今回はリアの

ブレーキローター交換をしたいと思います。
まず、外すタイヤのボルトを緩めましょう。次にフロントタイヤに輪止めをします。
リアのデフにジャッキを当ててあげていきます。
ウマを入れて安全確保をしてください。
面倒でも必ずやりましょう。
怪我しますよ。

今回もディクセルのスリット入りのローターです。
GC8ってブレーキ関係のパーツが種類豊富で探すのに苦労します。

タイヤを外してブレーキパッドを外していきます。
そしてボンネットを開け、ブレーキフルードタンク内のフルードを注射器で抜いておきます。
次に針金を外してピンを抜きます。
次にブレーキパッドの間隔を広げてからブレーキパッドを引き抜きます。
ブレーキパッドを抜いたらキャリパー内のピストンをツライチになるまで拡げておきます。

外したブレーキパッドを清掃しておきます。
後でグリースを塗るので綺麗にしときます。

パッドがはずれたキャリパーです。この時、サビやオイル漏れが無いかを確認してください。出来ることならオーバーホールしたいのですがそれはまたの機会に。

キャリパーを固定しているボルトを緩めます。規定トルク8キロなので結構力が要ります。外れたときは｢ボルトキレた？｣って思います。ボルトが外れたらネジやナットなどゴミや石が噛まないように念入りに掃除をしておきます。ねじ山がつぶれる原因になりますので念入りにやるのが肝心。

キャリパーが外れたらS字フックでサスペンションに引っかけておきます。
後はローターを引き抜くだけです。
サイドブレーキをおろします。
しかしローターは固着してました。
M8のボルト、ありません。
さてどうする？
プラハンマーで振動を当てながらローターを回しながら引く。
用はボルトを入れてやることを素手で片方ずつやってみます。
ガタが出ればこっちの物です。

ローターが外れたらまずは掃除です。
パーツクリーナーとウエス、紙ヤスリなどでブレーキダストなどを落としましょう。
この時最も重要なのがサイドブレーキのシューを締めておくことです。
これをしないとローターがハマりません。
絞めたら逆の手順でローターを組付けします。
これを左右やります。

キャリパーは8キロで絞めて、ブレーキパッドを取り付けたらブレーキが固くなるまで踏んで下さい。ローターにガタが無いかを確認してからタイヤを取り付けてください。
左右ともに終わってからが本番です。

ジャッキアップでウマをしてる状態からタイヤの裏に潜り込みローター裏側にあるゴムキャップを外します。
外れたらライトを当てて歯車があるのを確認してください。
サイドブレーキが降りている状態で歯車を上方向に回していきます。歯車を回してはタイヤを回すを繰り返していくとサイドブレーキが効いてくるところがあります。タイヤが動きづらくなったら、歯車を下方向に2回位戻してタイヤが回るところにセットします。コレを左右やります。
終わったらサイドブレーキを何度か引いて落ち着かせます。この時引きしろが少ないことが大事です。つまりサイドブレーキの引きしろはここで調整します。やってみるとわかりますが首が疲れます。

さて、交換後のレビューですがほんとに軽くブレーキを踏む(1センチくらい。ブレーキランプも点かない程度)で効きます。
交換するなら前後いっぺんに変えてパッドもやった方が効果大ですね。
おかげでブレーキランプのセンサースイッチの調整が必要になったようです。