんとか一匹～!(^^)!


困難な滝は有りませんが・・


枠だけ残った看板が・・


やっと、二匹目・・


堰堤が現れました。
ツボは浅いですが、相棒が大物を・・・バラした～(@_@。

余り、壺が無く平凡になってきて・・・
頑張ったものの、やっとこ岩魚三匹・・( ﾟДﾟ)


久しぶりに滝が出てきました。
が、入れ食いの夢は破れ、水量も少なくなってきたので、更に遡行を続ける意欲が～( ﾟДﾟ)


右の尾根が低いので滝間手前の右斜面を登り・・

尾根を超えて隣の沢に下りました。
こちらの沢も全くしょぼく・・坊主( ﾟДﾟ)

今年、初のお泊りをする意欲がなくなり、下山に決定～(+_+)

尾根から下降した一帯は植林帯で歩き易かったです。但し、道は有りません。
沢筋は、地図には道の記載が有りますが、上流部不明瞭、中流部から少し道跡が出て来ます。
赤布の目印は有ります。

2019.11.30に熊穴から鷹巣岩西稜を登った結果、この概念図に間違いが有る事に気が付きました。
銚子の滝の位置
=>もっと南
　　鷹巣北稜P2から東に伸びる尾根の末端付近。
堰堤の位置
=>少し北
　 扇状に広がった鷹巣岩西稜末端の北隅辺り
後日、修正します。

関連情報↓ヤマレコにもあります。