
さて、7月21日(土)にオートポリスで開催された、
BestCar×Modulo体感試乗会へと行ってきました。
この試乗会は事前応募によって選ばれた30名(Aグループ15名+Bグループ15名)+同伴者というごく少人数で行われました。
タイムスケジュールは以下の通りです。
8:30~開会挨拶、趣旨説明
ドライバーズブリーフィング
9:00~試乗会(午前の部)
11:30~ドリフトデモラン
12:00~レーシングコース体験走行
12:45~ランチ&トークショー
13:30~試乗会(午後の部)
16:00~同乗走行
17:00 終了
このように朝から夕方まで1日中モデューロの世界を堪能出来るスケジュールとなっています。
まずは、ブリーフィング
Moduloに関係の深いレーシングドライバーのお二人の紹介や
(向かって左側はモデューロ開発アドバイザー:土屋圭一さん、右側:マイカーはモデューロパーツを装着したS660! 小林崇志選手)
モデューロ開発者の紹介
また、モデューロブランドについて説明がありました。
そして、試乗会(午前の部)
私はAグループでしたので、
北コースでS660(ノーマル、Modulo X、Modulo用品装着車)の試乗です。
(S660の試乗車はどのモデルもMT,CVTどちらも用意されており、希望の変速機の方で試乗出来るようにしてありました。
…!!( ̄□ ̄;)…物凄い配慮だと思います。)
まず、マイカーで試乗コースを2周し、どのようなコースかを覚えます。
(この時、普段自分が乗っているクルマが試乗コースでどのように動くのか知れたので、試乗車と比較しやすかったと思います。)
ちなみに、試乗コースはこの様な感じ
各所にパイロンが設定され、テクニカルで面白いコースレイアウトとなっていました。
まずは、ノーマルS660
う~ん。改めてノーマルの出来の良さを感じます。
Modulo Xは軽自動車という枠内でどの様に変わるか?
S660オーナーとしてはModuloシリーズへのハードルは高くなります。
そして待望のS660 Modulo Xの試乗へ!
ムム……(○_○)!!凄い。
走り始めからクルマが軽く感じる……
エンジンパワー上がった?と錯覚してしまうほど。
そして、ブレーキングのスタビリティが高くなっている感じ……
綺麗なブレーキ姿勢を作り易く、安心してコーナーへ飛び込んで行ける!
こんなに変わるものなのか(^_^;)!!
関係者の方にお話を聞くと、サスペンションが変わっているのも一つの要因として挙げられるが、部品を変えるだけではこの様な感じにはならないとのこと。
やはりコンプリートカーとして開発し、バランスを取ったパッケージングだからこそ、ここまで良くなるんでしょうね。
バランスって大事。そう実感することが出来ました。
予算(純正+約66万)があるのであれば「Modulo X」の方が所有する喜びは高いかと思います。
そしてS660 Modulo用品装着車
キャリアや新型ナビなどフルオプション車両です。
(何気にModulo Xより購入価格は高いかも…笑)
キャリアの重さが気になるかと思いましたが、そこは純正用品。上手くまとめていると感じました。
また、Beat純正キャリアは荷物が落下することもあったと言われていますが、
S660のキャリアは固定方法が写真のように何重にもベルトで締めるので、固定ミスや過積載しない限り落下しないのでは?と感じました。
また、ナビも大きく変わっており、
これなら購入(変更)したいと思わせる質感へと大幅に刷新されていました。
次はドリフトデモラン!と思いきや、
サプライズ!
ドリキン×小林選手によるS660 Modulo Xデモ走行。
テール・トゥー・ノーズの迫力ある走行を披露してくれました(^o^)/
CVTモデルでもMTと謙遜なくスポーツ走行出来ていたのが驚きです。
(CVTモデルを運転していた小林選手も出来の良さに驚いていました。)
そして、ドリキンによるドリフトデモラン!
抽選に当たった幸運な5名は横に乗って体験できます。
あのコントロールが難しいと言われているS2000(AP1)
しかもシートのスライドレールが固定出来ないトラブルが発生してしまった中で華麗なドリフト!
いやぁ~凄すぎっすw さすが職人!
そして、次のプログラム
レーシングコース体験走行
マイカーでオートポリスを2周!出来ました。

(結構スピードを出せたので楽しめました。)
自身の車両がどのぐらいのポテンシャルがあるか、少し覗けたかも!?

