
待機勤務明けで、本日が休み。
昨日の記事と平行で作業中の
タコメーターの針振れ対策品の
試作実験機が完成しました。
最近のメーター(ECU用)は
制御電圧が低く、
パルスも電気的に発生させる為、
負圧が発生しないが、
昔のタイプなので、
パルス発生時に
ノイズと負圧を発生する様である。
抵抗とコンデンサでノイズを取り除き、
ダイオードで整流して負圧を除去しよう!!
とする回路である。
実験機なので、見てくれは悪い。
子供の頃に作った鉱石のバラックラジオ並。
今時の方に鉱石ラジオやバラックラジオと言ってもピンと来ないかも知れない。
ダイオードが高価だった頃、
鉱石に針を立ててダイオードの代わりをさせた、
昔版ゲルマニウムラジオの事。
バラックラジオは、
木の底板に基盤を固定し、簡素な正面パネルしか無い、後ろはむき出しのラジオ。
並4コイルに鉱石とネジ釘、蒲鉾の板にベニア板、鉛筆の芯、
バリコンに手製の紙巻きコンデンサにイヤホンでラジオになる。
今では並4コイルが手に入らないから、スパイダ-枠に針金巻いてコイルにするとか。
バリコンが手に入らない時は、2枚の鉄板で苦労しましたけど。
これで、深夜ラジオを聴いていたあっしです。
話が脱線した!!元に戻そう。
コードの繋ぎ換えで、
整流だけ、フィルターだけを簡単に切り替え出来る様にして、
無論、両方共使える様にも出来る3通りの使い方が出来る。
後は組み付けてテストするだけ。
あっしの計算なので、
参考までに。
ローパスフィルター部、500ヘルツ以上を減衰。
抵抗12キロオーム、セラミックコンデンサ0、22マイクロファラッド。
整流部、9ボルトツェナ-ダイオード。
9ボルト制限を設けたのは、
推測が正しければパルス電圧5ボルトからメーターが動くはず。
しかも電子制御なら、12ボルトは高すぎると判断。
少しファジーな値だが、中々良い値が無かったので。
テスト待ちの試作実験機です。
結果は後日。
Posted at 2009/05/11 15:16:19 | |
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