このたび、どうしてもXperiaがほしくなり、予算と相談の結果、au版Xperia X Performance(SOV33)を購入しました。
機体はヤフオクで中古を購入。auはショップから購入した本人でないとsimロック解除を受け付けてくれなくなったので、自力でSimロック解除をすることにしました。いろいろとハマって結局3時間ぐらい奮闘しましたが、うまくいきましたので記事にしておきます。あくまで自分はこれでできた、と言う覚え書きですので、参考にする方は自己責任で。
①機体の情報
ビルド番号:39.2.C.0311
Androidバージョン:7.0
セキュリティパッチレベル2017年11月1月
*Simロック解除を行った、2018年1月15日現在での最新版です。
(1)海外ROMを書き込んでSimロック解除
FlashtoolとXperiFirmを使用して、simロック解除PINを入力できるファームを書き込みます。
Flashtoolバージョン:0.9.24.1
*本家サイトから、magnetlinkを使用してtorrentでダウンロード。
*AndroidSDK、SOV33のドライバ(携帯電話を接続してインストールされるもの)、Flashtoolドライバをインストールしておく。Flashtoolドライバは、Flashtoolインストールフォルダ内”driver”フォルダにあるインストーラから実行。実行前に、未署名ドライバのインストールを許可する。詳しくは"windows10 未署名ドライバ"などで検索。
*端末の開発者モードを有効にし、USBデバックを許可、外部アプリのインストールを許可。
*開発者モードを有効にしてからう一度PCにUSB接続し、デバッグの許可を与える。
*simは抜いておく。
①ファームバージョン39.2.C.0.203へのロールバック
最新ファームのままではうまくいきませんでしたので、こちら https://ftf.andro.plus/ から39.2.C.0.203のFTFをダウンロード。FlashtoolをからFlashmodeを立ち上げ、次のように設定して書き込み。
<書き込み準備>
Source Folderをダウンロードフォルダに指定し、ツリーを展開して39.2.C.0.203を選択。
Wipe項目
Sin:すべて選択 MisicTA すべて選択
Exclude項目
Sin:AMSS_で始まるもの3つ、MODEM PARTITION Misic TA:選択なし
*ここはau純正ファームを書き込むだけなので、Excludeは未チェックでも大丈夫。
②USBデバッグを再度有効化
書き込み終了後、端末を起動し、初期設定設定を適当にスキップし、USBデバッグを有効化。
③海外ファーム、au純正最新ファームのダウンロード
FlashtoolからXperiFirmを起動し、ダウンロード
使用した海外ファーム:F8131 Customized UK
書き戻し用auファーム
ダウンロード後、XperiFirmを閉じてFlashtoolに戻ると、FSCを追加するかと聞いてくるので、Yesを選択。海外版用とauファームの2回聞いてくるので、どちらもYesを選択する。
④海外ファームの書き込み
Flashmodeを再度立ち上げ、F8131→Customized UK→41.~を選択。
<書き込み設定>
Wipe項目
Sin:USERDATA以外をすべてチェック Misc TA:すべてチェック
Exclude項目
SIn:AMSS_FSG、AMSS_FS1、AMSS_FS2、MODEM、PARTITIONを必ずチェック
*USERDATAは暗号化されており、au用ファームのもの以外は焼けないようになっているので、チェックを外す。忘れると、起動した際にSONYロゴの後、”update failed”と表示され電源が切れる。再度焼き直せば大丈夫。
⑤海外ファームでの起動
*まだsimはささない。
書き込みが成功していれば、起動の際、暗号化が壊れている旨表示されるので、OKボタン(だったかな)を押す。その後NFCのアップデートが始まるが、少し待つと失敗し、初期設定画面が表示される。
simを挿入するよう表示が出たら、au以外のsim(au系MVNOでもOK)を挿入。
端末が再起動し、Network Subset Codeを入力する画面となるので、間違えないように入力。10回ミスると解除できなくなるので注意。
*私は、ヤフオクでSOV33に適したコード(NSCKコード)を発行していただける方から購入しました。NCKコードではだめなので、注意。
初期設定は適当にスキップし、USBデバックをONに設定して端末の電源を切る。
⑥auファームに書き戻し
Flash modeで、SOV33→KDDI JP→39.2.C.0.311を選択。
Wipe項目
Sin:すべて選択 MisicTA すべて選択
Exclude項目
Sin:AMSS_で始まるもの3つ、MODEM PARTITION Misic TA:選択なし
⑦端末起動、初期設定
端末を起動し、まじめに初期設定をする。
⑧Xperia Companionから修復を実行
再度PCに接続し、Xperia CompanionからXperiaの修復を実行。ユーザーデータを保持する設定で行う。
以上でSimロックが解除されているはずです。
(2)Biglobe simを設定
mioneoでは公式に動作確認がされていますが、Bigloibeでは公式には未検証となっています。simとともに届く設定ガイドの通りではつながりませんでしたが、以下の設定で接続でき、通話もできています。
「設定」→「無線とネットワーク」のい「もっと見る」→「モバイルネットワーク→高度な設定」→「CPA設定」
ネットワーク名:BGILOBE(何でもいい)
APN:biglobe.jp
ユーザーID:user@biglobe.jp
パスワード:0000
認証タイプ:「PAPまたはCHAP」
これで接続できます。
以上、レポートでした。