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イイね!
2010年12月01日

最近のホンダについて思うこと

よくネット上の某巨大掲示板等で「最近のホンダはダメだ」だの「本田宗一郎を生き返らせたい」等とよく聞くのです。

確かに、ホンダのスポーツスピリットと呼ばれるものは無くなったようなものだと思う。でも、そもそもホンダはスポーツ志向だったのか?と疑問に思うのである。
例えば「S500~S800シリーズ」。この車は元々、シティコミューターとして開発したそうじゃないか。
S600のクーペなんか、商用車として発明したと聞く。もちろん今となっては開発陣はどこまでそう考えていたのかは分からないが。
そして時代は少し移り変わりバラードスポーツCR-X。これもシティコミューターとして開発されたそう。
シティコミューター故の軽量さや小ささにより、スポーツ志向にはなっていたものの、もともとスポーツカーだったのであろうか?
もちろん、名前にはスポーツと入っているが、どちらかというとクーペという意味あいでの名付けのような気がする。
そのように考えていくと、ホンダで純粋にスポーツカーとして開発したと言えるのは、NSX、ビート、S2000くらいなのじゃなかろうか?(大衆車ベースなどは除きます
他社に対してスポーツでアドバンテージが果たしてあったのか?

また、本田宗一郎氏は「若者向けのクルマづくり」を目指していたと聞く。
もちろん多少の軸のブレ等はあるだろうが、これは概ね現在も守られていると思う。
プレリュードが流行ったとき、乗っていたのは若者が多かったのではなかろうか?
アコードワゴンが流行ったとき、乗っていたのは若者が多かったのではないか?
そして今、ミニバンが流行っているがオデッセイやストリームに乗っているのは若者が多い気がするのは気のせいだろうか?
そして同時に、年寄り向けといっては失礼だが高級車の少なさもそれに該当するのではないか?もともとホンダは昔から高級車をあまり持たないのである。

現在は「フィット屋」だの「ミニバン屋」だの言われることが多々ある。
たしかにそのとおりではある。
しかし、フィットはセンタータンクレイアウトや今までのコンパクトカーと違ったいわゆる「カワイイ系」とは一味違ったデザイン等、チャレンジした車だと思う。
またミニバンももともとの火付け役はホンダだし、ホンダ自身も低床低重心化などによりそのミニバンを武器に、さらに挑戦をしているのではないだろうか?
成功しているためか過去ほど語られることはないが、これも開発時としては結構な挑戦だと思うのだ。
もちろん、反対意見もあるでしょうけどね。

今も、ホンダは若者の乗車比率が高いメーカーであることは変わらないと思う。
変わったのは、若者の趣味と時代の流れによるところが強いと思っている。

また、本田宗一郎という過去の人にとらわれていては宗一郎氏の言う「挑戦」からも離れてしまうのではないか?
ホンダスポーツというイメージにとらわれてるホンダファン、本当に挑戦していないのはどちらなのであろうか。



まあ、スポーツカー好きとして、メーカーにスポーツカーを生産して欲しいのはわかるのですがね。
あくまでそれをホンダのイメージや本田宗一郎氏にかぶせて色々言うのはちょっと筋違いかなと思ったので書きました。
ブログ一覧 | 車総合 | 日記
Posted at 2010/12/01 21:05:47

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こんばんは、
138タワー観光さん

この記事へのコメント

2010年12月1日 21:20
ホンダの特色って、『活発さ』だったり、『先進性』のような気がします。その『活発さ』が、『スポーツ』と訳されたりするから、解釈の違いが出てくるのであるのかなと思います。
コメントへの返答
2010年12月5日 2:22
確かに、昔のF1やなんかをはじめとして活発に活動していますからね。

ただ、ポルシェですらカイエンやパナメーラを出したりしている時代ですし、スポーツ志向のみを求めるのもなんだかな・・・と思い書きました
2010年12月1日 22:01
宗一郎氏のコンセプトは、「人に喜んでもらえること、社会で必要とされていることをすること。」だったと思います。それは今、立派に守られていますね。
実は僕も、最近のホンダ車は僕の好みに合わないものが多いと、批判的な見方をしてしまっていましたが、この文章を読んで、目が覚めた気がします。
それに、今も少しではありますが、スポーティな車もありますしね。
スポーティな車が好きな少数派にも喜んでもらおうとしてくれているのでしょうか。
そう考えると、本当にいつまでたってもいい会社ですね。
コメントへの返答
2010年12月5日 2:25
そこまで立派な文でもないですがw

