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2025年06月05日 イイね!

【後編】4泊5日ツーリング兼家族旅行【福井県滋賀県】

【後編】4泊5日ツーリング兼家族旅行【福井県滋賀県】流れで突然行くことになった4泊5日の福井県と滋賀県のツーリング兼家族旅行。

前後1日は愛知の実家での宿泊となる移動日な為、実質ツーリング3日目となる5/1(木)は福井県をでて滋賀県へ向かいます。




旅館の部屋からは我が相棒FK2シビックタイプRが停まっているのを確認できます。
謎の安心感。



朝ご飯を食べのんびり準備して旅館を出発。
日本海側にでてひたすら海岸線を南下し、滋賀県に突入。


ちょうどお昼時だったので道の駅「塩津海道 あぢかまの里」で昼食です。
メシを待っていると、急に立ち始める我が息子氏。
おぉ、人生初めてのつかまり立ちは旅先ですか。


そういえば我が娘氏も初めてのつかまり立ちは北海道ツーリング。
可愛い子には旅をさせよとはこういうことだったのか。




道の駅から少し進むと琵琶湖が目の前に広がります。


さすが、日本一の湖。デカいですね。
そしてめちゃくちゃ綺麗。
茨城の霞ヶ浦とは大違いだ。




そのまま「奥琵琶湖パークウェイ」に入っていきます。
少し進むと「つづら尾崎展望台」の駐車場が。
スポーツカーもけっこう停まっていたので、たぶん溜まり場になっているのでしょう。


景色も非常に綺麗。
琵琶湖と長浜市、奥には伊吹山が見えます。


駐車場の奥には動物のいる公園も。


展望台駐車場から先は一方通行の道になります。
安心感はありますが、スポーツ走行できるような快走道路ではないのでゆっくりです。
ところどころ木々の間から見える景色は綺麗ですが、見晴らしが良くなるタイミングは少ないです。




実は「奥琵琶湖パークウェイ」に向かう際、一方通行とは知らず出口側から進入しようとしたら「通行止」の看板があるのみ。
入口はぐるっと大きく回って琵琶湖のほうからアクセスできるのですが、特にわかりやすい案内もないし不親切な道路ですなぁ。



次は「伊吹山」へ。
先ほど「つづら尾崎展望台」から眺めた長浜市に入り琵琶湖の北側を湖沿いに走ります。
車通りは多いですが、ところどころ景色の良い道がでてきます。


道の駅「湖北みずどりステーション」で休憩しましたが、その周辺の道路は雰囲気も良く非常にオススメです。


街からも見える「伊吹山」を目指して湖を離れ内陸へ進みます。
近くなってくるとなかなかの迫力。


周辺道路も非常に走りやすく快適です。
道の駅「伊吹の里 旬彩の森」から「伊吹山ドライブウェイ」へ向かう途中、R35GTRに遭遇。


スポーツカーの後ろを走るのは気持ちが良いですね。
我が奥様撮影の対向車ロードスターとのベストショット。


夕方も近くこの頃には子供達も疲れてぐっすり。
家族旅行っていいなと思う瞬間です。




「伊吹山」の頂上へ向かう有料道路「伊吹山ドライブウェイ」に入ります。
有料なのは別に良いですが、お値段なんと驚愕の3400円。
JAF定時で300円値引きにはなりますがそれでもクソ高い。
ターンパイクや伊豆スカが可愛く見えますね。

入口からしばらくはなんとも言えないただの山道。
平日の夕方なので車はほとんどいませんでしたが、遅い車がいたら悲惨なことになりそうです。


滋賀県に再突入。
いつの間にか岐阜県に入っていたようで、ドライブウェイの入口は岐阜県側にあるようですね。


途中にある「上平寺越駐車場」は非常に広いスペースです。
伊吹山も良く見え絶好の撮影スポット。
車も全くいませんでした。




鹿がいる。。。
飛び出し注意。




ここまでの道中はただの峠道で特に面白くもなんともない道ですが、
後半になると見晴らしが良くなり雰囲気も変わります。




一旦山の裏側を走ったのちまたぐるっと表にでると、一気に景色が広がります。
ここが伊吹山イチの絶景スポット。
向こうには琵琶湖も見えます。






3400円の価値があるかと言われると微妙ですが、逆にこのような景色がきちんと見れて安心しました。

そこから少し進むとすぐに頂上の駐車場です。
めちゃくちゃ風が強く、超寒い。


既に夕方でお店も閉まっていたので、トイレだけ済まそうと暴風の中降りて向かってみるとコレ。



有料


は?

道路で3000円以上も取るのにさらにトイレでもお金を取るのか。
それなら最初から道路代にいれとけよって話ですよ。
気分が悪くなる手法ですね。

頂上駐車場はあとは展望台と登山道入口があるくらいで他に何もなく、
これ以上お金を払うのも癪なのでトイレは諦め早々に撤収。


先ほどの「上平寺越駐車場」まで来ると風もなく打って変わって平穏。
ここで子供達のおむつを変えてから下山します。


うーん。


後半の景色は良かったですが、総合的に3400円の価値全く無し!
1000円程度なら全然許せますが、もう一生来ることは無いでしょう。


そういえばだいぶ前、レヴォーグ友人に伊吹山へ行きたいと言ったら「観光地で車も多いしそんな行く価値はないぞ」と言われたのを思い出しました。
これには納得。あくまで登山家向けの山ですね。
歴代ワースト3に入るツーリングスポットにランクイン。



岐阜県に入り関ヶ原戦場跡地周辺を走りながら高速道路へ。
最終日はこのまま実家の愛知で一泊です。
ここから高速で1時間程。近い。

5/1(木)福井滋賀ツーリング実質最終日、走行距離は270km、走行時間は9時間でした。






次の日5/2(金)は実家で少しのんびりした後、新東名高速で自宅のある茨城県つくば市へ。
帰路は渋滞こそそこまでありませんでしたが、大雨にもさらされ自宅に到着したのは21時半過ぎ。


茨城県に入ってから途中休憩がてら道の駅「常総」に寄り道して娘にサングラスをプレゼント。
これで運転中にサングラスを毎回奪われることはなくなりそうです。
一安心。



今回のツーリング兼家族旅行も無事故無違反で無事走り切りました。
5日間の総走行距離1550km、総走行時間41時間でした。





さて、FK2で行った日本地図もだいぶ埋まってきました。
残りは石川県と沖縄県です。
いつ行けるかわかりませんが、楽しみですね。

ふふふ。
Posted at 2025/06/14 21:29:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2025年05月31日 イイね!

