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写真の手で持っているのが、アウターシムのタペットです。
タペットの上に大きなシムが乗っかっています。
シムでカムをうけます。
なので、バルブを受ける面の直径が一回り小さくなります。
そして、バルブ系の重量も重くなります。

アウターシム用のタペットが流用出来ないか・・?
フェースカットとシートカットを外注に出す費用はないので、バルブをそのまま使用しなければなりません。
バルブと共に流用はして実績はありますが、バルブをそのままで使用出来るかは不明です。

バルブを比較してみると、全長は同じだったので、流用可能と判断しました。
シムも在庫をそこそこ持っていますので、バルブクリアランス調整で削るのも少なくて済むし・・
インナーシムにしてしまえば、作用角252度、リフト9.8mmのカムが安心して使用出来ます。
排気も吸気用252度9.8mmを使用し、薄いメタルガスケットを使用すれば圧縮比も稼げるので180psのⅢ型と同等以上のスペックとなります。

バルブスプリングは、重いアウターシム付きタペット用の方が強そうなので、Ⅱ型用を使用しようかと思います。
ちょっと楽しみになってきました。