必要とされている、となるとどうしても今はミニバンやコンパクトになっちゃいますしねぇ・・・
ましてや、昔と違って安全性や環境について騒がれる近今となっては、昔のようなスポーティな車は作れないでしょうし。
売れる見込みのない中、ハイブリッドでCR-Zを出して環境面をクリアしてくれたことは嬉しく思ってます。
これが第一歩となり、色々と続いてくれればいいのですが・・・
2010年12月1日 22:33
まだHONDAはスポーツ系の車を出していますし、応援しますよ^^
CR-Zとか、まだ欧州タイプRもあります。ふぁいとだ^^
コメントへの返答
2010年12月5日 2:26
ミニバンとかが中心ですけど、たしかにスポーツはまだありますね。
オーナーの層の違いもありGT-Rのような高いスポーツカーをパッと出せない現状では頑張ってくれてると思ってます。
2010年12月1日 22:50
最近のホンダのラインナップに競技向け車両が無くなったのは、
「社員は他メーカーの車に乗っても良し、となって、自分たちが乗りたい車を自メーカーでという雰囲気が薄れたからかも」
と、僕のフィットの担当セールスマン(エボ10乗り)が言ってましたね。

ただ、CR-ZもやっとJAF公認を取ったし、スポーツカーを作ると言うことを止めるわけではないと思いますけどね。
コメントへの返答
2010年12月5日 2:29
ホンダの内部事情はそのようになってたんですね。
それは知りませんでした。

僕個人としては、スポーツカーはもちろん、他の分野にも挑戦していって欲しいと思っています。
環境や安全面で、スポーツカー不遇にはなりましたが、一部の層にはまだ人気もありますし、開発は続けていただきたいです。
もちろん、チャレンジスピリットというくらいなら、スポーツ以外にもチャレンジすべきだとは思っていますがね。

難しいところです
2010年12月2日 2:53
その通りっ!!全くその通りだと思います。

と大いに思いつつも、結局みんな昔のホンダが好きだからそういう話しになるですよね。そういうことを言っている人はスポーツのイメージが強い時期のホンダを見て多感な時期を過ごしたのではないかと思います。今の若者からするとホンダはフィットやインサイトやミニバンなどを売っている会社ですからね。

もちろんスポーツが強かったころのホンダの方が好きではありますが、
そのころのホンダ車もスポーツカーとして作った車というよりは、使う上でこうした方が便利だろう、こうした方がよりよいだろうと、いろいろ挑戦し作られた車でスポーティーなグレードが速いというだけ、という気がします。最初からタイムを削ってやろうなんて作りはしていない筈。

タイムを削ることを目的に作ったのはインテRが初めてかと思いますし

車に乗るのは結局人なわけで、社会や人が必要としたものを作ることが正しいことかと思います。除雪機、農耕機、船外機、飛行機、自動車、二輪車が揃うのはたぶんホンダだけです。全てにおいて人のため・・・

だから昔と違えど人に喜ばれるために開発をする今のホンダも好きです。



コメントへの返答
2010年12月5日 2:35
ホンダには昔から「MM思想」がありましたしね。
今自分でEFシビックに乗るようになり、その考えをいろいろな処にひしひしと感じております。

僕も昔のホンダは大好きです。だからEFに乗ってます。
でも、いつまでも昔にとらわれているような考え方、宗一郎氏の考え方とは違うと思っています。

速いだけ、広いだけ・・・それなら他社にもあります。
使っていて開発者の工夫が眼に見えてくる、それは使ってくれる使用者のため。
そんなホンダは今も昔も変わらないと思っています。
そしてそんなホンダが大好きです!
2010年12月2日 8:40
本田氏が亡くなる前の著本に今の日本メーカーの状況を予言したかの様に書かれてますし、また原因も書かれてます。人としての何かをな人生観も
それらを見るとかつてのホンダをグッド(上向き矢印)と願う心を聞くのも仕方がないのかもです。「模擬は転落の入り口」
今のメーカーは欧州に習えな感じがあります。

軽メーカーのスズキが不況の中に他メーカーに負けない売り上げを上げてるのは独自の戦略展開をしているから、
今のホンダは、そのかつての原点を改めて見直してます。なんで世界に負けない日本車を作ってくれるかと思います。
コメントへの返答
2010年12月5日 2:42
その話は耳にした耳にしたことがあります。詳しい内容は覚えていませんが・・・

かつてのホンダを願う気持ち、ここまで書きなが実は僕の中にも潜んでいます。
しかしそればっかりを考えていても、会社として成り立たないのも事実、難しいところなのかもしれませんね。
ましてや昔と違い、世界規模の会社になりましたから色々と違うのでしょう。経営学は全く知らないので想像でしか無いですが。

今のホンダは、昔のようにありつつ、また未来を目指している気がします。
そして今は、方向性を模索している最中な気がします。
その方向性が定まり、世界に誇れるホンダになってくれることを願っています。

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「みんカラやらなさすぎて、コメント入れづらくなってて生きてるのかあいつですが元気にEFオタクやってます♪」
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