【前編】4泊5日ツーリング兼家族旅行【福井県滋賀県】

【前編】4泊5日ツーリング兼家族旅行【福井県滋賀県】例年GWは子供が生まれてからもなんだかんだ友人と車中泊ツーリングに行っていましたが、今年のGWは二人目の子供が去年生まれたのもあってさすがに予定なし。
我が奥様も「GWに(家族を置いて)走りに行く予定がないのって出会ってから初めてじゃない?」と驚くレベルでしたが、たまにはおウチで家族仲良く団らんのひと時を過ごしてみるのもいいじゃないか、と二児の父になったボクはのんびり連休を過ごすことに。


の、つもりでしたが。



4月中旬とある日、本年度のGW期間は4/26(土)〜5/6(水)、その内の前半4/28(月)-5/2(金)は火曜日を除いて平日だということをボクは発見。
これはまたとないチャンス。


ボク「今年のGW平日あるから家族で泊まりでどっかいこ」

奥様「いいよ。フリードだよね?」

ボク「いやFK2」

奥様「結局ツーリングじゃん」



いざ、福井県!




お出かけ期間は4/28(月)〜5/2(金)、前後1泊は愛知県みよし市の実家を中継拠点とし、
4/29(火)〜5/1(木)の2泊3日で福井県を走ってきました。
帰路の道中にフラっと滋賀県も寄っています。


なぜわざわざ福井県なのか。


とよく聞かれましたが、それはもう明確な理由がありまして。
今現在の夢がFK2シビックタイプRで47都道県制覇。そして残り3県。
沖縄県、石川県、福井県なのです。

沖縄県はマイカーで行くには少し準備と予算が必要、石川県は災害復興がまだ完全ではないので少し気を遣う、となると目指すは福井県!となるわけですよ。


そんなこんなで急遽決まった家族旅行ツーリング、3歳児娘と8か月息子のオムツを大量に積み込んでいざ出発です。




出発日である4/28(月)は愛知県の我が実家に立ち寄り一泊。
4/29(火)朝6時半、爆睡している子供たちを起こさないよう優しく車に乗せようとしますが努力かなわず、元気よく騒ぎ出すガキ共を連れ出し福井県を目指します。

2時間ほど高速を走り、8時半過ぎに福井県の道の駅「三方五湖」に到着。
お店はまだ開いていないので持参した朝食で腹ごしらえです。



前日まで大雨だったせいか、目の前の三方湖は濁っていますね。
写真でみると青く綺麗なのでタイミング悪かったのだと思います。



「三方五湖レインボーライン」へ突入。
名前の通り5つの湖周辺を走る峠道で、日本海も見えるワインディングロードです。
この日は今週唯一の祝日ですが、車も少なく道も快走、非常に走りやすかったです。






ところどころ見える景色もなかなか。
気持ちの良いワインディングですね。ただ全体的に追い越せるような道が少なく、遅い車にひっかかった場合はストレスがたまりそう。
止まれるスペースはけっこうあるので、ワインディングではありますがのんびり走るのが一番楽しめそうですね。










山を下った後は北を目指し高速へ入る予定ですが、その前に敦賀市の「気比松原」へ寄り道します。
日本三大松原の一つだそうです。
松原並んでいる道は短いですが、景観は非常に絵になります。


奥には駐車場と海岸があります。
たぶん普通の客はこっちがメイン。
海岸も広く夏シーズンは人が多そうです。






次は高速に入り北上、福井市経由で東の勝山市に向かいます。
目的地は、本家族旅行のメインディッシュ「福井県立恐竜博物館」。
それはもう福井県に来たからには行くしかないでしょう。
もちろん。子供たちのため。

道の駅「禅の里」で昼食を食べ目的地に向かいますが、子供たちも寝てしまい少し時間もあるのでドライブがてら寄り道します。


広域農道「テラルふれあいロード」。
勝山市を横断する経路になっているので国道走るくらいならこちらを走ったほうが楽しいし速い。
勝山城から東に向かう道は景色もよく車通りもまったくないので気持ちよく走ることができます。


そのまま田舎道をぐるっと回って勝山城付近に戻ってきた後恐竜博物館へ向かおうとしますが、途中に見えた巨大な建造物に驚きます。


「清大寺」だそうです。
座像としては日本一の大きさな越前大仏が置いてあるみたいですね。
奈良の大仏よりも大きい17mとのこと。
時間がなく中には入りませんでしたが、外から見ても迫力のある巨大な五重塔やお寺があるのでいつかは行ってみたいですね。




さて、だいぶ迂回してしまいましたが子供たちも起きたのでいざ本命へ。
近くまで来るとホワイトザウルスがお出迎えしてくれます。
たぶん実物大。



ホワイトザウルスから少し進むと「恐竜博物館」の入口が見えてきます。


中に入ると恐竜がお出迎えしてくれます。
敷地は非常に広い。



博物館は最後に入ることにして、最初に行ったのは「かつやまディノパーク」。少なくとも子供は骨しかない博物館よりテーマパークのこっちのほうが絶対面白い。





テーマパーク内は小さな子供が遊べるアトラクション以外にも、恐竜が潜むというジャングル遊歩道があります。
ここがめちゃくちゃ面白い。
恐竜がたくさんいるのですが、なんと全てが動いている。
3歳の娘はホンモノだと思って少し怖がっているのも面白い。








