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2023年11月27日 イイね!

AstonMartinにまつわるあれこれ②

AstonMartinにまつわるあれこれ②この車は、今まで自分が積み重ねてきた、車に対しての色々な知識や経験はそれなりにあると思っていたのですが、余裕で「そんなの関係ねぇ」(古)っと、平気で凌駕してくるようなことが検出されます。これでこそイギリス車・・・そして、戦勝国車と勝手に認識して楽しんでいるのですが・・・

今回は、ホイールナットの件デス。今までのドイツ車は、一般的にホイールナットではなく、ホイールボルトです。日本車はナットですよね。そして、ホイールボルトも大切なモディファイパーツの一つでした。ワタシの場合、前車のAMGはRAYSさんのフォーミュラボルトアサミエンジニアリングさんのチタンボルトSuperb TITANさんのチタンボルトで終えています。ところが、今回のイギリス車はその辺りが全く異なっていて、日本車と同じくナット構造なんです。そして、それも、サイズがというと、なんと、M14×P2.0×60°テーパーというトラックみたいなナットサイズなんですよねぇ。
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そして、純正ではロックナット構造ではなく、(ロックナットはオプションとなります)通常ナット5本で固定されいます。通常のナットと考えていたので、純正の恐ろしく高価なロックナットではなく、サイズとピッチが合えばと思って別にロックナットを用意しておいたんです。ところが・・・
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今回、ナット外してビックリ!!なんと純正ナットは、カラーと本体が別体となっていて、まるで、RAYSさんのフォーミュラナットのような構造なんですよ。そして、襟が付いており、ナット自体の存在を大きく見せています。これはかなりの高性能ナットなので、社外のカラーと一体型のナットに変更することに強い抵抗を覚えました。
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AstonMartinなかなかやってくれます。さすがでした・・・💦
ついでに、エンジンルーム内でちょこちょこずっとやりたかった作業を同時に行って(結構大変でした💦)感慨深く帰宅してきました。細かいところに気を使われているようで、実は見えない細かいところは結構ずぼらだったりもしているんです(笑)
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しかし、さすがの整備性の悪さです。それも、本当にヤバいくらい悪いわけではなく、ちょっと悪い感じの悪さなんですよね。工夫すれば可能だけど、普通に行くと難しいみたいな・・・
インナー等のプラスティックも、割れやすいドイツ製のプラスティックとは違って、柔軟性のある厚みを持ったものでした。

本当に国が違えば文化が違うを実感した楽しい時間でした(爆)
それではまた。
Posted at 2023/11/27 10:52:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | Aston Martin | クルマ
2023年11月20日 イイね!

AstonMartinにまつわるあれこれ

AstonMartinにまつわるあれこれアストンマーティンと言う会社は、実に面白い会社で、車開発コンセプトとして見た目や性能を重視する一方、それへの妨げとなるようなメンテナンス性とかはほぼ無視して開発は行われているようです。だから、アフターのメンテナンス性が非常に悪く、専門知識や創意工夫が必ず必要で、実際過去に、ここのフィルターはどうしても抜けないんだけど、ここのアームを曲げても問題ないはずだから曲げて脱着しても良いか?などと本国に打診をすると「GoodJob」という返事が返ってくるような、かつては、巷のメンテショップ等の情報の吸い上げは全く平たい会社であったようですね。まあ、現在はかなり大きなメーカーとなり、廉価な車はもう売らないと宣言しているようですので、そんなことも無いのかなと言う印象ですが・・・💦

さて、今回ひとつ懸案となったのはドレーンプラグです。トランスファーオイルを交換するにあたって、2か所のドレーンプラグの脱着が必要となってきます。そして、トランスアクセルである都合上、ミッションとデフのオイルが共用となります。そのドレーンプラグって普通は、マグネットが付いていて、交換の際はワッシャーだけ交換して・・・だと思っていました。
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ところが、アストンマーティンはやってくれます(笑) 個体によっては、このドレーンプラグにアルミワッシャーが非分解スタイルで装着されているケースがあるそうです。そうなると、毎回ドレーンプラグごと交換が必要になるという宿命になります。もちろん、M22×P1.5と言うのはわかっていますので、代替のプラグを準備しておけば、その時にプラグ自体を交換して今後の費用を抑えることが可能デス。ちなみに、純正のこのドレーンプラグ・・・お値段15,000円となり、2か所必要となるので、それだけで、30,000円かかってしまう訳です。下図の、6番と7番ですね。そして、さらには、このプラグの供給が不安定と言う・・・💦

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そして、さらにさらに、このミッションの横には排気管が通っています特に7番のドレーンプラグを抜く際に排気管との関係性は相当厄介の様です。ですから、通常手順は、リア排気管の脱着が必須で、場合によってはそのために預かり作業となるようです。もちろん、工数も増えるので、結果として工賃が嵩むという結果につながるようです💧

