フロントブレーキフルード交換

ユーザー車検はブレーキフルードを交換せずに済ませていました。ブレーキ操作に違和感はないが、サイトグラスに見えるフルードは茶褐色に。690DUKEを交換してフルードが余ったので、NC750Sもリザーバータンク内を清掃しフルードを交換します。
（使用工具）
スポイトプラボトル（フルード吸出し用）
ジェットオイラー　（フルード補充用）
SUZUKI ECSTAR ブレーキフルードDOT4 0.5L　1,320円
プラスドライバー
8mmメガネレンチ　　　　　
5mmホース：ワンウェイバルブセット
キャップ付き空きビン　（廃油受け）
ペーパータオル　（濡らしてフルード付着時の拭取り用）
スプレーボトル　（フルード付着時の洗流し用）

リザーバータンクを水平にしてネジを外し、カバー・ダイヤフラムプレート・ダイヤフラムを取り外す。直ぐに水洗いして、ペーパータオルで水気を取り乾燥させる。ダイヤフラムは破損が無いかチェックし、初期状態に折り畳んでおく。

2年4ヶ月で5,400km走行したHONDAウルトラBF DOT4。
先週交換した690DUKEのブレンボLCF600 PLUSみたいな白濁はありません。

劣化したフルードをスポイトで吸い取り、ブレーキレバーに触れない様に注意して、タンク内やサイトグラス部を清掃。

新品フルードをジェットオイラーで注入。レバーを握った時にピュッと吹く場合があるので、カバーを載せておきます。

8mmメガネレンチで、「ブレーキレバーを数回握った後、圧を掛けた状態でブリーダースクリューを緩め古いフルードを排出。流出が止まったらすぐにスクリューを閉め、レバーをゆっくり戻す」を繰り返します。35回ほど繰り返したら、空になってエアー噛みしない様にフルードを補充。終了までに2回補充しました。先週交換した690DUKEと違い、スクリューを緩めてもネジ部からフルードが洩れないので養生は不要でした。

ブリーダーから新しいフルードが出てきたら作業終了。排出ホース内に残ったフルードを下方へ送り、飛び散らない様に注意してホースを外し、ニップル穴に残ったフルードをこよりなどで取り除き、ブリーダー周囲を水でしっかり洗い流す。
ワンウェイバルブセットのホースは先週使っただけで白く曇って見えづらくなったので、ホームセンターで切売ホースを買って継ぎ、見やすくしました。
燃料ホース　5mm×8mm
透明ホース　4mm×6mm

ダイヤフラムぎりぎりまでフルードを補充。ダイヤフラムプレートにダイヤフラムを装着した状態でタンクに被せ、カバーを取付けて終了です。ブリーダーからの排出量は90ccほど。