これはテンションがあがります。
子供より楽しんでいるいい歳した大人も誕生です。
もちろんティラノサウルスもいます。こりゃすげぇ。



娘はまだ公園やアトラクションで遊んでいたそうだったので、奥様にまかせてボクと赤ん坊な息子は先に博物館へ。
ジュラシックパークにでてきそうな研究所的な雰囲気があります。





中も広い。
ただ一人でじっくり探索する場所ですね。子供は飽きそう。
ボクは大人なので楽しい。










恐竜博物館を撤収し1時間ほど走ってあわら市へ。
この日の宿は「あわら温泉ぐらばあ亭」。
ここにも恐竜がいる。。。

子供が遊べるフロアもあり、部屋も広くて良い旅館でした。


4/29(火)福井県ツーリング兼家族旅行初日、走行距離は377km、走行時間11時間でした。






4/30(水)福井県ツーリング兼家族旅行、天気は晴れ。
朝イチ向かったのは福井県で一番有名な観光スポット、「東尋坊」です。





商店街を歩いて「東尋坊」の断崖絶壁へ。
刑事ドラマの終盤でよく犯人が追い詰められたりする撮影スポットで、自殺の名所としても有名とのことで。




割と怖い。
足を踏み外したら普通に落ちそうです。
風もまぁまぁ強く目が開けられない我が息子。



しかし、ついて早々なにやら騒がしい。
警察や消防庁の隊員らしき人がドタバタしています。

これはもしや。。。ってやつですよ。

スピーカーで「救助ヘリが来ます。風が強いのでしゃがんで下さい」と注意喚起されます。


やっぱり人が落ちたそうですね。


少ししたら救助ヘリがやってきて、閉鎖もされて全員追い出される。




消防庁隊員の救出劇の一部始終を目撃することに。
その日の夜のニュースですが、自殺ではなく事故で一人亡くなったそうです。


救助隊の皆さんもお疲れ様でした。


そして閉鎖されている内に撮影した誰もいない「東尋坊」。
これはこれで貴重な1枚です。




救出活動が終わって閉鎖が解除される頃にはお昼前だったので
商店街で海鮮丼を食べ、次に向かったのはすぐ近くの「雄島」。


「雄島」まで続く「雄島橋」を歩いて渡って島まで行くことができます。


橋からは先ほどまでいた「東尋坊」を見ることができます。


雰囲気を味わいながら散歩するには最適な場所ですね。




「雄島」の次は「越前松島水族館」。
これもすぐ近くにあります。


そこまで大きな水族館ではないですが、子供を連れてくるにはちょうど良い規模感です。
ついて早々イルカショー見学。




ペンギンがたくさんいたりタコに触れたりと、平日だったのもあり人も少なく快適で楽しめました。
東尋坊、雄島、水族館とすぐ近くにあるのでセットで楽しめます。




越前海岸線を走り、次の宿へ。
日本海を眺めながら福井県の海岸線を南下します。


割と走りやすい道が多いです。




1時間ほど走り次の宿、「越前糸生温泉 泰澄の杜」へ到着。



4/30(水)福井県ツーリング兼家族旅行の2日目、走行距離は60km、走行時間は6時間半でした。



明日は福井県を南下し、滋賀県へ突入です。
琵琶湖と伊吹山を走りますよ〜。


後編へ続く。
Posted at 2025/06/05 17:03:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2024年08月18日 イイね!

【後編】2泊3日車中泊 岩手県ツーリング【目指せ本州最東端】

【後編】2泊3日車中泊 岩手県ツーリング【目指せ本州最東端】本州最東端を目指した岩手県ツーリング、文字制限(30000字以内)に引っかかり仕方なく前編と後編に分かれてしまう模様。

2泊3日程度のツーリングブログで文字制限に引っかかってしまうのは非常に癪ではありますが、画像データ1枚が300字以上と無駄に文字数を使うので、実際の文字数は少ないですよ。写真を10枚載せただけで3000字。



さて、車で行くことのできない本州最東端まで頑張るお話、
総走行距離1720km、総走行時間33時間かかった岩手県ツーリング後編です。





7/14(日)岩手県ツーリング2日目、早朝の「八幡平アスピーテライン」を満喫したあと、すぐ近くの「岩手山パノラマライン」に突入。

岩手県のシンボル、岩手山を横目に走ることのできる快走道路です。


しかし岩手山を眺められるタイミングは少ない。
近くの駐車場で岩手山をバックになんとか撮影することはできました。



パノラマラインの終端で「焼き走り溶岩流」という看板を発見。

・・・溶岩流!?

"溶岩"という言葉に弱い我々はノーマークであった看板を頼りに現地に向かってみます。


おお!!!



すっごい。

日本でこんな景色を拝められるとは。
ハワイに来ているような感覚です。

あたり一面に溶岩流が広がっています。




去年行った御岳山の「日本一の溶岩流」は、草木が生い茂っており”溶岩”という雰囲気を味わうにはほど遠い風景でしたが、これはすごいですねぇ。
ほかにも国内に似たような景色はあるのかな?

