
先頃、日本からの来泰者に尋ねられ、当方も詳しいスペック不詳でしたので、こちらに。
車やバイクとくれば、ガソリンスタンド。タイのガソリン事情を御紹介シマス。
写真はPTTという、タイ最大手(たぶん)のガソリンスタンドです。右側に種別と単価がオンラインで表示されています。PTTの他にも、SHELLやCALTEX,ESSO, Petronas,PT,,,etc あります。タイ全国津々浦々までハイウェイ網が繋がっており、そういった大通りには、概ね数十キロ毎にPTT等スタンドが有る感じです。大型店は24H営業でコンビニやカフェは勿論、レストランやマック、地方特産物なんかも。(オプションなお店は閉店時間あったりシマス)日本の高速SA程ではないけれど、お手洗いも清潔感あったり、とても便利です。
で。
ガソリン、というより、燃料の種類が実は多様です。いわゆるガソリンはベンジンと呼ばれ、今は95オクタン。でも、高いのであまり一般的ではなく、旧車愛好家やスーパースポーツ車や一部バイクが利用している模様です。当方タイに来た当時から既に、ガソリン+アルクホール(アルコール)の混合燃料、ガソホールが普及していました。
上の表はWIKIより抜粋させて頂きました。それによりますと、ガソホールはE10規格相当だそうで、エタノール(純度99,5%以上)が10%混合。ガソホール91と95(数値は多分オクタン価)の2種なら全国ほぼドコでも入手できます。 更に最近は原油価格やエコの向きもあり、E20やE85も多くの場所で給油できるようになってきました。E20=20%エタ、E85に至っては85%エタ、ほぼアルコール。値段もディーゼルより御手頃価格です。
え?! そうなんです。今はディーゼルより安いガソリン系燃料があるんですヨ!
下表の紫(E85)と青(ディーゼル)で1L辺りの単価(THB: 約3倍で日本円換算です)
先代ALTISもカムリもE20まではそのまま使えまして、当方も長距離(500キロとか)をだら~っと移動する際はE20を選んだりします。混ぜてもOK。ホンダは早くからE85対応完了しており、先代アコード、シビック、CR-V等もOK。マツダも対応増えている模様。 給油口のフタにシール貼ってあります。トヨタさんオネガイ。カムリもE85対応して欲しいデス。
御値段が違うという事は、、、そうなんです。E値上がるとパワーが出ない=>燃費悪化。という図式になります。友人(タイ人営業職)のアコード2.0で同じように運転すると、ガソホール95では13km/Lくらいの燃費だとすると、E20なら11km/Lくらい、E85だと9km/L、といった感じだそうです。なので、長距離を移動する時はE85を、(計算上お得)。街中はダッシュ必要ならE20やガソホール91を、等と使い分けたりするそうです。お財布次第で選べちゃいます。
当方バイクは小さいエンジンはガソホールE10迄ですが、CB500XはE20も可だそうで。長距離移動の時は時々利用して省エネ・省コストに。
また、ディーゼルもメルやマツダ、AUDI他は乗用車タイプも一般的。ディーゼル燃料も数種類あったりシマス。で、それら総合すると、ガソリン系5種、ディーゼル2種、LPGとNGVもあって、やたらとカラフルなポンプがずらっと並んでいる状況です。
タイにお越しの際は、こんなトコロを楽しんで頂ければと。
ところかわればな、ブログでした。
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2016/02/24 02:34:34