EGRガス流量不足によるインマニ、EGRクーラー、パイプ、バルブ煤清掃
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走行中にエンジンチェックランプがつき、ディーラーでOBD2の診断機で診断してもらった結果、P0401 EGRガス流量不足が判明しました。(EGRを通った後の排気ガスがエンジン側に戻される流量が計算上より不足しているというエラーだそうです。)
一度、チェックランプを消してもらい、次に整備してもらうまでの間に再度チェックランプが点灯することはありませんでした。
3月31日夕方に入庫し、インテークマニホールド、EGRクーラー、EGRパイプ、バルブの煤洗浄、清掃をディーラーで実施しました。
整備時の走行距離 58,980km
分解整備前と整備後の写真撮影をお願いしてプリントアウトしてもらった写真をいただきました。
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清掃前 EGRクーラー出口。煤で網網(クーラーのフィン)がほとんど見えません。OBD2の診断結果通り、EGRが詰まっているようです😞
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清掃・洗浄後 右上の長四角の筒のEGRクーラー。
中の網網(フィン)が綺麗に地金まで見えるようになりました。
下のインテークマニホールドも煤が取れて中までピカピカ✨
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清掃前
こちらもインテークマニホールド。
胡麻の串団子の餡のように穴の周りに煤が堆積。
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清掃・洗浄後 ピカピカです。
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PMを含んだ排ガスがEGR(排気再循環:Exhaust Gas Recirculation)を通過後にエンジン側へ戻され、エンジン手前のフレッシュエアと混合される吸気シャッターバルブ。
ブローバイガスを含んだフレッシュエアはインタークーラーで冷やされオイルは乳化し、EGRが詰まって機能しなくなってフレッシュエアだけを吸ってオイリーになるのではとの事です。(オートサプライ鈴木さんの記事より)
吸気シャッターバルブはかなりオイリーですね。
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洗浄後は吸気シャッターバルブもピカピカ✨
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通称、潜望鏡。(品名はEGRパイプ)とのこと。清掃前は真っ黒でパイプに煤が詰まっていてパイプがどこにあるかよくわかりません。
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清掃・洗浄後 こちらも綺麗になりました。
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上のボルトとその直下はコモンレールシステム。レールと呼ばれる蓄圧室に高圧の燃料を溜めておくことで、負荷によらずいつでも燃料の高圧噴射できるシステムです。その下の穴の周りにも煤が堆積。
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こちらはディーラーでは外して作業できないそうで明かりで見える範囲の煤を取り除いてもらっています。
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事の発端は3月20日、いつもの休日ドライブの折り返し休憩地点から数十メートル走行した時にエンジンチェックランプが点灯したのでマツダコネクトでエラーを表示すると高速走行を避け、マツダ販売店に連絡してと記載があり、その場で点検予約しました。
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エラーが出た日の夕方の入庫直前 エンジンチェックランプ点灯後も走行に違和感なく、普通に走っています。
整備前の煤だらけになった写真の状態でも、普通に走っているファイブくんはなんだかすごい気がします。
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4月から整備料金単価が改定されるそうで、3月末日に入庫しその場で支払い。3月中の旧料金で対応してもらいました。ガスケット類は全て新品に交換。
ディーラーでは煤洗浄等で利用するドライアイス洗浄機は導入されていないそうですが、煤がついた部品をメタルクリーンのような洗浄剤の桶に入れて加温。その後、メガネ屋さんで使用しているような超音波洗浄機で仕上げしたとのことです。車の部品が大きいので超音波洗浄機も大型のものが使われているんですかね?
通常は二泊三日の仕上がりだそうです。汚れはどうだったか聞いてみたら結構、堆積していたとのこと。休みの日しか車を使わないので3月31日閉店間際に預け、4月5日に完成連絡をいただき、4月6日に引取りしてきました。
洗浄後のファイブくんは新車の頃のように戻ったかというと普通に走っている分には以前と変わらなく、ただ時速40kmから60kmくらいでアクセル一定なのにしゃくる感じか3回ほど発生しました。しばらく乗れば剥がれた煤も吹き飛んでしゃくりもなくなるかもしれません。しばらく様子見です。
2,000回転以上回していないので、その機会があれば新車の頃のように豪快な加速をするか試してみたいです。
ずっとお世話になっていた整備課長さんが異動され、昨年あたりからちょくちょくお世話になっている整備担当さんに変更になりました。
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代車が板金整備で出払っていて車を預けた帰りはJRで帰宅。JR苗穂駅は古い駅舎からとても綺麗に生まれ変わりました。左側に新幹線の線路((高架橋構造)の車両基地になるそうです))を作る工事が進んでいます。
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