しかし、ここ、あっつい。
周囲と比較しても2,3度は気温上がってるんじゃないですかね。
近くに自衛隊の演習場もあるようで、戦車の発砲音のような音も定期的に聞こえます。

こういうのが好きな人、おすすめです。



さて、ついに今回のツーリング最大の目的地、本州最東端のある魹ヶ崎(とどがさき)へ向かいます。
ここから東へ向かって150km、海岸部を目指してひたすら走ります。



しかし。。。昨日からうすうす感じてはいたんですが。

岩手県、車おっそい。

全体的にすっごい遅い。
流れが、とかではなく個々のスピードが遅いんですよね。
制限速度もでていない車をよく見ます。

おそらくチンタラ走るジジババが多すぎるせいでそれに慣れてしまった若者県民もそのような運転になってしまっているのでしょう。
茨城県民からしたらストレスでしかない。

まぁしかし、だいたいそのような車を先頭に渋滞ができているので、全員が全員というわけでもなさそうだ。



3時間ほどで湾岸部の宮古市に到着。時刻は13時頃。
海鮮丼が食べたいので探します。
が、どこもすごい人。
魚市場も大渋滞で、道の駅「みやこシートピアなあど」に行くもそこのレストランも大行列、次に寄った定食屋も待ち時間長し。


道の駅に3.11被災時の津波高さの表記がありました。
ここもすごいですね。

どこもダメそうなので海鮮丼はあきらめ、ラーメン屋へ。
普通に美味しい。




30分ほどで「魹ヶ崎駐車場」へ到着。







さて、、、歩くか。


そう、本州最東端は車でさくっと行ける場所ではなく、
1時間弱の登山道を歩いていく必要があります。

なんとまぁ、、、登山自体は好きですが、疲れるのは好きではないので山登りは10年以上やっていません。

とはいえ、それを理由に諦めるのもなんかダサいので、
普段運動をしていない漢二人、登山やる気満々でやってきました。



数か月前に近くで熊の目撃情報があることも調査済みなので、
きちんと鈴やスプレー、警棒(?)なども用意し熊対策も準備万端です。



最初に傾斜のある道を登った以降はハイキングような感覚で歩いていけたので思っていたよりキツくはありませんでした。
何名かすれ違う程度で全然人はいませんでしたが、ほぼ全員クマ避け対策しているのはさすが。

熊に警戒しながらひたすら歩く。
1時間かからずして森を抜けます。


本州最東端、制覇!!



達成感半端ない。
ここまでやったらもう本州最西端も行かざるを得ないでしょう。
二人目の子供も生まれるので当分行けなさそうですが。

周辺は何もない崖。
数人ほかの登山客もいました。


灯台もあります。
自動化になる前は職員が家族と住んでいたようで、映画にもなっているそうですね。
どんな生活だったのか少し気になる。




最大の目的は達成したので、また1時間かけて戻ります。
帰り道は割と気分的にもスムーズ。

そして愛車FK2が見えてきた時の安心感。
熊に遭遇しなくて良かったです。



この日のツーリングは終了。
近くの町に行き、夕食と温泉に入ります。
夜飯を探すのも満席ばかりで非常に苦労しましたが、温泉は「うみねこ温泉 湯らっくす」で、夕食はその近くにあった小さな居酒屋にしました。

夜の国道がガッラガラで車ほとんど走っていなかったので、明日のことを考慮し空いているうちに行けるところまで北上。
結局暗い道を50kmほど走り、寝床は「熊の鼻展望台」で。
明日の「龍泉洞」に備えます。


7/14(日)岩手県ツーリング2日目、総走行距離は360km、総走行時間12時間でした。






7/15(月)岩手県ツーリング最終日、朝7時。
天気は曇り時々晴れ。


「熊の鼻展望台」で朝ごはんを食べ・・・

ん?






また現れたか。


もう東北はどこにいても熊は出没するようですね。

まぁそんなことイチイチ気にしていては何もできないので朝ごはん。


気持ちのいい朝ですな。
小学生のころ地理で習った「リアス式海岸」が良く見えます。


「熊の鼻展望台」から30分ほどで「龍泉洞」へ到着。




日本三大鍾乳洞の一つ。
あと二つは山口県の「秋芳洞」と高知県の「龍河洞」です。
「秋吉台」は非常に素晴らしく感動したレベルでしたが、四国ツーリング行った際に「龍河洞」はスルーしていました。
しまった。また行く理由ができてしまった。

入口は割と派手。




中は気温11度と少し肌寒いくらい。




秋芳洞は横に大きな鍾乳洞でしたが、龍泉洞は縦に長いようです。
つまり非常に深い。




コウモリもたくさん生息しているようで。
昼間だったので見つけることはできませんでしたけども。




奥まで行くとひたすら上に登っていくルートがあります。
わざわざ警告まで書いてある。




上まで行くとすごい高さ。
プチ高所恐怖症疑惑のあるボクは少し怖いくらい。



まだまだ奥のほうには未開区域があるようで、
自然というのはすごいですね。


個人的には秋芳洞の感動には敵いませんが、これはこれでジャンルの違う凄さがある。


そして道路を挟んだ反対側には「龍泉新洞科学館」があります。
ただの博物館かと思ったら、こちらも鍾乳洞。


割と国内のいろんなところに鍾乳洞あるんですね。


中も立派な鍾乳洞。
せっかくなら寄ってみるのをオススメします。




ちなみに8/18(日)現在、先日の台風の影響で龍泉洞の内部が浸水してしまい水も濁ってしまったようで、再開未定の長期閉鎖となっています。




「龍泉洞」を出発し、すぐ近くの道「下閉伊グリーンロード」を走って海岸沿いに戻ります。
グリーンロードと名の付く道にハズレ無し。
車が全く走っていない2車線の快走ワインディング道路でした。


道の駅「たのはた 思惟の風」に到着。
時刻は11時を過ぎているのでここで昼食とします。


選んだのは一日10食限定のヒラメ刺身丼。
ヒラメの刺身ってめちゃくちゃ美味しいんですね。
山口県で本場のフグの刺身を食べた時のようなプリプリ感。
割と感動しました。





海岸部にでてすぐにあった震災遺構「明部海岸防潮堤」に立ち寄り。



置いてある遺構はほかの個所に比べると地味に見えますが、
看板の説明文を読むと波の破壊力の恐ろしさを実感できます。




ほかの震災遺構もたくさん見てきましたが、
やっぱり引き波の威力がすごいみたいですね。







岩手県ツーリング最後の目的地、「北山崎」へ。
震災遺構のすぐ近くにあります。





ここはリアス式海岸の景色が一望できる有名スポットの一つ。
中は結構大きな広場になっており、お店も多く子供を連れて遊びに来るには良さげですが、この時期はアブがけっこう飛んでいて少々身の危険を感じる。


