ぐらんで＠K・O・Dのブログ一覧

昨晩仕事で遅くなり終電に乗って帰ってました。

さすがに火曜のこの時間は人が少ない。

いつの間にか眠りについて地元駅から３つ前の駅で目が覚めて、自分と斜め向かいの女の子の２人しか同じ車両に乗っていなかった。

女の子はみた感じ４月に入社仕立ての感じでちょっとカワイイ子だった。

チョイとスカート短かすぎでは！ってかんじで同じく寝ていた。

自分もまたウトウトと眠りはじめ、また次の駅に停まったはずみで目が覚めた。

30後半かなって年の男がパック酒の鬼ごろしを片手にチュ～チュ～音たてて乗ってきた。

２人だけしかいなかった車内、周りは広々開いているにもかかわらず、ぴったり女の子の隣に座ったではないか！

えっえっ？！と明らかに怪しさが伝わって来たが、気持ち半分、酔っ払いだから困ったもんだと軽く流していた。

しかしながら、心配な気持ちもあったオレは寝たり起きたりと男の様子をうかがった。

男はなにもせず、オレの状況をうかがっているようにも見てた。

いかにも寝てろとか、早く降りろとか思っていて、今にも犯行に移りそうな落ち着かないしぐさで…

男は酒も入っているし、厄介なもめ事も避けたかったオレは、とりあえず寝たふりに入った。

もう地元駅手前のところまできた。
オレは立ち上がりいつも駅に着いたらすぐ前が階段になるポジションに移動した。


すぐその直後であった。

女の子がドア前のオレの後ろを、携帯で『触られた触られた』ってはなし、泣きながら、隣の車輛へ走っていってしまった。

とっさに男の方を見たら反対側の車輛に逃げていった。


…




地元の駅に着いた。

オレは、下車することしかできなかった。
怪しいと思っていたがまさかって気持ちだけで…
ただどうすることもできなかった。

２人とも同じ駅では降りなかったようだ…


ああ、なんて後味が悪いんだ…
あのとき俺が座っていたことが彼女を守っていたんだ…と。

もしまたこんなことがあったら、今度はしっかり守ってあげたい！！