7月15日、待ちに待った新型クラウンが発表されました。
明治維新に例えられた、今まで以上に賛否があるモデル。
スイングレジスターや40年近く続いているトランクオープナーの位置変更など残念な面もある。
しかし、本モデルはクラウンらしさはありませんが今回の路線変更はどちらかというと肯定派。
日本人による日本人のための高級車というコンセプトこそ失ってしまったが、ブランドだけでも生き残ってくれただけでも私は素直に嬉しい。
車寄せでのカットはブラックのボディーカラーと相まって、この車がクラウンであることを感じさせ
220系で無くなっていたこのカットや
なぜRS系しか設定できないのかは謎だが、リアパワーシートの設定を無くさなかったのはクラウンとして後席を蔑ろにしていないとのメッセージを強く感じる。
クラウンの美点である取り回しの良さもボディーサイズこそ大きくはなったが、最小半径5.4mという点はまだ運転していないので何ともいえないが評価するべきポイント。
ドライバーを楽しませてくれた先代220系は後席の乗降性やくつろぎ感を多少犠牲にしていた感じは否めず、新型は先代の弱点であった部分をリフトアップとベース変更によりうまく消したなというのが素直な感想。
「日本のクラウンここにあり」
ワールドプレミアの際、このようなしっかりとしたセダンもラインナップされており、私のようなセダン愛好家には大変嬉しいニュースであった。
サイドのデザインから見るとセダンモデルはFRプラットフォームを用いているように見える。
今でこそフーガを愛でているが、新たなクラウン像を示してくれた登場予定のモデルは私の中で再びクラウンを手にしたいと思わせる1台であった。
「マイナーチェンジを飛ばしても良いので、もっと本気で考えてみないか」
と言われてしまっていた先代クラウン。
車として良くできたモデルだと思っていたが、クラウンの進化としてはトヨタ内で中途半端に思われてしまっていた反動が今回のモデルチェンジだったのかなと、
現行をベースに先代の弱点を消したモデルを楽しみにしていた私としては今のところ純粋なFRセダンとしての道を諦めてしまった事は残念に思えるが、クラウン第二章であるゼロクラから先代220系。クラウン第三章として今回新しい時代のクラウンが誕生。
クラウン=セダンというイメージですが、過去のCMで日本を代表する乗用車とよく言われていたクラウン。
今回のモデルチェンジで再び日本を代表する乗用車として日本国内のみならず海外でも頑張って欲しいと思っている。
発表時、章夫社長が言っていた
「乗ってみて、車から降りてきたときの言葉は、これ、クラウンだね」
という言葉を早く確かめてみたい。
続いて17日、フーガの12ヶ月点検を受けてきました。
点検内容としては法定点検メニューに
オイル、エレメント交換
エンジン洗浄
ATF交換
パワステフルード交換
ナビ地図更新(無料チケット適用)
見積を頂いた際、エンジン洗浄は行う予定は無く、年明け投入したMT-10が加わっておりました。
点検当日にエンジン洗浄とMT-10を外す旨を伝えた後、オイルの話になり、ウチにはニスモのスポーツオイルも置いてますよと悪魔の囁きが…
金額を聞いてみたらMT-10を添加する値段と大して変わらずでしたので、オイルの性能をしっかりと確かめる為にエンジン洗浄を加えオイルを純正Eスペシャル5W-30からニスモスポーツオイル5W-40へと変更してみました。
ATFは現在走行約18000kmでしたが交換して正解。
ギクシャク感が低減し多少滑らかなフィールになりました。
このフィールがいつまで維持できるか、、
続いて本丸のニスモオイル、、
これは大正解
エンジン洗浄の影響もあるかも知れませんが明らかに滑らかで力強く感じる。
新車時を上回っているような気がします。
思わずディーラーから出る際に笑みがこぼれてしまいました。
2500回転以上の拭け上がりが全然違い、今のところフーガは純正Eスペシャルとモービル1しか入れたことありませんがもっと早くニスモオイルにしておけばよかったと思いました。
今回の点検は54000円の投資でしたが、車としての滑らかさを手に入れたことで非常に満足のゆく点検となりました。
華々しいクラウンの発表とは裏腹に生産こそ終わってませんがひっそりとシーマとフーガのカタログがいよいよフェードアウト。
Y51フーガの登場が2009年。
当時のクラウンは200系で後に210系、220系、そして新型とクラウン4世代分をY51系のみで戦っていくとは登場当時は思いもしなかった…
それと18日にはまた1つ歳をとりました。
この歳になると祝ってくれる人も減りますし、特に嬉しいこともありません。
とある住宅展示場でのランチ時、ご丁寧にロウソクまで立ててデザートプレートを出してくれました。
家族連れが多い店内では嬉しいような恥ずかしいような何ともいえない気持ちでしたが、良い歳をした大人でもこういう風に祝って貰うと嬉しいもんですね。
Posted at 2022/07/19 14:54:46 | |
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