展望台は奥にいくつかありますが、手前の広場からも少し覗くことができます。


国立公園一覧。
おお、割と制覇しているぞ。



さて、景色を堪能しに一番近い展望台に向かいます。



・・・。


さっきは見えたやん。


タイミング悪し。
10分程待っても全然見えそうにないのであきらめて撤収。

見晴らしがよいとこう見えるそうです。



残念ながら景色を拝むことはできませんでしたが、
まぁ似たような景色はこれまでも見てきたので悔いは無し。

時刻は14時頃、さらば岩手県。
高速道路に入りひたすら南下します。


夕飯は常磐道の南相馬鹿島SAで牛タン定食。



帰りは茨城県の日立市あたりで大雨にやられましたが、
我が相棒FK2と共に今回も無事故無違反で無事帰宅。



7/15(月)岩手県ツーリング3日目、
総走行距離610km、総走行時間8時間でした。





帰宅後、大谷翔平の故郷である花巻市で購入したお土産、
幻のめんつゆを感謝の気持ちを込めて我が奥様へプレゼント。

これがいかに超貴重なものであるかをレヴォーグ友人の受け売りで力説。
へぇ~そんなにすごいものなんだとスマホをポチポチする我が奥様。




「アマゾンにあるけど」




そういう問題じゃないんだぞ。
Posted at 2024/08/18 21:43:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2024年08月16日 イイね!

【前編】2泊3日車中泊 岩手県ツーリング【目指せ本州最東端】

【前編】2泊3日車中泊 岩手県ツーリング【目指せ本州最東端】はい、そらもう。

本州最北端(青森県大間崎)本州最南端(和歌山県潮岬)へ行ったとなれば・・・


東と西も行くよね!?





走ってきました岩手県。

目的地は本州最東端「魹ヶ崎(トドガサキ)」。

新型フリードクロスターの納車報告と逆転してしまいましたが、
7/13(土)~7/15(日)の2泊3日車中泊!

1日目(赤ライン):「荒川高原」「八戸川内大規模林道」

2日目(黄ライン):「八幡平アスピーテライン」「岩手山パノラマライン」「魹ヶ崎」

3日目(橙ライン):「龍泉洞」「北山崎」

総走行距離1720km、総走行時間33時間でした。



長年の夢、北海道を我が相棒FK2シビックタイプRで制覇した今、ボクの次なる目標は本州東西南北の制覇。
ちなみに、最西端は片道1000km先にある山口県にあり、行くにはだいぶ気合がいるのでまずは最東端のある岩手県へ。
こちらは半分の片道500kmとだいぶ難易度が下がります。

3年前に山口県へ行った際は本州最西端を意識しておらず、ルートに入れていなかったのでまたリベンジですね。



7/13(土)、世は3連休初日の朝5時、常磐道「友部SA」に集合。



やぁ、レヴォーグ友人。
ボクはここまで自宅から30分程度なので4時起きですが、神奈川県からはるばるお越し頂いたこの人は朝2時起きだそうで。


お互い愛する妻と小さな娘を実家において、またまた野郎二人旅。
我が奥様は二人目妊娠中でお腹も大きく、本当はGWに行った紀伊半島ツーリングを最後に今年度は長旅に行かないつもりでしたが、、、

なんとレヴォーグ友人が転職に内定し、下期から神戸にお引越しということで。
もう当分行けなくなってしまうだろうから行って来ていいよと両奥様のお許しをきちんと得ています。


そしてこの3連休の天気予報は、東北地方のみ"晴れ"!
関東以南は3連休ずっと雨でした。
職場で「3連休どっか行くの?」と何度か聞かれるので「岩手県ツーリング行きます」と返すと「天気悪いじゃん」と言われるので「東北は晴れてるんですよ」とドヤ顔で答える。


神は味方している。



常磐道をひたすら北上、宮城県の仙台市も超えてさらに北へ向かいます。
朝10時頃、「花巻空港IC」で高速道路を降りて岩手県に上陸です。


ここが、あの大谷翔平を生んだ「花巻市」。。。

”大谷翔平が生まれ育った故郷”というだけで世界カーストランクが一気に跳ね上がる。

ありがたやありがたや。




岩手県ツーリング最初の目的地は「荒川高原」。
ここから荒川高原まで東へ40km程度ですが、ガソリンスタンドを探しながらのんびり走ります。

道の駅「とうわ」でトイレ休憩。


ここで売店を物色していたレヴォーグ友人が興奮し始める。
なんかものすごい激レアなものを見つけたらしい。


岩手県名産 佐々長醸造老舗の味 つゆ。

料理得意なレヴォーグ友人曰く、まったく手に入らない幻のめんつゆらしい。
まさか偶然寄った道の駅でこんなものが売っているとは。
これだから旅は止められない、とものすごいテンションで5本くらいレジへ持っていく。


