目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
本日はお日柄もよろしく、気温は低いですが風がないため、いつも作業する日陰でもヒートテック+ウィンドブレーカーで何とか作業できそうです。
分解清掃したヤフオクキャブを組み付けすることにしました。
組み付け前に、少し気変わりしてフロートチャンバーの組み付けネジを+ネジから六角穴つきボルトに交換することにしました。
数年後キャブの清掃をする際に4つに分解せずに、組んだまま清掃が出来れば良いと思い、組んだままでも取り付けねじが回しやすい六角穴つきボルトに交換します。
材質は純正の+ネジと同じユニクロメッキが欲しかったのですが、ジョイフルホンダにはSUSしかなかったため、SUS製にします。
\30×16本です。
今までついていたキャブを取り外すことにしますが
?????
なんかガソリンが滲んでいます。
昨日帰宅するときに常盤道でboostをかけながら走り回ったのが効いているのかもしれません。
2
今まであまり気がつきませんでしたが、先日交換した燃料ポンプ以外にも、こんなところが原因でガソリンくさかったのかもしれません。
こっちからもガソリンが滲んでいます。
どうやら上の写真のインシュレーター側のにじみは、こっちのドレイン側から少しずつ滲み出して伝わったのかもしれません。
3
どうせ交換しますので、原因究明は後に回してとっととばらします。
だいぶキャブ取り外しも早く出来るようになってきました。
早速組んで見ました。
う~む。 金色に塗った左右のキャブの固定するブラケットが結構外から見えますね。
どうせ見えなくなると思い、いい加減に色を塗っていたのですが、こんなに見えるとは...
もう少し気合を入れて塗っておくんだった、反省。
再塗装する元気はありません。これを塗るためには左右のキャブをまた割らないといけませんから..
前よりましということでこのままで良しとします。
ついでにダイヤフラムカバーの腐食の程度がましなやつを選んで組み込みます。2つのキャブ分で合計8つありますので、選べばそこそこのものになります。
あわせて、パイロットスクリューも旧キャブからましなやつを選んで、③④のものと交換します。
4
3番のインシュレーターが少しゆがんでいます。
このゆがみを直すためにはキャブをいったんすべてとる必要がありますが、もうそんな元気は残っていません。見なかったことにして、明日もう一度やり直します。
実はインシュレーター固定用のバンドは、防錆のため去年に花咲か爺さん攻撃をして、その残りが白く残っていて、結構みすぼらしいです。
この上にいつものゴールドの色を乗せてやれば、ゴーヂャス感がまたアップするという期待があります。
バンドの塗装をかねて明日もう一度ばらして、きっちり組むことにします。
5
はやる気持ちを抑えて、セルを回すです。
もちろんスターターは全部引いた状態です。
ぐずりながら目を覚まして、何とかエンジンには火が入りました。
同調のための道具一式を積み込んで出発です。
アパートでは周りの住人の目があり同調作業できません。
ガレージが欲しい...
最初はすごく機嫌が悪いです。
信号でとまると、スタートにはものすごく気を使います。
うま~く半クラを当ててやらないとストールしそうです。
気を使いながらいつもの同調場所までやってきました。
4つのキャブを組むときに①②と③④の同調は目でバルブの開くタイミングを合わせてあります。左右の同調も目で見て合わせてありますが、こっちは少し怪しいです。
バキュームゲージで測ってみると、案の定①②間、③④間はほぼあっていますが、左右がずれていました。
まめに合わせてやって終了。
パイロットスクリューも調整しますが、あまりシビアになっていないようです。
半回転ぐらいではアイドリング回転数が余り変化しませんでした。
①~④とも規定の2回転+1/2戻しとしておきます。
同調を取り直した後は気持ちよく吹けるようになりました。
谷田部→桜土浦インター間で高速テストもしました。
気持ちよくなりました。
満足度が高いです。
6
1/31 追記
少し低速側が安定していません。
・エンジンが温まるまでチョークレバーを戻すとストールしそうになる。
・完全暖機後はアイドリングが低くなりすぎる
といった症状です。
圧縮エアとかを持っていないため、スロー系のつまりが完全に取れていない可能性を疑いました。
もともとヤマハのキャブクリーナー(泡タイプ)は機上でのクリーニングにも対応しており、説明を読むと、
・完全暖機後にエンジン停止
・エアクリーナーをはずしキャブ入り口にいっぱい泡を吹きつけ
・5分待つ
・エアクリーナーをつけて、再起動し、マフラーから白い煙が出なくなるまで数回アクセルオンオフ
というふうな手順です。
エンジンの負圧を利用してスロー系にクリーナーを導入してやっても良いかもしれないと思い試してみました。
エアクリーナーボックスをはずしたところ
7
この前掃除したエアジェットが光っています。
8
泡を吹き込んで5分待ちます。
おそらく通常の水平についているキャブなら泡がそのまま止まってくれるんでしょうけど、V-maxのキャブは上から下に抜ける構造(ダウンドラフトと言うらしい)、泡がどんどん下に抜けて行ってしまいます。
5分以上やったほうがいいのかもしれませんが、まずは指示通り5分とします。
待っている間にエアクリーナボックスのふたを閉めて元に戻します。
で、5分後セル始動。
エンジンがかかりません。よく考えたら思いっきりカブらせているようなもんです。
ご近所に迷惑になると思い暖機がてら人里はなれたところにきています。こんなところからV魔を押して帰るなんて絶対にごめんです。
かぶっているのならアクセル開けてセルを回してやりゃ良いじゃんということで、なんとか始動に成功。
かな~りあせりました。
《結果》
うーん。すこぶる快調です。以前の音が戻ってきました。
アイドル時の排気音が、ドッドッドッドという音にドドドドドという音がランダムに混ざったドッドドドドッドドドみたいな不等排気音になっています。
低速の安定性が増して運転が楽になりました。
ごく低速から安定して乗れるため、ゆったりと運転できるようになりました。
以前は低速が気持ちが悪いのでアクセルを開けて走っていたことがよくわかりました。
うれしくてちょっと足を伸ばして筑波山にも行ってみました。
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