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ｍｃｒａｅです。

スバリストであると同時に以前ＷＲＣオタクだった私にとって、
どうしても書かずにはいられません！

先週末、トヨタが１８年ぶりにＷＲＣ（世界ラリー選手権）に復帰したことです！

先週末行われた２０１７年ＷＲＣ第１戦、ラリーモンテカルロにおいて、
トヨタのヤリスＷＲＣがデビューしたのです！


私自身、ステージタイムを追ったのは何年ぶりでしょうか．．．
トヨタがＷＲＣに復帰した事で、ＷＲＣ公式ホームページ上での、各ステージのタイム、ダイジェストムービーを追っかけました。

日本車が参戦するなんてこんなに嬉しいことはありません！


トヨタのＷＲＣと言えば、１８年前の撤退劇を思い出します。
シーズンも終盤のサンレモラリーのプレスコンファレンスで、当時のＴＴＥ総帥オベアンダーソンが、今シーズン限りのＷＲＣ撤退を発表します。ラリーでは初日、チームのエースドライバーだったサインツがめったにやらないコースアウトでリタイアしました．．．

その年のトヨタはマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得しました。
撤退の良き花道を飾ったとも言われましたが、実際に各ラリーで勝利していたのはインプやランエボでした。トヨタのタイトル獲得は二人のベテランドライバーの安定した成績によるところが大きかったのです。その年のドライバーズチャンピオンはトミマキネンでした。
あの当時、トヨタのスポルディングディレクターだったジョージドナルドソンが最も嫌がっていたライバルチームのドライバーがトミマキネンでした．．．
当時の彼のドライビングは、鬼気迫る、怖いものなんか何もない、あるドライバーからは、死をも恐れない勇敢なドライバーだと言われていました。


１８年の時を越えて、トヨタ、ＴＭＧ（旧ＴＴＥ）、トミマキネンがタッグを組むなんて誰が予測出来たでしょうか！


さて、今年のモンテですが、初日の路面コンディションはコレぞ典型的なモンテとも言える、アイスとスノーの山岳ターマックでした。私が注目していたのは比較的ドライ路面だった二日目でのヤリスのタイムでした。エースのラトバラは、決してアスファルトが得意じゃないと思いますが、３番手以内のタイムを連発していました。

ヤリスのパフォーマンスは既存チームのマシンに対抗できるのかどうか？という不安がこれで払拭されたと考えるのは早計かもしれませんが、ひとまず、戦える準備は出来ている印象を持てました。

ただ、ここはモンテ。ミスターモンテカルロと言えば、私らの世代ではトミなんですよねぇ～
ここでは伝統的に、経験値が勝利の重要なファクターですから、タイヤ選択などでは、トミがアドバイスしたのかな？なんて思っちゃいましたけどね．．．

何はともあれ、トヨタのＷＲＣ復帰を心から喜びたいです。

そして、過去の栄光もあるＷＲＣというカテゴリーで、再び世界王者として輝いてほしい！



最後に．．．この日記を書きながら思い浮かべた過去の愛車のショットを．．．






スバルは復帰しないだろうなぁ～


おしまい