断熱フィルム施工 フロント3面
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施工してくれる店が少ないフロント3面の断熱フィルムを貼りました。
正直、ノウハウ、技術の必要な作業なので基本的にはお店にお願いすることをオススメします。
自分でやるときは失敗する覚悟でやりましょう。
相変わらず写真撮るのを忘れまくっているので、文字ばかりになります。。
その分なるべく詳細にかければと思います。
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まず準備物です
何事も準備が9割です。私みたいに面倒がらずちゃんとしたものを用意しましょう
写真は大事なものが抜けてますしw
○内装外し工具
MR-Sであればプラスドライバーとマイナスドライバー(出来れば、内張り外し工具)があれば大丈夫です。
内装は外さなくても貼れますが、外した経験のある方はさっさと外したほうが失敗しないです。
○スキージ
フィルム貼る用のヘラですが、近くのホームセンターに売ってなかったため、今回は代用品を使用しました。
が、ちゃんとフィルム用を買ってください。
今回買ったものは角が尖っていてフィルムを傷つけてしまいます、、
また、柄の部分が長すぎてフロントガラスの下の方はめちゃやりづらかったです。
オススメは、フェルト付スキージと、内張りの中にフィルム入れ込む用の薄めのヘラ(MR-Sはサッシュレスドアなので内装外せば必要ないですね)の2つは用意するのが良いかと思います。
あとは、ゴムヘラもあればフィルムが傷つく心配が無いのでゴリゴリ使えて便利かもしれないです。
○ポリ袋
内装に水がかからないように保護する用と、フィルムの型取り用に使用します。
大きめを買っとくと何かと便利です。
○マジックペン(油性)
型取り用に使います。
貼るときに水をたくさん使うので油性がオススメです。
○養生テープ、マスキングテープ
防水用だったりなにかと使う便利道具
○ハサミ
フィルムの型取り用です。
カッターでも良いですが、安全便利なハサミだけで十分です。
とはいえ、素人が切るとどうしても切り口が波打ってしまうので、特にサイドウインドウの上の部分は窓を開けると見えてしまいますが、ある程度妥協は必要です。
MR-Sだとカッティングプロッターでカット済みのフィルムも売ってます。
手間もかなり減るので、若干割高ですがオススメです。
○スプレー、せっけん水
一番大事なものが写真から抜けてますが、フィルムの張り位置調整用に必須です。
スプレーはなるべく広範囲に噴霧できるものがオススメです。
加圧できるものがあれば便利ですが、まあファ○リーズの空き容器を用意しましょう。
石鹸水は中性洗剤と水でOKです。
ちなみにプロは泡立ちにくい専用品を使っているらしいです。
肝心の配合割合ですが一般的には水に対して石鹸を1~3%と言われますね。
これについてはフィルムの切れ端を実際にガラスに貼ってみるのがオススメです。
石鹸が多すぎると、フィルムが滑り落ちてしまったり、白いのが残りやすくなってしまいます。
剥がれ落ちないけどフィルムを動かせるバランスを探しましょう。
フィルムを貼る練習にもなります。
小さい切れ端なら動かせるけど、実際の大きなものになると張り付いて動かせなくなることもあるので、そのあたりも考慮すると良いかもしれません。
○ヒートガン
今回は使っていないです。
フィルムを熱で伸ばしてガラス形状に型をつけるために使用し、曲率の大きいガラスに貼るときは必須です。
MR-Sのサイドガラスであれば基本的には必要ないです。
フロントガラスは無くてもギリギリ貼れますが、使ったほうが簡単に綺麗に出来るので用意できる方は使用することをオススメします。
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次に型取りになります。
車両外側からポリ袋を当ててマジックペンでガラスの縁を形どっていきます。
フロントガラスは黒の部分と透明の部分の境を形どっていきます。
フィルムに転記していきます。
フィルムを広げる時は折目が出来ないように気をつけてください。
薄いので折れやすく、一度折目が出来てしまうとずっと残ってしまいます。
また、このフィルムは透明なのでどっちが離型紙でどっちがフィルムかまじで分からなくなります。
端の方を少し剥がしてみて確認して、離型紙側に裏表がわかるように目印を書いておいたほうが良いです。
一度間違えて離型紙を貼ろうと頑張ってましたw
次にフィルムの切り取りになります
MR-Sの場合、サイドガラスは型どおりにハサミで切っていきます。下側だけ内装内に入る分(10mmぐらい)だけ確保しとけばokです。
少し大きめに切りたくなりますが、車両に持っていってから切るのは大変なので、この時点でピッタリ切っておいたほうが、結果楽だと思います。
実際、サイドガラスはガラス縁から2mmぐらいは小さく貼らないといけないので多少小さくなっても大丈夫です。
フロントガラスについては必要最低限の部分しか形どってないので、10mmぐらい外側に引き直してカットしていきます。
フィルムの縁部分はガラスの黒の部分になって見えなくなるので、あまり綺麗に切る必要はないです。
あとは、この段階で剥がし始めるきっかけを作っておくと楽です。
4ヶ所ぐらい少し剥がしてマスキングテープなどを間に挟んでおくと、簡単にはがせるようになります。
