Koni ASAをエボる？　YZのアッパシート

タイトルのとおり、著名なサイトで色々掲載されてる情報を基に、ASA車庫調を更にしなやかにするため、ピロアッパーを加工して、スプリングシートを追加するエボキットモドキにチャレンジしてみます。

アッパーマウントには、一般的にダンパーロッドとスプリングが直接に接していますよね
NA純正アッパーはゴムを介在して、ダンパーロッドとバネの動きを微妙に吸収する構造のようですが、NBアッパーやピロアッパーは、ロッドの固定とバネの固定が、同じ位置になります。
ピロアッパーを導入すると、ダンパーロッドは動きやすく成るので、縮初めとかにバネが変異しながらストロークする事になります。
そのお陰で、乗り心地が悪い＆バネの滑り現象で異音が発生するなどの弊害が生じる物と言われています。
そこで、ダンパーとバネを同軸上にマウントさせ、ボディの動きによってダンパーの変異を生じさせないって言うのが、エボ化。要するにピロアッパーで車体の全荷重を受けとめてあげると言う試みです。

エボ化に当たって、部品を手に入れる必要がありますが、某サイトのパーツは手が出ないので、安価にエボ化出来る方法を探します。
幸せなことにダンパーキットメーカのYZスポーツが、峠道とと一般道を40分も走れば、あるので、ここのアッパーシートを購入することに致しました。
アルミ製のアッパーシート＋テフロンシートの左右２個で\7350でした。あとピロカラーの5mm厚の物を４個買いました

写真は、標準ダンパーのセッティングと、ピロ受けマウント状態との比較です。
アッパーマウントが偏心しても自由に動ける構造が分かって頂けると思います。

ピロアッパーのスプリングシートガイドの切断が必要になるのですが、丁度手持ちにクスコのピロアッパーが２個ありましたので、これをちょちょいと加工して、アッパーシートと干渉しないよう、アッパーマウントを用意しました。

早速、試乗＆お山まで出かけてみました。
エボ化したのはリヤのみですが、なかなかGoodです
これなら、町乗りも長距離ツーリングも苦じゃないかと思います。望んでいた良い足を手に入れたかも知れません。

フロントも出来れば、エボ化してみたいと感じました。
どう表現すれば良いのか分かりませんが、角が取れてしなやかと言うか、とにかく、良く足が動いてる感じがします。バネレートをもう少し上げても良いかも････などと感じてしまいました(^^)

ピロの耐久性やアッパーマウントの強度など、不安材料も多いですが、Koni意外のユーザさんも是非、機会があればトライしてみる価値はあるように感じました。費用効果は高いと思いますよ(^^)
ここのサイトでも紹介されてます
http://gengen.jp/rs/archives/2006/05/21/200824.php