クスコLSD　タイプRS　ハイブリッド　比較

クスコのLSDは、そもそもデフに組み込まれた状態で中古で購入したもので、仕様がよくわからないものだった。
分解してみて1Wayであることや、RSスプリングが12個、MZプレート（片側）8枚になっていた。
また、LSD自体のケースにオイルが通り抜ける穴が少ない。さらにドライブシャフトが右と左でCリングの位置が違う。そのためSG5のドライブシャフトがCリングに引っかからず抜けていた。
これらから、GC8の初期のものでLSD自体が古いものと思われる。

今回、クスコのハイブリッドデフを購入してみてみると、デフケースにたくさんの穴やMZプレートにオイルの逃げ道がある。

古いMZプレートはだいぶ すれ傷がある。新しいプレートを使用して組み込もうと思ったが、枚数が足りない。古いのを混ぜてみようと思ったが、オイルの通り道を塞ぐことになってしまう。

各プレートの厚みを測定してみた。
RS
一番外のプレート2.28
外歯1.58-1.58-1.57-1.58
内歯1.58-1.57-1.58-1.57
計14.89
反対側
一番外のプレート2.25
外歯1.57-1.57-1.55-1.77
内歯1.56-1.57-1.57-1.57
計14.98

ハイブリッド
一番外のプレート5.69
外歯1.48-1.47-1.47
内歯1.57-1.57-1.56
計14.81
反対側
一番外のプレート5.49
外歯1.46-1.47-1.47
内歯1.57-1.58-1.57
計14.61

RSの左右の差
0.09
ハイブリッドの左右の差
0.20

ハイブリッドは新品なのに差が大きい。といってもMZプレートではなく、一番外のプレートだけだが？