オートポリス名物ジェットコースターストレート
この先の60RをS660 Modulo Xはノーブレーキで行ける!(ドリキン談)
メインストレートで集合写真を撮り
そして昼食休憩(ランチ&トークショー)へ
贅沢にトークショーを聞きながらのランチ🍴
中々聞けないお話を聞けました。
そして、試乗会(午後の部)へ
午後の試乗は南コースで
STEPWGN(ノーマル、Modulo X)
FREED(ノーマル、Modulo X)
VEZELモデューロ用品装着車
JADEモデューロ用品装着車
の試乗です。
コースレイアウトはこの様になっています。
こちらのコースもパイロンが各所に配置され、峠をイメージした作りとなっていました。
(今回の試乗会通して、コースレイアウトには本当にセンスを感じました。モデューロの違いを本気で感じて欲しいんだという意気込みすら感じれました。)
ノーマルステップワゴン

ハイト系ミニバンとして高い運動性を持っていました。
これには
本当に驚かされました。
Modulo X ステップワゴン

素性の良さを磨き上げていていると感じました。
ステップワゴンのModulo Xを作る際はステップワゴンtypeRの領域まで作り込み、乗員のことを考えたバランスになるよう、走りの部分を引き算して造り上げていったそうです。(ドリキン談)
ジェイド モデューロ用品装着車

カッコいい!!まず、見た目がgoodでしょう。ハイブリッド車はDCTを採用しており、スポーティーミニバンとして素質充分。
しかし、そのDCTがこのコースとギア比が合っていなかったのか、自分の思うギアに入らなかったことが気になりました。
また、ステアリングを切って行った際のフィーリングが少し軽すぎるかな?とちょっと気になりました。
ノーマル フリード

売れる理由が分かりました。
イイね!と思わせてくれる造りに驚きました。
クルマが塊感となってコーナリングしていく様は爽快感すらありました。
フリード Modulo X

ここまで来るとなぜModulo Xが様々な車種に展開しているかと言うことが理解出来てきました。
ホンダは純正でも走りが良い。
しかし、そこから更に走りに拘りがある人達が磨きあげると走りの純度が上がる。
一般の人では中々難しいカスタムをメーカーが行うことで多くの人に
「クルマって楽しいんだよ」
と多くの人に理解して貰いたいと言う努力の姿勢の現れでは無いでしょうか?
ヴェゼル モデューロ用品装着車

内装の質感が高く驚きました。
また、走りも思いの外良く驚きました。
ブレーキフィーリングも良く昼からの試乗車中、一番安心して止まれる気がしました。
そして、最後に同乗走行 ( д ) ゚ ゚
土屋さんor小林選手の横に乗ってレーシングドライバーのテクニックを2周に渡って体感!

最初の1コーナーは事故ったかと思いましたw
物凄いブレーキング。
これはもう神業的としか言えません。
土屋さんが常々言われているバン!とブレーキは最初に一発強く踏んで、あとはじわじわ弱める
その意味が分かりました。
というか、実際のブレーキは1~2秒程度なので、その短い時間の中で何と繊細なことをこなしているのか!と驚きを禁じ得ませんでした。
ステアリング捌きも凄すぎて・・・
もうここら辺は感覚的な所も入ってくるので、どうにも分かりません。
この経験で、私のドライビング観は完全に変わりました。
ドライビングテクの奥深さ。
その一部でも体感出来たことに感謝です。
機会が有れば、是非レーシングドライバーの運転する横に乗ってドライビングを感じることをオススメします。
さて、今回のイベント。大変なボリュームでした。
無料の試乗会ではありませんが(5000円+同伴者1人につき1000円弁当代)、
モデューロというブランドをじっくりと知ることが出来た貴重な試乗会だったと思います。
参加人数に対してのスタッフ数が充実していたので、何かと安心して行動出来たのもポイントが高かったです。
また、この様な機会を作って頂いた
ベストカー様、モデューロ様には大変感謝致します。
この様なイベントを今後も継続して行って下されば、ベストカーとモデューロ共にブランドイメージ向上に繋がるかと思います。