今年は気温の関係か紅葉が少し遅いようです。
どこかに出掛けたいと思い、混雑が予想される紅葉の名所は避けて、高速を使わずに一般道をのんびりとドライブしてきました。
阪神地区から手軽に走れる一般道と言えば、国道176号線でしょう。
宝塚市を通過し、西宮名塩の手前から山間部に入ります。
車線拡張工事が進む道を走り、三田あたりから立派な瓦葺きの農家が現れ出し、都会を離れた気分が強まってきます。
車窓を流れる山々の紅葉は、発色が少し弱いように思えますが、日光を浴びて綺麗です。
何度か交差する舞鶴道の高架は多少目障りですが、篠山口手前の南矢代あたりまで来ると、ひなびた感じが強まり、武庫川沿いに細長く広がる田畑や宿場町風の集落の佇まいが好ましく感じられます。
国道右側に、バイクで賑わっているカフェ?がありました。
ここらで車を降りて、散策をしたい気分になります。
篠山口に着くと、丘陵の上に広がった住宅街とロードサイド店舗群やホテルが急に出現し、少し前に感じたひなびた空気が一変するのも面白いですね。
ここで176号線から右折して、篠山市中心部方面へ向かうか考えましたが、以前休日の篠山中心部で渋滞した経験があるので直進し、176号線を更に北上します。
篠山を過ぎると道路の路肩が狭くなり、いっそうローカル感が強まってきます。
信号も少なく、他に通行している車両も適当な台数で、快適なドライブが続きます。
緩い勾配を登ると、新鐘ケ坂トンネルに進入し、篠山市から丹波市へ入ります。
トンネルを抜けたところで、道路右側の簡易パーキングエリアに停車し、旧道を若干戻ります。
そこで176号線を挟んで目の前にある山を見上げてみます。
「逆光は勝利」! いいえ、たまたま時間の関係で、こうなっただけです。
奥のピークは「金山」という山です。
金山山頂付近の、やや右寄りに下がった部分をよく見ると、
奇妙な形のオブジェのようなものが見えます。
これは「
鬼の架け橋」と呼ばれる奇岩です。初めて見ました。
ここから鐘ケ坂峠を下ると、柏原(かいばら)の街に入ります。
車の通行量は割と多く、意外に活気がありました。
JR福知山線の柏原駅です。またしても、「逆光は勝利」!
柏原駅前の、この像は何でしょうか?背景の山頂にある反射板も気になります。
後で読もうと、説明板を撮影しました。
柏原八幡神社です。
天然記念物の
木の根橋がありました。
一泊して柏原の街をのんびり散策してみたいですが、その機会があるかどうか。
阪神地区に近い道路が渋滞する夕刻の前に、さっさと帰路につきました。
そのうち、またお気軽ドライブに行こうと思います。
Posted at 2018/11/23 15:04:05 | |
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