今回もお世話になったROSSOの「中村充利」さんは、F1のレイトンハウスでのレースメカニック・メンテナンス作業に始まり、ディーラーでのアストンマーティン整備経験も非常に長く、相互の要素をうまくミックスして、その過剰な工数を減らしてくれます。今回ももちろん、リア排気管の脱着は行わずにトランスファーオイル交換を行ってくれました。コツさえ取得してしまえば工数を減らすことはさほど難しくないようです。そして、使用オイルに関しても、純正オイルのコスト半分・・・でも、性能は大丈夫とのことで変更しています。実際、ワタシの車も、実際にドレーンプラグは外してみないとどっちか分からないという状態でしたが、非分解型ではないことに賭けてみました。結果は幸いなことにで、ワッシャー交換だけで済んでいるわけです。

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エンジンオイルに関しては、前回から5,000㌔を経過したため、今回はフィルター交換はスキップしてオイル交換だけ行っています。占めて作業時間は3時間を切る早さ・・・別に早いから凄いと言う訳ではありません。ただ、適当に行われているわけではないにもかかわらずと言う意味です。デイリーユースを行う車にとってはこんなにありがたいことは無いですね。なんと言っても待ち作業が可能なわけですから・・・

見た目、街の自動車工場(笑)ですが、内容はなかなかです(来年移転のようですが)これでまた、安心して普段使いをすることが出来ると思っています。街になかなか専門店というのが存在しないブランドで、前述したように色々な専門知識や道具も必要なメーカーですので、近くにこういった工場がある事はとってもありがたいと思います。

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と言う訳で、無事に油脂類の交換が終了しました。今回はトランスファーには初めて添加剤を使用していますが、これまた今のところは実害はなく、むしろギア鳴り等は完全に消失して静かなミッションになっています。変速の感触も、オイルも交換しているので何とも言えませんが、個人的には感覚良好となりました。

面倒くさい車を所有していくには、適切な主治医は必要だなぁという事を実感して、ありがたいと思っています。

それではまた。
Posted at 2023/11/20 12:27:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | Aston Martin | クルマ
2023年11月03日 イイね!

些細な日常・・・

些細な日常・・・前回、ふと見つけたVantage GT4のエンジンルームの写真から、過去も何度となくしてきた、パワステポンプのキャッチタンクです。おぉっと思って、DIYに励んでみたのですが、何とも完成してみるとパッとしない。むしろなんかすごくダサくなってしまったのが気になっていました。

まあ、現状の運転の仕方で、パワステタンクからオイルが漏れる可能性はほぼないことはわかっています。サーキット走行とかしない限り問題ないですよねwww では、全部外して元通りとするか、見栄えをよくするためにもうひと加工考えるかです。そうなると、ワタシの性格から、もうひと頑張り考えてみたくなるものです。前回記載したように、AstonMartinには、サービスホールが結構あるんですよね。今回はキャッチタンクを増設して、固定にそれを使いました。

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こんな感じです。シリコンチューブのホワイトが、なんとなく目立っているように思いますが、ここはできればチューブ内が観察できる方が良いので、これで良いことにしています(笑) サービスホールを利用して、これまたお手製のキャッチタンクを装着しています。

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全体像では、こんな感じ・・・まあ、少なくとも、前回よりははるかに見栄えがするしようとなりましたし、機能的にもこちらの方がイケている気がします。ただ、今までの経験上、個々のチューブ内にオイルが見られることすらないとは思うんですが・・・(笑)まあ、要は格好だけです。

まあ、車の話ばかりも面白くもないので、最近食したモノたち・・・www
とある格闘技関連から火が付いた、目黒が本店のハンバーガー屋さん[
JOINT」です。銀座に支店が出来ていました。何とも看板は目立たず、分かりにくい。内装は完全なバーの居ぬき物件です。でも、バーガーはなかなかのもので美味しゅうございました。

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そして、もう有名な名古屋のうなぎ屋さん・・・「うな富士」です。ここのところ東京にも支店がガンガンできています。有楽町と八重洲にありますが、URAROJI有楽町店の方が好みですね。久々に訪れたら、お店が拡大されていました。繁盛してますものねぇ・・・以前はうな重でしたが、今回は迷わずひつまぶし・・・そして、肝付です。これはもう鉄板で美味しゅうございました。お値段はまあ全く優しくないんですけどねぇ・・・満足度は高いです。

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まあ、そんなグルメも楽しみつつ、AstonMartin生活も順調に楽しんでおります。今月は、また、オイル交換と、ミッション交換が待っており、来月は鬼門の年次点検です。さてさて・・・💦

それではまた。
Posted at 2023/11/03 23:22:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | Aston Martin | クルマ

プロフィール

「英国の車・・・って http://cvw.jp/b/2731923/48586428/
何シテル?   08/07 16:09
約20年超ずっとBMWでした。さんざん弄り倒すことで、いろいろ勉強し、その分高い勉強代も払ってきました(笑)結局、最後はALPINAとなり、プロの作る車の完成度...
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