なるべくこの段階で出来ることは全てやっておくのが重要です。
車両に持っていってやろうと思っても上手くできないです。
4
ようやく貼り付けになります。
貼り付けのポイントは石鹸水になります。
暑いときは蒸発しやすくなるので避けたほうがよいです。
なるべく春秋、夏であれば早朝にやりましょう。
今回は毎朝一面づつ施工し、3日かけています。
また、時間でも蒸発が進むし、時間がかかるとホコリも入りやすくなるため、貼り付けだしたらスピード勝負です。どれだけスムーズに出来るかでクオリティが決まります。
あと、外でやる場合は風が弱い時にしましょう。
出来れば屋内が良いですが、風が強いとよりホコリが入りやすくなります。
内装外して、水がかからないようにマスキングをします。
次にガラスを綺麗にします。
ガラスは内側外側綺麗にしておきます。
車検シールなどご貼ってあれば、剥がしてアセトンなどで一度しっかり洗浄します。
その後、水で汚れを落としたら、使用する石鹸水を吹き付けてゴムベラでホコリを落としていきます。
ここはやりすぎは無いのでしっかりやりましょう。
またこのとき、石鹸水が全体にしっかり馴染むかも確認しておきましょう。
変なものが付いているとそこだけ弾いたりするので、その場合は洗浄が足りないです。
いよいよフィルムが出てきますが、まず車両外側からガラスにフィルムを合わせてみます。この時、ガラスにもフィルムにも石鹸水をかけて合わせます。
ここでフィルム形状に問題ないか最終確認します。
大き過ぎる場合は切り取りましょう。
なるべくハサミで切ることをオススメしますが、窓に合わせた状態でカッターで切れば現物合わせ出来ます。
ただ、ガラスを傷つける危険性もあるので気をつけてください。
次にフィルムを仮で剥がして、フィルムと離型紙の間に石鹸水を挟みます。
とにかく石鹸水を吹きかけながら、作った目印の部分から半分剥がしてすぐ戻します。
逆側からも同じことをします。
後は貼りやすいように端からクルクル巻いておきましょう。
折れさえしなければ、結構小さめに丸めても大丈夫です。石鹸水を吹きかけながら丸めます。
遂に貼り付けになります。
ここからはスピード勝負になるので、位置決め一回目の水抜きまではちゃちゃっと進めましょう。
まず、内側ガラスを再度ホコリ取りします。
ここでホコリが入ると終わりなのでゴムベラで綺麗にしまくりましょう。
キレイになったら全体に石鹸水を吹きかけます。
後はクルクル巻いたフィルムを端から一気に貼っていきます。
貼れたらすぐ位置決めをします。ここはとにかく時間勝負。
ポイントはあまり力をかけずに石鹸水の上を滑らすように位置をずらすのと、先に位置決めする重要部分を決めておいてそこにめがけて位置合わせすると、少しやりやすいかもしれないです。
後は真ん中から放射状にスキージを当てて水抜きをしていきます。
一回で全部抜ききるというより、何回かに分けて抜くイメージです。
特に最初はズレやすいので、真ん中上下に軽く水抜きして位置を固定してから、順に端に向けて水抜きしていきます。
外から貼り付けていくと真ん中でシワが出来てしまうので、必ず内から外に貼りつけていきます。
シワができずに一通り一回目の水抜きが出来たらほぼ成功です。
後は気泡が入っていないか細心の注意を払いながら必ず内側からスキージを当てていきます。
時間が経ってくると水泡が浮いてくることがあります。
一応、純粋な水泡であれば一日ぐらい放置すれば消えるので、全部消す必要はありません。
しかし、少しでも気泡が入っていたり、石鹸が残っていると白く残ってしまうので、やはり可能な限り消しておきたいですね。
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サイドガラス施工後です。
ピントがあってなくて全くわからないですね。
サイドガラスはギリギリまでフィルムを貼ってしまうと端から浮いてきてしまうので、必ず端から少し隙をあけて貼りましょう。
MR-Sのサイドガラスは割と貼りやすいかなと思います。
サッシュレスなのでフィルムの端が見えてしまって、手作業で切っている切り口が少し気になりますが、ドアを閉じておけばほぼ完璧の出来でした。
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フロントガラスはルームミラーがあるので、その部分は切り込みを入れて避けています。
切り込み部分のクオリティは激低ですが、運転席から見えない部分なので細かいことは気にせずいきますw
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フロントは運転席側を失敗してしまいました。
助手席側から貼っていったので、運転席側を貼るときには石鹸水が乾いていて上手く滑りきらなかったです。
しかもフロントガラスの下側は隙間が狭く指も入らず貼り直しも難しかった、、
もっと素早く貼るか、ヒートガンで型をつけていればもう少し簡単に出来たかなと思います。
ちょうど目線の部分なので割と気になっちゃう。
シワの部分をカッターで切り取って貼り付けることで薄くは出来ますが、少しは残ってしまいますね、、
しばらく乗ってみて慣れなかったら、貼り直しですかねー
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