ふむ、よくわからないがそんなにすごいものなのか。
ならば少しお高いがボクも1本お土産に買っていこう。
我が奥様も喜ぶに違いない。


すぐ近くにめんつゆの本店もありました。
目の前を通って目的地に向かいます。



幻のめんつゆを手に入れたことでテンションが上がっていた我々、
そういえばガス欠寸前になっていたことに気づき焦り始める。

次の街、遠野市周辺でなんとかぎりぎりガソリンスタンドを見つけましたが、
久々のチキンレースにシビれました。

現在の時刻は12時前、「荒川高原」のふもとまで来ていたので
峠道に入る前に近くの道の駅「遠野風の丘」でお昼ご飯です。

岩手県の郷土料理「ひっつみ定食」。美味しい。






食後はさっそく「荒川高原」への山道に入っていきます。
山道と言っても1.5車線以上ある比較的広い田舎道で走りやすいです。

道の駅から20km弱走り「荒川高原」に到着。


”高原”というよりは、”牧場”って感じ。


高原が広がって見晴らしの良い区間は割とありますが、
写真映えする場所は少ないですね。
車もほとんど走っていないのでのんびり走ることができます。



牧場を超えて少し走った先にあるのは「荒川高原のシナノキ」とグーグルマップに書かれたスポット。


立派な木が一本立っています。
ここはなかなかの撮影スポット。

が、虫が非常に多い。アブも多い。

事前に写真を見た感じでだいぶ期待をしていた道でしたがその区間は一瞬で、それ以外は少し走りやすい山道って印象でした。

北に向かって一度下山し、道の駅「やまびこ館」によってからそのまま「八戸川内大規模林道」を走ります。

こちらも山の中を走る道で景色が開ける場所はないですが、常に2車線道路で車も全く走っておらず、走りやすいワインディングロード。


ただし、ほぼ電波圏外で飛んでいる虫(トンボ)も多いので、気持ちよく走ることはできずのんびり走っていました。



「八戸川内大規模林道」を突破し、国道に合流すると車通りも増えてきます。
国道455号に入り途中の道の駅「三田貝分校」で一休憩。


ここでFK2のフロントバンパーを見ると恐ろしいほどのトンボとバッタ。
これだけの数がへばりついているとそりゃもうグロいレベル。


しかも何匹かまだ動いているし。
コワイ。




さて、そろそろ夕飯と寝床を考慮せねばなりません。
岩手県に来たからにはやはり冷麺は外せない。
というわけで盛岡市の焼肉屋へ。




「ぴょんぴょん舎 稲荷町本店」です。
評価も高くこの辺ではけっこう有名なチェーン店のようで。
中は非常におしゃれで高級感ありますが、
メニューはそこまで高いわけでもない。


そして焼肉も冷麺もめっちゃ美味。
去年一人で宮城県ツーリングした際に岩手県に寄って友人と食べて以来ですが、相変わらず美味しいですね。




食後は盛岡市から50km程北上し安比高原方面へ。
道中、「岩手山」を拝むことができます。
明日また走りに行きます。




安比高原に到着。
ここに来るのも青森秋田東北ツーリング以来6年ぶりです。
温泉「安比温泉白樺の湯」へ。


ここの露天風呂広いしいろんな湯船があって面白いです。
オススメ。



温泉の後は寝床の確保。
ここら辺は6年前に来たこともあってなんとなく心当たりがあるのでそこに向かいます。
夜の真っ暗な「安比高原レインボーライン」を駆け抜ける。

ここは昼間であれば北海道のような風景を眺めながら走ることができる快走道路です。6年前の走行記録から。



温泉から15分ほどでトイレのある大きな駐車場へ。
「八幡平アスピーテライン」の麓にある「八幡平市さくら公園駐車場」で一泊します。


7/13(土)岩手県ツーリング初日は走行距離750km、走行時間13時間でした。







7/14(日)岩手県ツーリング2日目、朝5時半。


寒い。


標高は1000mもなく気温は15度弱。



さすが岩手県。
7月の夏真っ最中なので布団なんて要らんやろ、と東北を舐め腐った我々の想像遥か上を行く寒さ。

半袖半ズボンで寝ていたら寒さで目覚めてしまったので、一応持ってきていた長袖にジャンパーのフル装備に着替えやっと寝られる状態に。
やはり布団も持ってきておくべきだった。(迷ったんですが)



さて、早朝からの「八幡平アスピーテライン」。
東北地方では最高峰のツーリングスポットと言っても差し支えない有名どころ。
6年前に来た時はGWの早朝だったので、雪の壁を見ることができました。


ここは季節ごとに異なった景色が楽しめるのもウリで、夏の風景も非常に楽しみです。
前回は秋田県側から登って行きましたが、今回は逆方向から登っていきます。



山を登る前に少し寄り道。
前回来た時に気になっていた鉱山跡の廃墟を見に行きます。





少し道を外れたところにある「松尾鉱山跡」。
封鎖されているので奥までは行けませんが、行ける範囲でも充分な雰囲気を味わうことができます。








我々こういうの大好きです。
写真を撮って本線に戻り、アスピーテラインの山頂を目指して走っていきます。



途中にあった地熱発電も迫力ある。



登っていくと景色が広がります。
前回来たときはガスがかかっておりあまり景色が見れませんでしたが、
今回は晴れ。良い景色です。






八幡平山頂まで来ると駐車場が見えてきてけっこうな登山客が停まっています。
山頂を境に秋田県へ突入。


車通り自体は非常に少ない。
気持ちの良い風景です。
雪景色も良いですが、夏のほうが走ってて楽しいですね。





そのまま一旦秋田県側の入口まで下りていきます。
目指したのは、前回スルーしてしまった「北緯40度ライン」モニュメント。


まぁほんとにただモニュメントが置いてあるだけ。
トイレもあります。



あと、少し登ったところにある「八幡平ビジターセンター」の建物にこんな貼り紙が。


やはり現れたか。
今回の車中泊旅で一番気をつけねばならない宿敵ですね。



再度来た道を戻り、岩手県に戻ります。
八幡平山頂の交差点で来た道とは違う方向へ。
「八幡平樹海ライン」方面に行きます。
こちらも良い景色。温泉もあります。






ただし、「八幡平樹海ライン」は通行止め。
7/4から道路陥没による影響でとのことですが、ちょうど最近まで開通してたんですねぇ。
ここも非常に評判の良い道なのですが、残念です。


再度来た道に戻り、岩手県側の麓にある「松尾八幡平ビジターセンター」で軽い朝ごはん。時刻もまだ9時頃で、レストランも開いていなかったのでお団子などで腹ごしらえ。



次は岩手山寄ってからついに本州最東端へ向かい・・・たいところですが、
文字制限(30000字)の関係で後編に続く。
Posted at 2024/08/16 15:28:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2024年06月12日 イイね!

