
サンバーのスーパーチャージャーが上手く稼動しないのは前述した通り。
こう言うのは、
マニュアルに書かれていないのがセオリー。
ならば、
オーナーになってから20年足らずだが、
経験がモノを言う。
車体の構造上、
一番怪しくなるのは点火系だが、
これで考えるなら、
アイドリング不調が先に発生しやすいから却下。
次に怪しくなるとすれば電装系だが、
これもアイドリングの不調が無いので却下。
お次は機械的問題。
機械的負担が高い?のかと思いきや、
スーパーチャージャーオイル、エンジンオイルにも異常が無い。
お手上げ?と思いきや、
1つ簡単で単純な検査方法を忘れていた。
あまりにシンプルすぎて見落とす所だったけど、
長年同じ車体に触っているとこんな検査方法が役に立つのである。
単純に、『 音 』である。
叩打検査と聴音検査なのである。
読んで字の如く、片やラバーハンマーで叩いて異音を検知する方法と、
片や動作音で判断する方法。
今回は聴音検査で、発見した。
燃料加圧ポンプの音が変????
トランペットで表現すれば、
同じ音が同じ音程で強弱の変化なく聞こえる状態(安定したロングトーン)が、
同じ音なのに音程や強弱の変化が強くでてしまう状態。
簡単な言い方なら、加圧不足。
普通、キーオンで、
ぶぃ~~~~~~~~ん。カチン。
と言う音なのだが、
今は、キーオンで、
ビ・・・ビ・・・ビ・・・ぶぃん。カチン。
と言う音なのだ。
前回、車検の後、ベルトの劣化で注文して約1ヶ月かかったけど、
ディーラーさんと相談して燃料ポンプと燃料フィルターを追加発注。
ベルトとポンプの交換が翌週にははじまります。
サンバーの加圧燃料ポンプは外付けなので、
燃料タンクを開けなくても交換が出来るのが利点。
この、燃料ポンプ、
極初期の平成2年式。 つまり、加圧モーターの老朽化が原因。
画像は、 音 繋がりでのせました。
元旦出勤の朝、 特車サンバー車内から富士山に向かって
馴らし中の『マルカートのコルネット』を吹いている所。
曲と言うには語弊があるかもしれませんが、
本人的には、『アメージング グレイス』です。
Posted at 2018/01/11 22:02:26 | |
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我想ふ。故にわが愛車あり。 | 日記