東京モーターショウに”輸入”展示された日本車の話

近隣出張中（シンガポール）でカムリ弄りが出来ませんで。。。カムリから少々離れますがタイなクルマネタです。タイと日本とで、大きく違うところが、くらば（タイの俗語、ピックアップトラックの事です）な車種でして。　個人事業（商店・飲食店・農業等々、なんでもＯＫ）な人を支える大切な相棒なので、税制優遇措置がありまして。と～っても御手頃価格（１５０万円位～）で買えます。そして、税金や保険も抑えられて、維持費も安心デス。日本で言う軽トラのタイ版かもですね。（軽トラ、学生時代はほん～～っとに何度も何度もお世話になりました。（コケタバイク引揚＆解体部品こうにゅ～うぅ）　
そんなピックアップトラックのマーケットリーダー、皆様御想像通りトヨタのハイラックスなんです。概ね。たぶん。。。　結構競争激しい”くらば”ですので、詳細は御調査下さいマセ。　


でも。　でも、ですね。。。





その直ぐ後ろで
若者の心をぐ～っと惹きつけるデザインと
屈強なエンジン性能、剛健なシャシーで、

着実に売り上げ伸ばし続けてるのが。。。







いすゞのＤ－ＭＡＸデス。
（表紙のもカナリ　カワイイおね～　D-MAXです）




しかも、今調べたら、
今年２月はピックアップトラック　タイ国内売上１位でしたぁ！　いすゞ、　やるなぁ！
（情報元：タイで有名な自動車評論家のサイトより。　関連にリンク貼ります。）

実はいすゞ、ピックアップトラック業界・世界初（たぶん）
１．９Lダウンサイジングターボなエコディーゼルエンジン搭載モデル
を出しまして。（３LのDターボも勿論健在）
当方カムリともしかしたら同じ？６速シーケンシャルATやら、
マルチインジェクター、VGSターボ等々、新技術盛り沢山デス。
ユーロ規制もちろんクリアですよん。

これが、２トンボディ（１トン積み：計３トン）をキチンと動かすに足りるパワーとトルク、
本当にダイジョウブぢゃん！しかも、身軽なときは燃費すっげ～イイって大評判。
それで２月は１等賞だったんでしょうね♪

＊＊＊ここからは定かではありませんが＊＊＊
そんなニュースをメルセデス・タイランドが本社へ報告し、
本社ビックリしちゃって、翌日調査隊が飛んできたらしいです。
（タイ人に聞いた話ですから、話半分としても。。。ありうる。）

ちなみにエンジンスペック概略、
１．９D　１５０馬の３５０トルク　
３．０D　１７０馬の３８０トルク
馬はこんなモンです。怒涛の低速トルク。


まず、このネーミングがタイ人的にも、とってもイイ感じに響くんです。
タイ語でDee Maak（でぃ～　ま～く：　すばらっしぃという、賞賛・褒め言葉）
で、ディーゼルのマックスでD-MAXってガイジンにも判り易いし。
たぶん輸出も同じ名前で対応してる？
実に良く考えたなぁ！って思います。

そしてそして、先日御紹介のＡＬＴＩＳ　Ｎur版や当方カムリ等々、
最近のガンダム系なデザイン繋がりの本家本元がＤ－ＭＡＸかもでして。

といいますのも、
Ｄ－ＭＡＸ　実は結構歴史ありまして、
Ｗｉｋｉによれば２００２年タイで生まれた車だそうです♪
（それ以前からいすゞピックアップ、勿論ありますよん。）
ですから、今年東京モーターショウに、しれっと展示された、
いすゞD-MAX、実は欧米でも実績あるタイ製輸入車なんですよぉ。

とはいえピックアップトラックですから、お仕事向けが本来得意。
シンプルで荷台を広く取ったモデルや屈強な感じのモデルが充実してます。
また、悪路にも耐えるべく、Hi-Landerシリーズは純正でハイリフト。
４駆のオフロードモデルも勿論。（クロカン・オフもタイ盛んデス）

で、ラインナップの、そのうしろ～の方を見ていくとですね。。。

Ｘ（エックス）シリーズ

っという

トンデモナイ顔してるピックアップトラックがぁ。。。





こちらっ　（どぞっ）



実車もこんな感じ。




これ、純正の　いすゞの　ピックアップ　トラックですよぉ！
ありえねぇ。。。かっこよすぎ。
さらに、公認チューンなD-MAX　＠モーターショウ



ＨＫＳ　Ｔｈａｉｌａｎｄと公式コラボしちゃったのも、アリマス。



しかも、これら、このまま公道走れますぅ！　
公認だの、ややこしいのナシで。車検もありませんから。

とはいえ、
今年辺りからは、走る時と場所を選ばないと捕まるそうです。
（お上、マフラー五月蝿い＆タイヤはみだし　が気に入らない御様子。）
それでも、すっげ～一杯居ます。。。

タイに来た当時（１０年前）からプロジェクターＨＩＤなアメ車とも違う悪顔で、シャコタンしてください的なモデルもありまして。　３Lのディーゼルパワー、ノーマルでも相当パワフルで　ぬおわ　とか全然余裕で出マス。そこへ大径タービンや補機、極太インジェクター（コモンレールも）とＥＣＵな”ライトチューン”で軽く数百馬でるそ～でして。そんなD-MAXだと、当方カムリは走りだした瞬間から置いてかれます。

え？　トラックって（藁）　いすゞのぉ～？　
ただの田舎な直線番長ぢゃ～ん。。。



いえいえ、
タダモノぢゃすまないデス　まじに。
実は米も認める程にタイは1/4mile有名でして。専用コースいっぱいアリマス。
本場アメリカから遠征も、D-MAXに負ける場面しばしばデス。

それに、ですねぇ。
こんなんもアリマスよん。







サーキットでマジにはしってます。　いろんなクラスあり。　でも、ドリフトは辛いみたいデス。
海沿い市街地なレースは身近なだけに、見ていて楽しいデス。

最後に。。。
モーターショウの裏手で必ずやってるイベントがこちら。。。
当方詳しくありませんで。なんというのか。。。



超大音響（耳が痛いを通り越して、胸の辺りが苦しくなる）デス。
展示会場では、皆さん別途ぶっといDC電源線と音源線を引っ張って、御揃いの音出してマス。

で。。。
このクルマの上でオネーさんたちが踊ってる　らしいんですが。。。

当方専門外でして。。。_|￣|○/◇ 降参ｼﾏｽ

※日本語で検索したら、タイ工場から直接日本へ輸入ってのがあるらしく、
詳しく日本語で紹介ありました。