【後編】4泊5日車中泊 紀伊半島ツーリング【奈良和歌山三重】

【後編】4泊5日車中泊 紀伊半島ツーリング【奈良和歌山三重】我が相棒FK2シビックタイプRと愉快な仲間たちと行く世界遺産の秘境、和歌山県紀伊半島ツーリングの旅、後編です。

実は今回のツーリングで痛感したことがありまして。
ボクは20年以上ドコモユーザーなのですが、ドコモといえば、どんな辺境の地に行こうとも電波が繋がる安心感。
4,5年前まではツーリング中ほかのキャリアの友人たちは繋がらず、ドコモだけ繋がるという状況が多く、マウント取り放題だったのですが、
ここ数年auは繋がるのにドコモは繋がらない、といったことが非常に多くなりました。
(ソフトバンクは相変わらず繋がらない)

和歌山県ではそれが顕著で、レヴォーグ友人(au)は繋がっているのにボク(ドコモ)は圏外、といった状況が非常に多かったです。

圏外になる度にレヴォーグ友人にマウントを取られるボク。
一体どうしたドコモ。

たぶん和歌山県民の9割はau。




4/30(火)、紀伊半島ツーリング3日目の朝6時半。
天気予報は曇りですが、「鶴川公園」の朝は青空が見えます。


幸先のいい朝ですな。



その公園から5分ほど北上した先に道の駅があります。
道の駅「一枚岩モノリス」です。
高さ100mほどの一枚岩がそびえ立っており、なかなかの迫力。




川辺の雰囲気もいいですね。





来た道を引き返し、串本町の海岸沿いへ戻ります。
続いて到着したのは道の駅「くしもと橋杭岩」。




RPGでありそうな土属性魔法のエフェクトのように鋭い岩が連なってそそり立っています。
直線上に岩が立ち並ぶ姿が橋の杭のように見えることから「橋杭岩」と呼ばれているそうです。
かっこいい。







そこからまた少し進んで今度は道の駅「虫喰岩」。
なんかこの地域は岩にちなんだ道の駅が多いですね。




こっちの岩も巨大でおぞましい姿をしていますが、全て長い年月を得て自然にできた穴のようです。
自然界ってすごい。







近くに良い感じの公園があったので朝ご飯。
「池野山環境衛生センター 公園」です。
静かな場所ですが、平日だからかまぁまぁトラックが頻繁に出入りするので意外と騒がしい。


お湯を沸かし期間限定の日清バターコーンシーフードカップヌードルを食す。
まぁまずくはないが、シーフードヌードルって美味しいんだなぁと改めて実感できる味でした。


そういえば、今回のツーリングから導入した秘密兵器。


オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです!
去年の三浦半島ツーリングでレヴォーグ友人が一足先に導入し自慢されまくっていましたが、ボクも負けじと早速購入。

ツーリング中、ボク達はライングループを繋いで運転中もハンズフリーで常に会話ができる状態にしていますが、イヤホンをすることで下車した後も引き続き会話を継続することができます。

これがまた非常に便利。

仲間と離れた際も然り、今回はお互い奥様と愛娘を実家においてのツーリングなので、家族グループライン(奥様同士も仲が良いので互いの家族で構成されたグループラインがある)を繋いでいる時も会話を途切れさせることなく車を降りて観光や撮影をすることができます。

オープンイヤーなので、周囲の音もしっかりと聞こえ、直接の会話も問題なし。

こりゃベンリ。
ちなみに、最初は安物のオープンイヤーモデルを試しで使ってみましたが、長時間装着していると耳が傷んできますので買うならちゃんとしたヤツをオススメします。

今回家族事情で参加できずグループラインに自宅から繋いで会話している他の哀れなツーリング仲間共にオープンイヤーイヤホンを自慢した後、のんびり片づけをして公園を出発。




那智勝浦町の市街地から内陸の山の方へ向かい、到着したのは世界遺産「那智の滝」。
日本三名瀑のひとつで、 一段滝としては日本一の落差133mだそうです。




滝の近くは全て有料駐車場ですが、少し奥に行くだけで無料の駐車場がいくつかあります。

少し歩いて滝の手前まで。
迫力満点です。




いいですねぇ。
ボクは滝も好きなんですよ。

日本三名瀑は、この和歌山県「那智の滝」と茨城県「袋田の滝」、栃木県「華厳の滝」とのこと。

「袋田の滝」は近いので何回か行ったことがありますが、栃木の「華厳の滝」は何度か遠目で見たことがあるくらいで近くまで行ったことは無いんですよね。
今度行ってみよ。



そしてここは「那智の滝」から少し登ったところにある「三重塔」。
この風景を撮りたかった。


歩いて行く分には無料ですが、けっこうな階段を登ります。
車で行くには800円。

迷った挙句、疲れるのは嫌なので金で解決することに。



800円払ってまで車で入る価値があるかと聞かれれば、ボクは「ある」と答えますが、体力と相談してください。

さらに奥には「熊野那智大社」があります。
大きな神社。




さて、満足したので撤収します。
ちなみにお土産は「和か屋本店」で”お滝もち”を購入しました。




時刻は12時前、
来た道を引き返し、那智勝浦町まで戻りお昼ご飯です。
お食事処「大和」でユッケ丼を注文。




ユイケだけにユッケ。
・・・フフッ。




次の目的地は「熊野本宮大社」、
こちらももちろん世界遺産です。
目的地までここから約50km、1時間ほどで到着できそうで今日は時間に余裕がありそうなので、急遽計画を変更。
本日は車中泊ではなくキャンプをすることにしました。


