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桃奈々のブログ一覧

2016年11月16日 イイね!

赤岩尾根

赤岩尾根赤岩尾根を、一人でハイキングしてきました(#^.^#)
と言っても・・・
登山やハイキングが趣味の人でも「それ・・どこや???」
という、マイナーな所です。

場所はここ・・
林道ドライブ好きにはピンと来る中津川林道国道299号線志賀坂峠の間に位置する、県界尾根です。
隣接する両神山は日本百名山の一つです。


赤岩尾根は、ハイキング地図に道の記載があり、ガイドブックにも紹介されています。
しかし、ハイキング地図のコースタイムだと、赤岩峠まで1時間10分、縦走に6時間10分、下山1時間20分、それに林道を車まで35分と、総計9時間もかかる事になっている~!


なので、早朝自宅を出発し、頑張って支度して・・・
でも、やっぱりスタートしたのは、8時半(+_+)
天気は上々で赤岩岳に日が当たって暖かそうだし、そんなに時間かからんでしょう~(#^.^#)


スタート地点は、江戸時代からの鉱山で、昔は金、そして鉄鉱石を産出していた様です。
中津川から秩父までの道は、林道が出来るまでは、高い側壁を巻く登り下りが多い悪路だった様です。その為、戦前は索道で鉱石を運んでいた。その前は鉱石を担いで赤岩峠を超えていたとの事。
大変だったろうな~( ゚Д゚)
今は、ずいぶん縮小され宿舎や公民館は廃墟となっています。


登り口には石碑が有ります。


谷あいの暗い樹林帯から左手の尾根に上がると、視界が開け平行して落ちる岩稜が見えてきます。

尾根は、針岩峰に突き当たり右に巻いて赤岩峠到着。
丁度1時間、道は良く踏まれていて迷うことはないと思います。

赤岩峠からは藪ごしに赤岩山が岩壁を伴って見えます。
ルートは岩壁の基部を左にトラバースします。
道は、ハッキリしていました。


山頂から左に延びる北稜上のピークとのギャップまでガレルンゼを登ります。


北稜は少し岩稜となります。
ロープも鎖も有りませんが、難しくは有りません。
9時50分、赤岩岳山頂到着~(#^.^#)
八ヶ岳が綺麗に見えます。

間近に大ナゲシの岩峰です。
この岩峰には、2005年に中学生の息子と裏側の悪沢から登ったことがあります。


登り口の廃村が・・


早々に、赤岩岳を出発し赤岩尾根の縦走開始です。
藪、樹木が多いですが、道ははっきりしています。

樹木の合間から、次のピーク1583m峰の前衛岩峰が見えてきました。


稜線上の岩壁も登れそうでしたが、日陰の北側を覗くと凹角にフィックスロープが有りました。

古いフィックスロープはカサカサでしたが、新しいフィックスロープは二本のボルトにしっかり固定され、信用出来そうです。
フィックスを使わなくてもⅢ級程度です。使わないなら日当たりが良い岩稜の方が登って気持ち良いかも・・


いよいよ今日のハイライト1583m峰の岩峰が見えてきました。
ルートは主岩稜南側のフェースです。


南側にトラバースするとフィックスロープが有りました。
しかし、3m位しかありません。
この3m、難しくはありませんが、どこでも登れそうなので取り付き点の目印としては、最高です。


取り付いてみると、岩は固く乾いていて斜度も弱くサクサク登れます。
概ねやや右上する様に登っていくと、何か所かに赤テープの目印が有ります。
ザイルを使用していないので、ハッキリしませんが高差は30m位でしょうか。
主岩稜も斜度が弱そうなので登れそうですが、プロテクションをとれる灌木はなさそうです。
ルートを上から見るとこんな感じです。


10時50分、1583m峰到着
順調です(#^.^#)

次の明瞭なピーク、P4とP3の双耳峰


稜線の道は結構しっかりしていました。
何か所か道が北側を巻きだすところでピークを踏んてしまうと、南側の支稜に引き込まれそうになるかもしれません。
道は、小岩峰を上手く巻いていますが、忠実に辿っても降りられない程のギャップは無さそうでした。
P4には赤テープに記載がありました。P4とP3のギャップは可愛いもので障害にはなりません。
P2には古い木製プレートに記載があります。


国道299号のビューポイント志賀坂峠から見える二子山が下に見えます。


最後のピークP1が見えてきました。


近寄ってみると、岩壁は斜度が弱く稜線伝い登れそうですが、非常に明瞭な道が南側に有ります。
「南側に巻き込んでから登るのかな~??」と、辿っていくとドンドン巻いていきます。
結局、P1を巻いてしまいました。
反対側の稜線からP1に登り返しました。
登路は一か所木製梯子が落ちていますが、明瞭でした。
12時半、P1到着です。


P1からは、縦走してきた赤岩尾根が見渡せます。


謎の東福寺川の岩壁地帯・・


1時20分八丁峠到着
2012年8月19日にキギの沢を大人数で遡行した時は、両神山から八丁尾根の下りで暗くなり、ここに着いた時は真っ暗だった・・

八丁峠からの道は、結婚する前にママさんを連れて金山沢を遡行し両神山から下山して以来なので、27年ぶりです。

2時20分にはスタート地点に下山できました。
休憩入れて丁度6時間で済みました~(#^.^#)


赤岩尾根は、退屈なアプローチは短いし、楽しく良いハイキングルートでした。


今回、単独だったのでザイルは使用しませんでした。
道は、比較的しっかりしていましたが、ところどころ外しやすい支稜も有りました。
踏み跡が薄いと思ったら、早めに引き返したほうが良いかと思います。
鎖、フィックスが無い岩場が有りますが、あってもⅢ-程度と感じました。
但し、藪だけでなく、岩場のルートファインディングも必要です。
岩は固いく斜度も弱い岩壁が稜線上にあるので、ザイルで確保出来れば、ちょっとルートを外して簡単な岩登りを楽しめそうです。











Posted at 2016/11/17 17:10:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山 & スキー | 日記

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何シテル?   06/13 05:57
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