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2年振りの来日らしい・・・

僕が若かりし頃に聞いた音楽、当時のアーティストたちが還暦を過ぎても頑張っている。

「昔の名前で出ています」に釣られて、
ここ数年は怖さ半分でライブに参加している。





国内では

矢沢永吉
高橋真梨子
井上陽水
小椋桂
タイガース
外道
クリエーション

海外では

Queen
Kiss
Deep Purple
Santana
Ventures

などなど・・・・

特徴は1回限りでリピート参加が無いことである。


さて、話は戻るが、確か数年前に大宮に来たが、パスした。

調べたら2001年だった・・・・えっ、14年前・・・
今回は最後の来日とメディアが騒いだ。

最後の来日と言われて、何回も来る方もいる（笑）
PaulやClapton・・・

しかし、Dylanも74歳・・・本当に最後かもしれないと思い、先行予約を入れてしまった。

さて、僕とDylanの関係。
彼は30枚以上のアルバムを出しているが、僕が持っているのは3枚のLPのみ。




どれも70年代のヒットアルバムである。

しかし、1枚のLPが僕のリアルタイムで強く印象に残っている。

それがこれ

欲望



大学1年の時に擦り切れるまで聞いたレコード・・・今時、「擦り切れるまで聞いた」の意味の分からない方が増えたと思う。

当時、大学の寮に居たが、ステレオセットなど持っていない。
同室のO君のプレーヤーを借りていた。

Dylanは歌詞を理解する事がDylanを理解する事であり、和訳を見ながら何度も聞いた。

1年の教養学部を終了し、引越する時に部屋の天袋の裏にDylanの歌詞を書いて（落書）残した。

他人のモノなので器物破損であるが、もう時効だろう・・・

One more cup of Coffee for the Road
One more cup of Coffee fore I go
To Valley Below
（記憶は薄いが多分、このフレーズだろう）

それくらい、傾倒していた時期もある。


さて、前置きが長くなった。

予約はしたが、復習しなければとNetで調べると・・・・
最近のDylanのライブは過去のヒット曲はやらないらしい。
それを期待して行くとがっかりだそうだ・・・・



参加者の年齢層はアーティストの世代を反映するが、老人から中年、若者と以外に幅広い。

外国人が多いのに驚き・・・

入口でお迎えいただきました



ギブソンのディラン・エディション




席は2階席の2列目
先行予約S席でもここ・・・



価格はPaul McCartney より下、Elic Clapton　より上の値付け

参考まで・・・・・・・・・・

SS ￥25,000（1階席中通路前［座席指定］／税込、ポスター付）
S ￥16,000（1階席中通路後・2階席・3階席［座席指定］／税込）
A ￥13,000（3階席後方数列［座席指定］／税込）

7時10分に幕が開き、20分の休憩を挟んで9時に終了
Dylanはスタンドマイクでの手ぶらか、ピアノの弾き方り。

一切、ギターは手にしなかった。
初めて聞く、しわがれ声は感動モノであった。


で、2016年4月5日　来日2日目のBunkamura オーチャードホール　Setlistは

---第1部---

01. Things Have Changed
02. She Belongs to me
03. Beyond Here Lies Nothin'
04. What'll I Do　(Irving Berlin cover)
05. Duquesne Whistle
06. Melancholy Mood　(Frank Sinatra cover)
07. Pay in Blood
08. I'm a Fool to Want You　(Frank Sinatra cover)
09. That Old Black Magic
10. Tangled Up in Blue

---第2部---

11. High Water (For Charley Patton)
12. Why Try to Change Me Now　(Cy Coleman cover)
13. Early Roman Kings
14. The Night We Called It a Day　(Frank Sinatra cover)
15. Spirit on the Water
16. Scarlet Town
17. All or Nothing at All　(Frank Sinatra cover)
18. Long and Wasted Years
19. Autumn Leaves　(Yves Montand cover)

---encore---

20. Blowin' in the Wind
21. Love Sick


フランク・シナトラにイブ・モンタン　？？？

なんじゃこれ！！

シャンソンとムードミュージックか・・・・

20曲目の「風に吹かれて」がDylanで唯一の知ってる曲
それもアレンジが強く、歌詞を聞いて初めて分かるくらいに難解であった。

アコギのDylanが見たかった・・・



フォークの神様、誰もが知っている大物ミュージシャン、逢えただけでも幸せかも・・・

来年も来日したら、事前学習して参加しよう！！