と、なると、バーベキューをやらなければならない。
「熊野本宮大社」の前を一回通り過ぎて
道の駅「奥熊野古道ほんぐう」へ寄り道です。ここで食材を調達。


道の駅という名の非常に大きなスーパーでした。
周囲に他のスーパーはないので、たぶん地元の人はここで食料品を調達している。



買い物を済ましたあとは「熊野本宮大社」へ。
川辺沿いにある大きな砂利の駐車場に車を停め、土手を登るとめちゃくちゃ大きな鳥居が目に入ります。


「大斎原大鳥居」という高さ34m、幅42mの超巨大な鳥居。
非常に迫力があります。




ジブリにでてきそうな雰囲気の林です。




こりゃ古くから伝統がある鳥居なんだろうなぁ。
昔の人はすごいなぁ。



完成日「2000年(平成12年)」。



昔の人はすごいなぁ。



ちな鉄筋コンクリート造の日本一高い鳥居のようです。


「熊野大宮本宮」は歩いてすぐのところにあります。
外人さんが多いですね。










入口では熊野名物”熊野もうで餅”を販売しています。その売り子であるおばあちゃんがとても人の好い方でした。
ちなみに、おばあちゃんの地元はレヴォーグ友人が住んでいる場所と同じ横浜だそうだ。




時刻は15時を過ぎ、良い感じの時間なのでいざキャンプ場へ。
向かったのは事前に調査してあった予約要らずの「田辺川湯キャンプ場」。




平日とはいえ仮にもGWの中日なので空いているか心配でしたが、杞憂でした。
ちょくちょく人やキャンピングカーはいましたが、車で進入可能な奥の方はまだまだ人が少なく、良いスペースを確保できました。


そしてボクも自前テントデビュー。
ついにキャンプ場で車中泊ではなくテントで寝ることができそうです。

キャンプ場を流れる川は綺麗で、外人さんが泳いでいました。




さて、川へ遊びに来たからにはやらねばならぬことがあります。

平たい石をせこせこと探しだすボク。
そう、川に来た漢なら誰しもが挑戦したことあるであろう通称「水切り」。
だいぶ盛って30年ぶりくらいのチャレンジです。



結果、6段以上!
最後は反対側の壁に当たって途絶えてしまいましたが、長い長いブランクがある割にはよくできたのではないでしょうか。

これはぜひ娘に見せたかった。今度川に連れて行ってやろう。



夜飯はレヴォーグ友人がもしものキャンプに備え準備してきたコンパクト装備のバーベキュー。


そしてカレー。



料理上手なレヴォーグ友人がもつ異名 ”クック先生”。

某狩りゲーム大好きな我々がレヴォーグ友人の料理人=コックとしての実力を認め非常にリスペクトしている証でもあるのだが、

本人はなぜか釈然としていない模様。



暗くなってきたのでお風呂に向かいます。
車で5分程度の「渡瀬温泉センターおとなしの郷」。
JAF会員だと300円程度。安い。

夜はマイテントでご就寝です。
この秘密基地感がたまらないですねぇ。




4/30(火)紀伊半島ツーリング3日目、総走行距離は137km、総走行時間は6時間でした。






5/1(水)紀伊半島ツーリング最終日、朝7時。
我が相棒FK2の中でいつも通り目が覚める。
外の天気は割と雨。




・・・。



おや。


レヴォーグ友人が大雨に打たれながらテントの片づけを行っている。

窓からにこやかに手を振ると、それに気づいたレヴォーグ友人はなぜか中指を立てて来るのですが、
気にせずボクは優雅にのんびりお着替えタイム。




この状況を説明しよう。
実は昨夜、テントの中で寝たはいいのですが、深夜12時頃、一度スコールが降りまして目が覚める。

スコールが収まった後もう一度寝ようとも隣のテントで寝ているレヴォーグ友人のいびきがうるさくてなかなか寝付けないわけです。
(まぁいびきに関しては事前に警告されていたのですが)

暇なので明日の天気予報でも確認してみるとなんと朝から雨が降る予報ではないですか。


んじゃもうテント片づけて車中泊にするか、と作戦変更。


疲れてぐっすり安眠しているレヴォーグ友人にバレないよう起こしてしまわないようテントを撤収し、エアマットもFK2の中へ移動させ車中泊へシフトします。

おかげで騒音も気にならず安らかに眠りにつくことができました。




さて、撤収準備も完了したところで出発です。
「瀞峡(どろきょう)」方面から東へ進み三重県に入ります。
晴れていればボートで「瀞峡めぐり」を行っても良かったのですが、あいにくの天気なので今回はスルー。



和歌山県から三重県熊野市に入り熊野古道「風伝峠」の国道311号を走ります。

途中寄り道するとあるのが「丸山千枚田」。




雨ではありますが、背景の山々も含め逆にいい感じの雰囲気になっています。

良い休憩所もあったので朝ご飯です。
ここでクック先生恒例の非常に美味しいホットサンド。


食事をしていると意外とぼちぼち車が来ます。
割と有名どころのようだ。

食事後は国道311号に戻り、海岸線を目指して走ります。
その後熊野市街から高速道路に入り、帰路に入りました。
時刻は10時半頃。


レヴォーグ友人は一足先に実家へ向かった奥様と娘のいる兵庫県へ、僕は奥様と娘の待つ茨城県へ。
亀山JCTでお別れです。

18時半頃、特に渋滞に巻き込まれることもなく無事自宅へ到着。




5/1(水)紀伊半島ツーリング最終日は総走行距離640㎞、総走行時間10時間半でした。





4泊5日紀伊半島ツーリング、最終的な総走行距離は1867㎞、総走行時間は42時間となりました。



今回のツーリングで本州最北端と最南端を制覇しました。

・・・ので次は最東端と最西端を目指してみたいですね。

ふふふ。
Posted at 2024/06/12 22:55:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記

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