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青い月のブログ一覧

2011年11月16日 イイね!

お遍路へ行ってきます

お遍路へ行ってきます。
色々あったのですが、それを書くと長くなるので…。

今日仕事が終わってから、新宿からの夜行バスで徳島へ。
明日17日~24日まで歩いて、
徳島県内の23のお寺を巡ってきます。
徒歩で歩行距離は約170㌔。

昨日荷物を30Lのリックに詰め込みました。
18(金)~21(日)にかけて徳島は雨のようです。
8番の熊谷寺~17番の井戸寺までの間です。

その途中の12番の焼山寺への道のりは山を二つ越える難所で、
11番の藤井寺から23㌔です。

妻はここを大雨の中、川のようになった山道を、
泣きながらあるいたそうです。


私の今回の旅はどうなるのか?
終わってみないとわかりませんが…。

いや終わった後の方が大切ですが、
これも先のことはわかりませんw


徳島一国周りが、早く終われば、
剣山へ行ってみたいと思っています。
不思議な山だとだけ書いておきます。


■今回お遍路に行くにあたって、

お遍路のグッズ(金剛杖・白衣・菅笠・教本・数珠・納経帳他)などは、
香川の知り合いの社長から一式送っていただきました。

「お遍路のこと何も知らないので、色々教えて欲しい!」と、
6年ぶりに電話をしたら、「自社で作っているので」
それならと快く送ってくださいました。

当初5日間で行く予定でしたが、
とても23カ所を5日での徒歩は、
無理だと調べていく内にわかりました。

行けるとこまで、行って、また次にいけばいい…と。
初めは思っていました。


仕事は詰まっていて、本当なら抜けられません。

しかし、こんなときだからこそと、
上司に相談したら、快く「行ってこい!」と。

自分からこの上司に、
仕事以外の私情のことで話をしたことはありません。

多くを聞くこともなく感じ取ってくれたのです。

ありがたいことです。
涙が出ました。


妻は誰にも頼らず1人で行って来ました。

でも私には、多くの支えてくれる仲間や
導いてくれる存在がいます。

行くことに何を期待するのでなく、
ただ歩く事の中に、
千数百年続くこのお遍路が、
私に何かを見せようとしてくれているのではないかと。

それは妻のためでなく、自分のためです。


■先日読んだ本
「それでも人生にイエスと言う」V・フランクル
何か心に残る本を紹介して欲しいと、
頼まれた時に書いた本の紹介原稿です。

この本は実存分析(ロゴセラピー)の創始者である
フランクル(Viktor Emil Frankl)が、
ナチスの強制収容所から解放された翌年、
ウィーンで行った3つの講演を収めた書だ。

彼は精神医学者であるだけでなく、
哲学者であり教育者でもある。

それは彼の思想の中核にある
「生きる意味」への問いが、
神経症の原因だけでなく
人間存在の根本問題とも深く関わっているからだ。

フランクルは単なるナチス犯罪の告発者ではない。
「生きる意味」における証言者だ。

あらゆる「生きる意味」を奪われたかに
見える強制収容所の状況は、
鉄条網がなくても「生きる意味」を見失った現代にも、
共通するところは多い。

フランクルによると
「私たちは様々な方法で、人生を意味あるものにできる」という。
「活動すること、または愛すること、そして最後は苦悩することによってだ」
という。

たとえ様々な可能性が制約を受け、
行動と愛によってその価値を実現できなくても、
その制約に対してどうふるまうか、
そうした制約を受けた苦悩をどう引き受けるか、
その精神的な態度こそが意味ある人生を実現する。

「どうせ私の人生なんて…」と嘆くのでなく、
現実の苦悩の中に、
人間を最高価値の高貴な存在に至らしめていくものがある。

この実現のためには
「人生の意味についての観点」の変更が必要になる。

つまり「自分の方から人生の意味を問い」何かを期待するのでなく
「人生から自分が問われている(人生そのものがあなたに期待している)」
という捉え方が面白い。



★この文章は、神という実存の存在からみた
「個として人間の存在と意味や役割」をどう理解しているか。
それを踏まえて読むと、わかりやすい本です。

この本より読みやすいのは、
「フランクルに学ぶ」
斉藤啓一 日本教文社の方がわかりやすいと。


●そして一番心に響いたのは、最後に書いた

「人生から自分が問われている(人生そのものがあなたに期待している)」
というとらえ方。
そして「あなたの今の精神的な態度こそが、人生を決める」
という所です。

今の自分がそういう時期かと思えたからです。


この本に出会ったのも巡り会わせ。

すべての出会いに偶然はなく、必要必然だといつも思っています。

すべては、丁度いいときに与えられる。
それは、「出会いもチャンスも喜びも、またピンチも苦しみも問題も…」


三女が4月に家出したときも、「妻にとっていいことだ」と思えました。
その一つの集大成かもしれません。

それは導かれているから、
大きな存在に愛されているから、
色々なことが起こってくる。
すべてが恵み。


■フランクルの言葉に、
「愛が性を超越したものであると考えるとすれば、
他の人間、自分が愛している人間に対する態度が、
無比でかけがえのない人間に対する態度になるということが、
愛の本質なのです」

「愛することによって、自分が愛する人がまさに唯一であり
世界でただひとりだということに気づかれるということが、
愛の本質なのです」




私は現在50歳。
つまり半世紀も生きてきました(笑)
早いものですw

つまり今の自分にとって、
人生をふり返る
いい意味での「反省期」かと!


天を仰ぎその導きのままに行ってきます!!!









Posted at 2011/11/16 09:21:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | お遍路 | 日記

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