★981ボクスターの幌メンテナンス(撥水加工)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ソフトトップのメンテナンス剤を購入。
「モータウン #160 ハイパーウオータープルーフ」という製品です。
ネットで調べてみると、これがソフトトップ用としては一番ポピュラーで、一定の効果が認知されているようですね。
以前はビニールのトップ、キャンバストップ用の製品がわかれていたようですが、現在は統合され、この製品一本になっている模様。
フッ素系の液剤を塗布し、その撥水効果をもって幌を保護するということで、一旦洗って汚れを落とした幌を乾燥させ(濡れた状態では塗布不可能。油性なので)、その後に塗布→乾燥、という工程を経る必要があります。
2
以前に乗っていた幌車、BMW Z3や986ボクスターには何も(幌に対して)メンテをしていなかったのですが、それらの場合「雨の日は殆ど乗らない」という環境だったのに対し、今回の981ボクスターは雨の日でも乗りますし、外に放置することもありますので、やはりソフトトップの雨対策は必要であろうということで購入しています。
3
施工にあたっては、説明書には「刷毛塗り」をするように記載されていますが、ぼくは「スポンジ」を使用。
そのほうが液剤を良く吸いますので施工が楽ですし、刷毛に比べるとウインドウとの境界など細かいところの仕上げが楽だろう、という判断ですね。
(刷毛を使用すると何度も液剤を入れた容器と幌とを往復せねばならず、その回数の分だけボディに液剤が飛んだりという危険性も向上する)
4
このスポンジは、コーティングの際カービューティーMAXさんにメンテナンス用基本セットとして付属してくるものですが、MAXさん特製ということもあり、柔らかく液体の吸い込みが良いので、ぼくは何にでも使用しています。
レザーシートのメンテナンスや、内装の樹脂部分のメンテナンスもこのスポンジを使用していますが、ぼくは頂いたスポンジを6分割してちょっとづつ使っているわけです。
ケミカルには小さなビーカーのような容器が付属しているので、そのビーカーに液をとり、そこへスポンジを浸してソフトトップへ塗り込みます。
液剤が手に付くと手が荒れるかもしれないので、ビニール手袋も必須。
5
液剤がボディやウエザーストリップ、ウインドウに付着するとよろしくないらしいので、本来はマスキングをすべきでありますが、マスキングは面倒ですし、細かな部分の作業性を上げたり、境界などの作業において正確性を上げるためにスポンジを使用しているので、ここはマスキング無しで一気に施工。
広いところはさっさと塗布できますが、さすがにウエザーストリップとの境界やウインドウとの境界は新調に、スポンジの先を絞って作業。指先もうまく使えばきっちり細かいところまで塗布できます。
6
なお、経験上ですがもともとファクトリーで塗られている撥水剤が先に剥げてくるのは幌の端や骨組みのある部分で、これはおそらく紫外線で剥げてくるのでしょうね。
人が日焼けするときも鎖骨など出っ張った部分が焼けやすいのと同じなので、とくに先端部分や骨組みのあるところ(出っ張っているところ)はきっちり塗込んでおきます。
幌の先端部に付いては、軽くトップを上げ、先端部を完全に露出させると塗りやすくなります。
7
一旦全体を塗った後、再度先端や骨組みのあたりに液剤を塗ってゆくと、完全に一本を使い切ってしまいます。
作業時間はおよそ30分程度ですね。
なお、塗った後はムラになることもなく、使いやすい製品だと思います。
改めて効果などをレポートしてゆきます。
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